2012年01月15日

HTS3001SEの天吊り方法2 既製金具流用篇。

今日の記事も、非常にレアかつピンポイントな内容となっております。

111225-2.jpg12月25日の記事で、HTS3001SEを既製のブラケットを流用して天吊りした、こちらの画像を貼っていましたが、今日はその詳細について書いておきます。


はい、これは非常に広い需要があると思われる案件です。(笑)

まず流用するブラケット(スピーカー天吊り金具)ですが、以前から設置済のボーズの100Jを吊っていたものをそのまま使います。
現在同じ物は販売されていないようですが、101シリーズ用のCW-30BやデノンのASG-10などが使えると思います。



そのブラケットに汎用金具を取り付けて、HTS3001SEの台座をそのまま引っ掛けるというのがその方法になります。

使っているのは、30×30のアングル1本と細長い、汎用ステー金具2本です。
120115-3.jpg

アングルは30センチ程度の物を買って、適度な長さで切断します。
ステーの方は有った物を使ったのですが、もとは片方がL型に曲げてある汎用ステーで、穴のピッチは38ミリ、板の幅は15ミリのものです。
これも適度な長さで切断します。・・下に飛び出ていますが普段はスピーカーの影になって見えないので良しとします。

ブラケットの接続とステーの取付けにおいては、アングルの長穴がミソです。
V字の角度でHTS3001SEの台座の引っ掛け部との位置関係が変わって来ますから、最良の位置で固定するようにします。

まあ、この辺は当事者だけが理解できる事かと思いますが・・・。

台座の引っ掛け部分ですが、ネジを入れても締め付けは出来ませんので長めのネジを使ってダブルナット(ナットをナットで締め付ける)で緩み止めをしておきます。
要は壁掛けと同じ要領で、「金具に掛けた状態」にするわけです。

120115-1.jpg実は以前この部分のオリジナル金具を作っておいたのですが、設計ミスで使うのを断念しました。(泣)
スピーカーが天井取付け板のセンターから離れ過ぎて、ブラケットの角度調整部分に負担が掛かりすぎました。


120115-2.jpgそれで急遽有り合わせで作ったのがこれです。
考えれば何とか出来るものです。


以上参考になる方がいらっしゃれば幸いです。
(実施の方は自己責任にてお願します。)

さて、これでサラウンドスピーカーの全てがKEFのユニQドライバーになりました。
これでようやくドルビーPLIIzやオーディシーDSXのサラウンドフォーマットの適正な感想が書けると思います。

次回からはそのあたりに触れて行きます。
(そりゃあ、断然揃えたほうが良かったですよ。)

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これも使えるかもです。

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2011年12月30日

HTS3001SEを天吊りする方法。

KEFのXQやiQ、また現行のQシリーズなどのスピーカーユニットには独自の同軸2ウェイのユニQドライバーが採用されています。

これらのスピーカーをホームシアターのメインで使用する場合に、サラウンドスピーカーには何を選ぶべきか?

やはり同一メーカーの同様なユニットを採用した製品が間違いありません。
ただ壁掛けや天吊りを考えると、その候補は限られてきます。

そこで僕はHTS3001SEを選びました。現在これをフロントハイトとフロントワイドに使用しています。
このスピーカーは5.1chサラウンドシステムとしても販売されている製品でもあり、「壁掛け」ならばそのまま専用の台座を利用して取り付けが可能です。
また、本体が小型ゆえ設置時の取り扱いも容易なのです。

ただし、「天吊り」を考えた場合には、この台座では対応出来ない構造となっています。

何とか付属の台座を利用してまま「天吊り」出来ないものかと思う方もいらっしゃることでしょうね。

実はこれ、考えれば出来ますよ。

天吊りの方法は2つあります。

1.上下を逆にした形でそのまま直付け。
2.他メーカー製の天吊り金具を利用して壁掛けならぬ、金具掛け状態とする。

今回はまず1の方法を紹介しましょう。

111230-3.jpgこれがHTS3001SE台座の裏側です。壁掛け用の長穴仕様となっているのが解りますでしょうか。
この長穴にネジ2本の頭を引っ掛ける形となっています。

これを天吊り(天井直付け)しようとしますと、仮に台座が動くような事があればネジの頭が抜けてスピーカーが落下してしまいます。

つまり台座が動いてネジが抜けることが無いように出来れば良い訳です。


でもどうするのか?
ヒントは「HTS2001.3」のパンフレットに書いてあります。

以下引用します。
HTS2001.3の台の中央にはスピーカーケーブルを通せる貫通した穴が空いておりますが、特に壁掛け時にはこの穴にスピーカーケーブルの替わりにスクリューネジを差し込んでしっかりとスピーカーを壁に固定することをおすすめします。


これを天吊りで応用します。

111230-4.jpgまずHTS3001SEから台座を外し、配線用の穴の目隠しカバーを外してみます。


111230-5.jpgこの穴にネジを差して固定すると言っても穴が大きすぎますね。
ではどうするのか。


111230-6.jpgこういうモノを用意してください。
これはホームセンターで手に入る「ゴム足」に長めのネジを通したものです。
これで穴の大きさがカバー出来ます。
実際にはこの下のサイズでも良いかと思います。


