2014年05月01日

ドルビーアトモスの家庭用はどうなる?

今日は知る人ぞ知る、サラウンドの日です。
あれ・・今年はトーンダウンしてますか?

丁度いい機会なので、今日は記事の後の方で連絡事項を用意していますが、それはさて置き・・

家庭用サラウンドも今や、5.1chを基本として7.1、9.1、11.1chへと進み、今年中にも更なる新フォーマットの登場が噂されています。

ご承知の通り、最新の映画館で採用する「ドルビーアトモス」のAVアンプへの搭載が予測されるからに他なりません。

ドルビーアトモス。簡単に言うと、天井にもサラウンドスピーカーが追加された音響フォーマットです。
もう一部の映画館で体験されたウラヤマシイ方もいらっしゃる事でしょう。

こちらとか↓



このドルビーアトモスを家庭で再現する方法はどうなるのか?

一番に気になるのが、新たなサラウンドスピーカーの追加が必要なのかどうか?
それはやはり天井なのか、何本なのか?・・という事です。

『これ以上スピーカーを増やしてどうする』

・・と言う半ば呆れ意見が出るのは当然の如く予想するところです。
現状の11.1chでも既に飽和状態だという意見もありますので。

ではどうやって天井からの音を再現するのか?

ドルビーアトモス対応映画館のスピーカー配置を確認してみます。
ドルビーのホームページを見させていただきましょう。
ここの「比較」タブをクリックして見てください。

とにかくスピーカーの数が増えています。天井には2列のサラウンドスピーカーが、左右のサラウンドスピーカーと同数、吊るされています。
なんでも全部で64chまで対応可能とか。しかもその全てがディスクリートとは凄い。
だから5.1とか7.1chという概念では無いのです。

画面横方向の移動感も強化するため、スクリーン横にサイドサラウンドなる設定のスピーカーがあります。
スクリーン裏にもスピーカーを追加して、センタースピーカーとの間も埋めています。

そして本来スクリーン裏に在ったサブウーファーは、何と後方に2台配置されています。
これはどこかで見た配置だと思います。

以上から家庭用のドルビー・アトモス再生方法を予測してみましょう。

ドルビーは既に家庭用のサラウンドフォーマットで9.1chに対応しています。
ドルビープロロジックIIzがそうです。
これにはフロントハイスピーカーと、サラウンドバックスピーカーが含まれています。

そこで予測1・・
ドルビープロロジックIIzのスピーカー配置のままを利用した形で、バーチャルでオーバーヘッドチャンネルを生成する方法。

これのヒントはSuper Hivi Cast ブルーレイチェックディスク(Blu-ray)にありました。

140501-2.jpg映画館における7.1chスピーカー配置の規格が幾つか紹介されています。

140501-3.jpgその中の1つのパターンにTS、すなわちトップサラウンド(天井スピーカー)を含む配置があります。

140126-3.jpgこれを現状のスピーカー配置とAVアンプで再生しますと、TSポジションとして実際に出力されるスピーカー、それはLSとRSすなわち、サラウンドのLとRなのです。

下から2番めです。

実際に試すと、これで頭上から音がするように聞こえます。
このサラウンドLとRスピーカーが天井に近いほど擬似的に頭の上から音が聞こえるという事になります。
ただし、サラウンドL、Rが斜め後方よりだと、音は真上からでなく後ろ寄りにはなってしまいます。

予測2・・
やはり実音源によるオーバーヘッドチャンネルの再生が必要不可欠か?
となれば、これは物理的に困難と言うか面倒なのですが、映画館のような縦に並べる配置か?
頭上に1本もしくは前後に2本(下の図に赤で記しています)・・しかし家庭では現実的に考えるとどうか・・。
140501-1.jpg

予測3・・
予測1と2を受けて独自の想像ですが・・これは実スピーカーの設置を予測した場合です。

図の青い四角の位置、視聴位置の真横あたりに左右に各1本。それを高い位置に設置する・・。
位置的にサラウンドL、Rと被りますが、サラウンドLとRは下の方に、アトモス用のオーバーヘッドch用L、Rは天井近くに、という高さによる住み分けを図る訳です。

これならば従来の壁掛け手段も採れ、天井の真ん中に設置することからすれば、障壁はかなり少ないのです。

予測追加・・
前記したように映画館では、サイドサラウンドスピーカーが追加されています。
この事から、ドルビーもフロントワイドスピーカー相当のチャンネルを追加するのではと推察します。
既にDTSやオーディシーも採用している11.1ch化するのではと。

