2010年04月06日

スピーカー設置位置と画面の関係について。その1

HiVi誌の記事にあったように、理想の視聴環境の目安としてはスピーカーは視聴位置から左右に30度、すなわち60度の開き角となる位置に設置し、同時に画面の視野角が45度になる位置を視聴位置とするのが良いということです。

これを、僕のシアタールームにてシミュレーションした図が下の画像です。
100406-1heimen.jpg
まず平面図ですが、今のフロントスピーカーの位置は同じまま、スクリーンから2680mmの位置に視聴位置を持ってくると、画面(スクリーン)の視野角がちょうど45度となり、スピーカーの開き角は65度になります。(60度ではなく65度になりますが、許容範囲とします)

なるほど、この平面図面で見る限りバランスの良いレイアウトになっています。
特にサラウンドやサラウンドバックとの距離も程良く取れる事になります。

ではなぜ現状がこのレイアウトになっていないのか?
(ブログの右の欄にある画像が現状のものです)

それは今まで使用していた機器の都合等によるもので、一応それなりの理由があったのです。
これについては追々説明するとして、この理想とされる視聴位置は一度試してみる必要が有りそうです。

それにはフロントスピーカーの振り角度の調整から始めて、オートセットアップの再設定が必要となり、少々手間が掛かりますが・・。

ただし、この位置がすべて問題なしかと言えばそうとも言えないところがあるのです。

それは個人的な好みの範疇の話になりますが、現状から650mmも前に出ることになりますので「少々前すぎる」のです。

それはなぜか?。いかにフルHDプロジェクターとは言え、ここまで前に出ると「画素」の粒が見えてしまうのです。これが個人的にはいただけません。

だから、その辺で見極めて再設定したいと考えています。

また、もうひとつのテーマとしてセンタースピーカーの要、不要と高さについてもシミュレーションしてみました。

これもあらためて記事にしますが、例のiQ30をセンタースピーカーに想定して、高さ600oのスタンドに乗せた場合の側面図を書きました。

こちらを先にオマケで載せておきますので見ていただくと、解る人には解るスクリーンシアターの場合の問題点が見えると思います。

sokumen2.jpg



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2008年04月16日

定在波対策

カーテン.jpgこの写真は視聴位置背面を映したものですが、真ん中はいわゆるウォークインクローゼットの引き戸でして、両側にあるカーテン。これが定在波対策です。
当然のことながら、僕が納得している対策ですから正当性は主張しませんので、鼻で笑ってもらっていいです。(最近、自虐的になってます)

伸縮できるタイプでダブルのカーテンレールを壁に取り付け、100×200のカーテンを4本吊るしています。手前側のレールに吊るすことでひだひだが出来き、壁との間には若干でも空間が出来ると言う訳です。

文字通り、とって付けたようなものです。カーテンが本来あるべき場所ではないですから普通はやらないでしょうけど、自分の部屋なので好きにしました。

きっかけは、iQ7を入れてからですね。音にシビアになったと言うか、部屋の音響のあらが目立つようになったと言うか。(ほんとかね)

皆さんの視聴環境ではありませんか?
視聴位置から左右どちらかに動くと、低音がやたら強く聞こえるとか。
僕の部屋では右側がそうでしたが、視聴位置では逆に左横に低音が片寄って聴こえるという現象が起きていました。

こういう事案の対策として専門家は、部屋のセンターから視聴位置をずらす事を勧めています。しかし、これでは不自然なスタイルなので受け入れ難し。

もう一つ、アンプの自動測定でフロントのiQ7が「小」判定された事から、視聴位置で定在波によって低音の打ち消し現象が起きているのを認識したからです。

それで視聴位置の背面を吸音してみよう考えた結果、カーテン吊るしちまえ。となったわけです。

で、肝心の効果ですが、視聴位置とその右側での低音の聞こえ方についてはその差がかなり小さくなりました。つまりピークとデップの差が縮められたのではないかと思うのです。また、低音の左側への片寄りも気にならなくなっています。

そして視聴位置でiQ7が「小」判定される。についてですが、これについてはあまり効果が無い様で、視聴位置自体を背面側に下げることで「大」判定されています。

ちなみに視聴位置から見て右側後ろのカーテンを引いて壁を出すと、明らかに低音の反射を感じます。もちろん聴いて違和感があります。

結果として、定在波の影響は無くせないが、軽減はできるようです。
そして低音の聞こえ方の改善には効果がありました。


PJ.jpg最後にもう一度、写真についてです、クローゼットの引き戸は視聴時は開けています。そうしないとスクリーンとの間でフラッターエコーを生じるからです。

また引き戸の間に見えているのがプロジェクターAE700です。
この位置にプロジェクターというのがキモなんですが、この件はまたの機会に。

タグ:定在波

 

2008年02月14日

センター定位のズレを改善するには?