ここからが作業の方法です。

取説に穴位置の原寸図がありますからコピーして天井に目印を付け、2本ネジを打ちます。(ネジは頭の大きさに注意して選択してください)

次に台座を壁掛け時と同様な方法で取付け(スライドさせる)します。

111230-7.jpgこの位置で、先ほどの配線用の穴にゴム足に通したネジを打てば台座のスライド防止が出来ると共に、台座の固定自体が安定するはずです。


111230-8.jpg以上ですが、くれぐれも作業は自己責任でお願いします。
KEFジャパンさんに許可をとってありませんので(笑)


次回は来年となります。
もう一つの方法、他メーカー製の天吊り金具を利用する方法について書きます。


それでは今年一年ご訪問ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。


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2009年10月19日

プレゼンススピーカーの疑問ですか?

最近、当ブログを見に来てくれる方の一番多い検索フレーズは、「プレゼンススピーカー」です。

どういう訳か解りませんが、ヤマハのAVアンプが売れているのでしょうか??
あるいは初心者に売れているのかも知れません。

AX-A1065あるいはAX-V765あたりの機種でしょうか?

プレゼンススピーカーと言えば、ヤマハのAVアンプの専売特許、シネマDSPプログラムを再生するためのプラスアルファ的チャンネル用のスピーカーですね。

普通はフロントプレゼンススピーカーの事を指すのだと思いますが、
Z11やZ7に限ってはリヤプレゼンススピーカーも存在します。


この関連は以前にも書いていますが、最近は取り上げていないので、最新の見解を。

ヤマハのシネマDSPは、バーチャルな音場を生成するもので、実在するコンサートホールなどの音響をリスニングルーム内に再現しようというのがその目的ですね。

で、映画の場合にはさら映像の奥行きや高さ方向の音場を再現します。

プレゼンススピーカーが無くても、それは再生可能です。
AX-V565や、AX-V465などはプレゼンススピーカーの設定がありませんが、フロントスピーカーで兼用するのです。

しかしそれ以外の上位機種については、実音源たるプレゼンススピーカーを接続した方が、より効果的であるのは言うまでもありません。


それではプレゼンススピーカーには何を選べばいいのか?

やはり、フロントスピーカーと同一メーカー。出来れば同一シリーズがベストかと。
その中から、壁掛あるいは天吊りが出来る金具が用意されているモデルを選択すればいいと思います。
必然的にそういったモデルはサイズが小さくなる場合がありますが、極端な大きさの差が無ければ、大丈夫だと思います。

しかし、既に手持ちのシステムに追加する場合には同一シリーズがもう無い場合が出てきます。その時にはオークション市場で中古品を探す、あるいはショップの人に相談して同じような音の出方をするスピーカーを選ぶのが良いと思います。

ただ、フロントプレゼンスは何でもいいと言う店員さんもいると思います。
その場合にはその理由を聞いて、納得できたらそれで良しとしましょう。(笑)


最後に実例を。
僕はKEFのiQのオーナーなので、iQシリーズで説明をしますと、

フロントにiQ70まででしたら、プレゼンススピーカーはHTS2001.3でぎりぎり大丈夫だろうと思います。
低域再生能力の関係で、サブウーファーのクロスオーバーの設定値を引き上げ過ぎないぎりぎりの選択という意味でです。

iQ90だとiQ10にした方が自然かも知れません。iQ30は?と思いますが、これには金具が用意されていません。iQ10で大丈夫です。何ならサラウンド側でも使用出来るくらいです。




HTS2001.3もiQ10も天吊りではなく壁掛になりますが、天吊りだと設置が天井の隅になりやすく、後ろの壁と横壁に加えて、天井からの反射も無視出来ず、音響的には壁掛が無難なのかなと考えます。

【価格はお問い合わせください】KEF iQ10新発売iQシリーズコンパクトスピーカー(2本1組)
KEF Bracket for iQ10壁掛け金具

 

2009年06月07日

iQ7+御影石オーディオボードのその後3

HiVi誌の先月号(6月号)の79ページに載っていた、100円ショップで買えるフェルトを使った音質調整の話です。

記事にするのをここまで引っ張ったために、非常にタイムリーな?話題となってしまいました(笑)
・・見たい人だけ見ていって下さい。

これですね、誌面とまったく同じ品物がありました。

090607-1.jpg

ところでこの「フェルト」なんですが、音を吸収するのに使えるから、とショップの人から聞いた事があって、ドアの内側に貼ってあるのですが、その時は手芸店さんに行って購入しました。

野郎が手芸店ですよ。ちょっと抵抗ありましたけどね。
そしたら100円ショップで手に入るとの事。
それなら早速やってみよう!となった次第です。


これを適度な大きさに切って(スパイクの間に入る大きさ)入れてみました。


090607-3.jpgまず1枚。・・おっ!、変った!(何が?)

もう一枚追加。・・さっきと変らんような。


じゃあ、もっと厚いのを入れてみよう。(?)