これと上記予測1の組み合わせは、これ以上のスピーカーを増やさないで欲しいという希望的観測からの視点では有り得ます。

 
・・以上はたして、どうでしょうか。
何か当たれば面白いです。

ドルビーアトモス対応のAVアンプ。早ければ晩夏の発表で販売開始は晩秋あたりにかけて、というのが予想出来るわけですが・・。

さて、それまでは個人的に大きなトピックの予定は無いと思っています。
3Dプロジェクターへの換装、これも・・どうかな。
何にしても望み僅少とは言え、夏の一時金に懸かっていますが・・。


そこで今後についてのお知らせです。

拙いブログにも関わらずに、いつもたくさんの方に訪問していただき、光栄なことです。

ここまでに大分、書きたいことも書けた様に思います。
ノウハウとか、言いたい事とか。
機器の構成も、もはやBライフでは無かろうというご指摘もある様に、ある一定の部分は達成した感があります。

なのでここらで一時、定期の更新というスタイルを休止して、良く言えば充電期間(悪く言えばサボり)にしようと思います。

なので更新頻度が落ちますが、何か臨時トピックがあれば書きますし、書きたくなった時には投稿します。

それまでしばしの離脱となりますが、ご了解いただきたく思います。



・・バイドゥのIMEをアンインストールする時みたいに、女のコに懇願されたら思い留まりますが・・

な、こたーあ無いさね。(笑)

 

posted by shu at 00:24 | Comment(6) | TrackBack(0) | AVアンプの機能、操作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月22日

オートセットアップの精度は? チャンネルレベル編まとめ。

オートセットアップの、チャンネルレベルについてダラダラと書いて来ました。
これまでを整理します。

・AVアンプのオートセットアップによって設定された、チャンネルレベルがどうも実際の聴感と異なっている。

・AVアンプのマニュアル設定で、内蔵のテストトーンは使えない。分かり難いし、結果が同じになってしまう。

・チャンネルレベルをマニュアル設定(自身の聴感よる)するため、「Super HiVi CAST」の、タイトル19のチャプター1を使用して、人の声で各チャンネルレベル調整をやり直してみた。

改めてデータを見てみます。
140222-1.jpg
マニュアル補正値の赤字は誤差の大きい数値ですが、フロントとセンターを除くほとんどスピーカーの誤差が大きいです。
逆に言うとフロントの3本のレベルが元々低すぎると言うことにもなります。

実際この赤字のスピーカーから出る音は、実際の聴感でフロントの3本のそれより明らかに大きいのです。

フロントの3本以外は壁か天井にくっついている訳で、その違いでしょうか。
としたら、壁からの反射が影響しているようにも思えます。
実際フロントハイトとサラウンドバックはそれなりの響きのような音が乗って聞えますので。

フロントワイドに関しては視聴位置に近く、反射も感じられませんから届く音は直接音でダイレクトな音質に感じます。にも関わらず、誤差の数値は大きいのがもう一つ分かりません。

それにしても、これは僕の耳がおかしいのか?
しかし聴感と違うものは仕方ない、自分に合わせて調整するしかありません。
最後はこれしか無いでしょう。

一方、AVアンプ内蔵のテストトーンがなぜ使えないのか?
これはマニュアル設定の定義がフルマニュアルであることを前提と考えると説明出来るかも知れません。
140222-2.jpgつまり、オーディシーのルームイコライザーを一切使用しない状態から始める事です。
試しにこれをオフにして、テストトーンを出してみました。
・・・音量が小さくなるだけで大きな差は無いような。しかし、やはりスピーカーごとの音色が違いすぎて調整は難しいです。

ルームイコライザーをオフにして再構築しようなどと、ここまでこだわる人は少ないでしょう。
何より、それなりの経験と知識とポリシーと耳と根気・・いろいろ必要ですから、プロかそれに近い人に限られますかね。僕はもうこの辺りで疲れました。

最後に全体の音量の底上げをしました。

デフォルト値を見ると「ゼロ」の数値はありますが、何故かプラスの数値がありません。
どこを基準としているのか意図はあると思いますが、これは1つの疑問です。

これをマニュアルで補正すると、サラウンドRなどは-12dbとなり、これはちょうど調整値の最大値になってしまっています。
140222-3.jpgこれで影響するのは当然ボリュウムです。
これは音量のバー表示ですが、真ん中を過ぎれば大音量なイメージなはずですが、AVアンプの場合にはそうでもありません。
しかし、全体に大きく出ているチャンネルレベルを下限あたりまで下げたために、全体の音量がもっと寂しくなってしまいました。