ミクロンウールってご存知ですか?
これです。↓

ミクロンウール.jpg

オーディオ用の吸音材です。
専門誌では余り紹介されませんけど、断熱材の綿に似ています。しかしチクチクしません。

これを何に使うかと言うと、一つはフラッターエコーの解消です。
いわゆる鳴き竜ですね。部屋の中で手を叩くと、びぃぃーんって鳴るのがそうです。

このフラッターエコーは平行な壁面の反射で起こりますが、なぜか対角のすみの壁面でも起きるようです。ですので手を叩きながら反射しそうな壁面を探してミクロンウールをピン止めします。

床と天井の場合にはラグマット等を敷きます。

根気良くやればフラッターエコーは無くせます。

でも、いい加減手を叩いていると痛くなりますので、僕は適当な板切れでやりました。


もう一つは
反射音の抑制ですね。

大げさな言葉を使いましたが、要は僕はこのミクロンウールで
スピーカーのセンター定位のズレを対策しています。

センターの定位が左右どちらかにズレるという事がありますよね。
僕のところでも左側に寄るんです。
これがどうも反射音の影響らしいと気づきました。
反射音チェック.jpg


僕がやったチェックの方法ですが、視聴位置でパンフレットを片手に持ち、色々な方向にかざしてみます。(パンフレットが手軽だっただけです)


すると、あるポイントでセンター定位が改善するところが見つかります。



その場所(壁面が反射性のはずです)にミクロンウールを貼るわけです。(大きさは350×500です)

反射音対策.jpg

僕の部屋の場合、結果的に3箇所ポイントがありました。
視聴位置のすぐ右壁と、斜め右前の壁。→
ここまででかなり改善されましたがもう一つでした。

ちなみに右スピーカーの直近は本棚です。


そこで左スピーカーの直近の壁にミクロンウールを貼ったところ、ここで正解でした。↓

反射対策2.jpg


つまり、左スピーカーの音が、直近の壁から斜め右前の壁に反射し、聴位置に届く。この反射音を減らすことでセンター定位が改善した様なのです。


論理的、あるいは科学的な説明は出来ませんが、ニュアンスだけお伝えします。



要は左右の壁を同一条件にすればセンター定位はズレないということですね。

・・・当り前か。


ミクロンウール




 

2007年12月02日

ドアからの音漏れを対策したら・・

今日はルームチューニングの話です。
と言っても、きっかけは部屋からの音漏れを少なくしたかったのです。
つまり防音です。それが思わぬ好結果となりました。

その内容とは、ドアを通して廊下に抜ける音を軽減するにはどうしたら良いか、ショップの店員さんに相談したところ、鉛のシートを張ったらいいとのこと。

そこで、東京防音の防音・防振シートという鉛シートを購入。これはよくカーオーディオのチューニングで、ドア内部のデッドニングに使われている物ですね。
これをカッターでカットして、ドアの部屋の内側になる側、ほぼ全面に貼り付けました。

DSC00945doa.jpg
なお、この鉛シートはそのまんま鉛色なのでカットした後、缶スプレーでドアと似た色に塗装しています。

効果はどうか?音楽CDをかけて廊下へ出ると、低音の漏れが特に軽減されています。
今までは、ドアを閉めてもほぼそのまま聞こえたくらいの低音が明らかに小さくなっています。

と、ここまでは廊下へ音漏れが軽減されたという狙い通りの話。
部屋に入って聴くと、思わぬ好結果が。

前から感じていたのですが、車の中でカーオーディオを聴く音と、家の部屋で聞く音とでは低音の締りが全然違う。部屋の方が低音が締まらない。ボワン、ボワンていう感じ。

これは硬質な材質で囲まれた車の中であるから故なのでしょうが、この締まった低音の聞こえ方。
これが、木造の部屋の中でもドアに鉛シートを張ったおかげで再現されたのです!

DSC00935kakou.jpg

この様にドアが引っ込んだ造りの部屋です。以前はこの引っ込んだ部分で聞く低音がこの部屋で一番強く聞こえ、実際ドアがバタつく!!事もあったのですがそれも無くなっています。
ここの低音のこもりが改善されたのではないかと。

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