右はHTS2001.3が入っていた袋です。これも入れてみました。

090607-2.jpg

しかし、フェルト1枚と2枚、そして布の袋の差が聴いても解りませんでした。(だから何が変った?)


そう、フェルトを1枚でも入れるとこうなります。

・ビフォー:センター成分、たとえばボーカルはスピーカーよりも手前(自分側)に定位している。
      言わば、音が前に出ている感じ。

・アフター:『何ということでしょう!』
      ボーカルがスピーカーのバッフル面と同じか、やや後ろまで引っ込んだのです。


微妙ですが確かに変ります。
このアフターをどう見るか・・僕は好印象に感じました。

音が前に出なくなったんじゃあ、良く無いのでは?

そうとも言えますが、フェルトを外して聴いたその印象を、大げさに言いますとですね、あくまで大げさにですよ。

センター定位がとっちらかります。

ボーカル以外の楽器も前に出ますが横にバラけるような・・。

つまり、フェルトをiQ7と御影石の間に入れると
定位が落ち着いたように(しっくり来るように)僕には聴こえました。

サラウンド再生でのフロント音場の聴こえ方と考えた場合でも、奥行きができた感じでサラウンドチャンネルとのつながりも自然になるのではと考えています。

これがHiVi誌で「音からトゲトゲしさが消え」とか「静かで聴きやすくなる」とかにあたるものなのかどうか、なんとも言えないのですが、これはもう人それぞれの好みの問題でしょうから・・。

090607-4.jpg

     
ところで同じ誌面ではアンプやプレーヤーなどの機器の下にも入れると効果ありと書かれていました。

なので僕も試してみたのですが、結果はまたですね。・・・とやると、


『またかよ!!』と突っ込まれそうなので今回はやりません・・。


と言うか、

・・実は、試したのですが効果が解りませんでした。

       ♪じゃんじゃん。

(ホントにこれは判らなかったです。)

元祖御影石ブームの火付け役オーディオ ムカイ弊社のオーディオボードは、すべて6面(全面)鏡...

 

2009年06月01日

iQ7+御影石オーディオボードのその後2

今日の記事は前々回の記事iQ7+御影石オーディオボードのその後1の続きになります。

iQ7を乗せるために、楽天市場のムカイさんから御影石のオーディオボードを購入して使用していますが、やはり高音がきつく聴こえるのと、中低域の量感が後退したと感じたので、その対策を考えてみました。
ちなみに御影石を購入以前の状態はこの記事iQ7セッティングの通りです。

以前がパイン集成材と真鍮のスパイク受けでしたので、軟質+硬質の組合せでした。

で、今回が御影石と真鍮のスパイク受けなので、硬質+硬質です。

どうもこれが云わば、硬い音がする原因でしょう。

そこでスパイク受けの真鍮製はあきらめて、別の軟質系スパイク受けに変えてみることにしました。

必然的に目に付いたのがこれ、

090601PB-10.jpg

山本音響工芸のPB-10。これはアフリカ製黒檀という硬い木材です。

これで御影石の硬質に対して木材の軟質の組合せが出来る!
価格もスパイク受けにしては安価ですし。

しかもパッケージにはこう書いてあります。

「オーボエやクラリネットに使用される響きの良い素材です」

響きの良い素材。もうこれだけでOKですね。思い込み半分ですから。(笑)

これの交換時には注意が必要です。
硬質と言っても木材ですので、スパイクの先端がくぼみの一番下でなく、斜面の途中に刺さる恐れがあります(ありました。笑)気をつけてください。


実際に交換しての感想ですが、高域のキツさは軽減されます。
例の「響き」も影響してか、中低域の量感も出てきました。

しかしまだ若干高音が耳に付きますので対処として、スピーカーケーブルのたすき掛け
(+線だけを高域側に接続していたもの)を通常の接続に直しました。

これでバランスは取れたと思いました。

しかしもう一点、気になるところが・・。

090601-2.jpg

つるつる、カチカチの御影石の表面とiQ7の底板との間の平行する面。
ここにはフラッターエコーが発生しているはずです。(聞き取る事はできませんが)
ここも何かした方がいいんだろうなと考えていました。

そしたら奇しくも6月号のHiVi誌。これの79ページにヒントが載っていました。

そう、100円ショップで買えるフェルトをスピーカーの下に敷いてみる事にしました。

これで何が変わったか?変らなかったか?

結論的には変りました。

どう変ったのか?・・音の出方、定位感とでも言いますか。
びみょーなんですが確かにこれが変りました。

このあたり、続きは次回に投稿いたします。


最後に補足があります。
これは御影石のオーディオボードに替えてから気付いたことです。

部屋の隅で盛大に低音のボンつきを感じる場所がありました。(ドアの付近です)
これが軽減されて以前より締まった低音になっています。
これは多分、床に逃げる低音が幾分遮断された為ではないかと考えています。

◇音がよみがえった。 元祖御影石ブームの火付け役 白御影石GR31 400X400X30 13.4kg

山本音響工芸 PB-10(4個1組) 凹型ベース

タグ:PB-10 御影石 iQ7

 


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