そこで、手をつけていないセンターチャンネルをゼロとして、全体をその分引き上げました。(各数値に4をプラス)
これが最終設定値の数値です。
これでボリュウム位置に対する、音量が出てこない感を軽減しました。

さて、これで「Super HiVi CAST」に収録されているようなデモ(DTSのトレーラーなど)を再生して確認すると、当然後ろ寄りだった音場が改善されました。

試しに、AVアンプのオートセットアップに任せた、「デフォルト」に戻して聴いてみましたが、これは一聴瞭然という結果だったのは言うまでもありません。よくこれで今まで平気だったなと。


「それにしても、音にはこだわりますねえ?」

そう思いますか。

今、最高の映像を求めた場合は、初期コストが高すぎます。4Kプロジェクターなどは。

だから、こっちにこだわっていた方が遥かに低コストで済みます。
僕にはそっちの話がしたくても、出来ないということですね。


次回からは、アステカのピラミッド?について書いてみます。
・・・??


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posted by shu at 13:46 | Comment(4) | TrackBack(0) | AVアンプの機能、操作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月11日

チャンネルレベルのマニュアル設定方法について。

えー、多分いつもの読者さんの3分の2くらいは脱落されているでしょうね。(笑)
なのでちょっと先を急ぎます。

自身の聴感によるチャンネルレベルの再設定方法です。

前回紹介した方法を取る理由について。これはなぜか?。
これの説明がまだでした。

聴感によるマニュアル補正の方法で、僕の知る一般的な手法は、スピーカごとにザーというピンクノイズを順に聴きながら、音量を合わせるという方法です。
これはチェックディスクと呼ばれる物に収録されています。

下の方に書きますが、このピンクノイズを聴く方法は分かり難いです。
(僕には聞こえる音質が違いすぎて、音量そのものさえ判断が難しいです。)

通常、AVアンプでマニュアル設定をする場合には、AVアンプ内蔵のテストトーン(DENONはザー音です)で行うわけですが、チェックディスクを用いた場合と意味合いが違って来るようです。
これは次回のまとめで書くことにします。

ここで非常にピンポイントな話になりますが、お持ちの方もあるかと思いますので触れておきます。
DVD版のHiVi CASTに収録されているような方法ではダメなのか?という事についてです。

120603-3.jpgその方法は、隣り合ったスピーカーから出る「音楽」で、順に音量バランスを合わせて行くものです。

まず最初にフロントLとRのバランスを、次がフロント2本とセンター、次がフロントRとサラウンドR、そしてフロントLとサラウンドL、最後にサラウンドLとRのバランスを確認するといった具合にです。

ここでは必ず2本のスピーカーから出る音を聴くことになります。
それで2本のスピーカーの中間に音が定位するように調整するのです。

この「2本の中間に定位」を見定めるというのが、ちょっと難しいのです。
なぜなら、各スピーカーが同様の条件に無いからです

つまり、取付け高さも違う。壁付け、床置の差もある。
ましてやスピーカー自体の大きさが違うとか。

特にフロントLとサラウンドLの場合とフロントRとフロントRの場合・・
壁の反射や響きが乗っていますし、サラウンドスピーカーの位置が自分の斜め後方ではなく、真横に近い場合にはその「中間に定位」のポイントの見定めが難しいと思ったからです。特に最初のうちは。

仮に全部のスピーカーが同一で同じ高さに並べてあったらならば解りやすいと思います。
雑誌の視聴レポートで見るようなレイアウトなら・・。

だったら、スピーカー1本ごとから出る音で、そのレベルを合わせた方が比較しやすく、その音はピンクノイズや音楽よりシンプルで聞き慣れた人の声の方がわかりやすいと思ったのです。

それゆえ、Super HiVi CASTの方に収録の例のチャプターを利用しました。

ちなみにヘリコプターがぐるりと旋回したり、ハイヒールの女性が一周するというデモも収録されていますが、これらは出来た状態をチェックするためのものです。

しかし、ヘリコプターが自身の周りを旋回するなどというシチュエーション、ありますかね。
実際の音がイメージ出来にくいです。なので雰囲気の確認用と僕は思っています。

え、女性がハイヒールで自身の周りを歩きまわられる方はある?
それはどういう・・


次回でその効果とデータの検証を。


11ch全てのチャンネルレベルのマニュアル設定をする、あるいは確認する方法の1つになります。↓
Super Hivi Cast [Blu-ray]


 

posted by shu at 11:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | AVアンプの機能、操作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月09日

チャンネルレベル再設定データ。

タイトルが変わった?
何度もオートセットアップという活字を使いすぎると、更新してる様に見えないかも・・な理由で意味はないです。(笑)

前回から読んでいただいている方には既に複数の?マークが浮かんでいるかと思います。
順に説明をして行きます。

まずデータです。
140126-1.jpg

前回も表示したデータです。
これが僕の部屋での、自分の耳とオートセットアップによるチャンネルレベルの様子です。

真ん中の「マニュアル補正値」が前回触れた、自身の聴感による方法で得た数値です。

サブウーファーの値に関しては、ほぼオートセットアップ値に準ずる形を取りました。
サブウーファーのレベル調整は、紹介した方法では出来ないからです。
音楽ものを再生して、好みで決めるのが良いと思います。

数値は、特にの大きいものを赤字にしています。
一番左の「オートセット値の誤差」の数値の大きさが、聴感上の音量との差を表しているという事になります。

サラウンドL、RとサラウンドバックL、Rの数値がやはり大きいです。
サブウーファー2台を後方に配置した11.2chサラウンドの再生時に、後方に音場のバランスが引っ張られていたのはこれのせいでした。

それにしても・・の?マーク・・何でこんなにも数値が違うのか?という事ですね。

よく見ると、誤差の大きいチャンネルにどうも傾向があるように思えます。

何だか分かりますか?

それは壁に近いスピーカーほど誤差が大きく出るのではないか。ということなのです。
ここは別にまとめの記事で触れるつもりです。

次は方法について詳しく。


今こんなアイテムを使用した取り組みを、ほぼ一段落させたところです。↓

KRYNA AZM-N(ナチュラル) 拡散材 クライナ Azteca(アステカ)


記事の個人的リクエストも頂いています。良い子はもうちょっと待ってて下さい。(笑)

 

posted by shu at 19:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | AVアンプの機能、操作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月26日

オートセットアップの精度は? チャンネルレベル編2

業界の昨今は、4Kの話題で花盛りと見受けます。
皆さんドキドキ、ワクワク。なんですかねえ?

一方で、AVアンプのオートセットアップが云々などと話題にするのは僕くらいでしょう。
時代錯誤もはなはだしい?(笑)

「しかし、これこそがAVサラウンドの真髄。ここを疎かにしてどうする!」

いつになく無駄に力を入れてみますた。


さて、

オートセットアップによるチャンネルレベルの設定値・・これがどうも怪しいと言うより、おかしい。
ならばこれは、マニュアルで設定するしか無い。

という訳なのですが、その方法はどうするか?

AVアンプ内臓のテストトーンではだめです。
実際の音量とテストトーンの音量がイコールではないという現象が起こっているからです。

能書きが先行してもあれなので、先にデータを貼っておきます。
140126-1.jpg
これはチェックディスクの「Super HiVi CAST」に収録された、あるチャプターを利用して、聴感で設定したものです。

140126-2.jpgそのチャプターとは・・
まずHDオーディオチェックから「スピーカー配置と音声チャンネル」に進んでそれを選択します。


140126-3.jpgすると、この画面が出てきます。これを利用するのです。

これはサラウンドスピーカーのチャンネル名に応じた音声が、自分のAVアンプでどう出力されるのかを確認するためのいわば、シュミレーション画面です。

一番上が、左右2本のサラウンドバックスピーカーに出力されるスタンダードな7.1ch構成。
次は左右のフロントワイドスピーカーに出力される場合の7.1ch。
4つ目がヴァーチカルハイト、つまりフロントハイトスピーカーに出力される場合という感じ。

そしてここでは、各スピーカーから順に女性の声が出ます。
レフト、センター、ライト、レフトサラウンド、ライトサラウンド・・という具合にです。
そう、これで11ch分の音声レベルのチェックが可能です。

そして、この「人の声」がミソなのです

次回データの説明と、なぜ上の方法なのかについて書きます。



「Super HiVi CAST」です。


ちぃーとお高いですね。

チェックディスクってのは仕方ないか。
映像のデフォルトを設定したい人や、僕が説明する方法を有効と思われる人には、まあ、買いです。

しかし7.1ch仕様だからといって、7.1chのセットアップが出来るチャプターは用意されていません。(ええっ!?)ガッカリだよ。

『DVD版の「HiVi CAST」に基本の5.1chが収録されていますから、そちらをご利用ください。』
ですって。

・・ちょっと、サラウンドバックの2ch分は??(笑)


お詫び。
前回記事の画像が間違えていましたので直してあります。


【送料無料】Super Hivi Cast 【Blu-ray】
ステレオサウンド、DVDチェックディスク「HiVi CAST」ステレオサウンド HiVi CAST (HVCA-001)

 

posted by shu at 13:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | AVアンプの機能、操作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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