2018年08月09日

シアタールームの改装の件、カーテンの施工について。

 スクリーン周りのブラックアウト工事に関する、この前の記事の続きです。
横壁に貼ったハイミロンは前から125cmまででした。

180712-3.jpg 180712-4.jpg

スクリーンからの反射が最も強い部分はこれでカバー出来るはずですが、もうちょっと視聴位置サイドまで反射対策が欲しかったので、この露出した壁の部分にはカーテンを吊るすことにしました。

180807-13.jpgカーテンはニトリの、ジャズ2という銘柄のブラックです。

左上がハイミロン、右がジャズ2カーテン、左下がダイソーのフェルトです。(フラッシュ焚いてます)

店頭で一番黒く沈んで見えるタイプを選んだつもりが、表面に光沢があるので、やや光ってますね。


さて、ここからが非常にマニアックと言うか、細かいです。判る人にしか、解らないと思います。

カーテンレールにはこちらを使用しました。

180807-12.jpg曲げるとコーナーにも取付けが出来て、自由に長さをカット出来るタイプなのですが、こちら「石膏ボードには取付け出来ません」との注意書きが・・基本、木部直付け用だとの事。

それと実は、説明書通りの取付けをしていません。なので、商品名を活字にするのは止めておきます(笑)


赤線の間が、このカーテンレールです。3mに切って使いました。

180807-5.jpg 180807-6.jpg

左壁はエアコンがあるので2分割です。

エアコンの下は、455mm間隔で入っている下地(間柱)を探してスプーンネジで止めてあります。

下地探しの必需品はこちら。「下地センサー」と、針で刺して物理的に確認する道具の「下地どこ太」です。
180807-3.jpg 180807-4.jpg

・・エアコンの下、ここは良いのです。

問題は、ほぼ天井の高さから吊るす100×240のカーテンの方です。
できるだけ上の方にカーテンレールを付けないと、カーテンが床について、たわんでしまいます。
(隅に吊るしたカーテンは無くても良かったものですが、それについては以前の記事で触れてあります。)

使用したカーテンレールが、石膏ボード不可というもの気になります。
要は接触面積の問題でしょう。狭い方で使うと石膏ボードに食い込んでヨレる、緩む、そうしたことで不可だと言うのだと思われます。

下地との関係、取付け強度の事、レールの位置を天井ぎりぎりに取付けるには・・と考えた末に、こうしました。

180809-1.jpgこれは本品を知らないと解らないでしょう。部品(ブラケット)の上下関係が逆です・・良い子は真似しちゃダメ〜。

天井と壁の隅にある、廻り縁という部材の下に取付けてあります。

ネジを打つ下地は、例の間柱でイケるかと思いきや、上部は構造上わずかに間柱が逃してあるようで、ネジが空振りしてしまいました。(青矢印)

180807-1.jpg仕方がないので、この画像では隠れている本来の穴(ピンク色)の上に穴を新たに開けて、斜め上方向にネジを打ちました。(上の画像の赤矢印)

本来は青い矢印の様に水平にねじを打ちます。これが出来ないので、赤い矢印方向の構造体(桁?または梁)にネジを効かせたわけです。

これでブラケットは廻り縁と壁の2方向が接触していますから保持の強さは大丈夫でしょう。
ダメならカーテンが落ちるだけです(笑)

ちなみに、カーテンを引いて壁を覆うと、こんな感じ。

180809-2.jpgこうするとフロントスピーカーの反射音が無くなって、ちょっと音が寂しい感じがします。
反射のチラチラも、まあ、目に入ります。

ここまで、ハイミロン貼りとカーテン取付けの作業期間は、主に帰宅してからと休日の作業で、約1ヶ月くらい掛けて少しずつという感じでした。


 さて、一連のスクリーン周りのブラックアウトの件、効果の程はどうか?やはり効果絶大なのか?

それがですね・・DLA-X770Rの設置後すぐに工事を始めてしまいましたので、ビフォーアフターの明確な違いを認識出来たわけでも無いのです。(汗)

クルマ好きな人なら分かると思いますが、後付けのパーツのレビューというのがあります。
「納車時にディーラーで付けてもらいました。ノーマルとの違いは判りませんが、良くなってると思います」みたいな。

・・それ、レビューじゃなくて報告じゃん。っていう残念なパターンですね。(笑)

それではあんまりだという声も出るかと思いまして、こんな実験をしてみました。

180807-7.jpg白いのは発泡スチロールの板で、冬に窓の断熱に使っているものです。

これを立て掛けた場合と、無い場合で投射画質に違いが出るかどうか・・・?

180807-10.jpg 180807-11.jpg

・・どうでしょう?
180807-9.jpg 180807-8.jpg

これらの画像では、違いが判らないでしょうけど・・・


実は、目視でもその差が判りませんでした。(!!) 

・・この程度の反射面積では影響が出ない(見えない)のでしょうか。

ある意味、意外でしょう?
一目瞭然なはずだろうと思ったあなた。・・一部の局地的情報で、洗脳されているのかも知れませんよ。


 スクリーン周りの暗幕化はイコール迷光対策で、スクリーンのコントラスト低下を防ぐためというのが一般的な認識かも知れません。
僕の場合は、壁がぼやっと光る、チラチラとスクリーン以外の部分が視界に目に入る・・これらを抑える為の視点で施工をしたというのが本音です。

それでも、作業が進むにつれ画面の色が濃くなったという感じを受けたことは、付け加えておきます。



ところで、一案を思いついたのですが・・
ハイミロンを貼る貼らないは別として、

まず、カーテンレールをダブルにします。
それで、表側に明るいカーテンを、裏側に黒いカーテンを吊るすのです。
シアター使用時は表側のカーテンを閉じて、黒いカーテンを出します。

普段は明るいカーテンを引いておくと、重苦しさが減りますよね。





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タグ:迷光対策

 

posted by shu at 23:20 | Comment(2) | 迷光対策工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月14日

シアタールームの改装の件、ハイミロン貼りについて。

 暗室化などは非常にマニアックな案件なので、『へえー』『ふーん』『なのやらないよ』っていうリアクションでスルーされるかと思いました。
しかし多くのリクエストをいただきまして、意外にも需要、関心があるようなので、早速作業の詳細を追加で投稿します。

まずは基本事項から。

・ハイミロンの(現物実寸幅約95cm弱)貼り付けはどうしたのか?

これは、ホチキスを使用しました。

180714-3.jpgそうです。スタンダードなホチキスです。これをを開いて「押し付けるようにして打つべし」です。
これにはコツが要りまして、成功率が8割くらいですが、画鋲等に比べて目立ちませんから数打てます。

ほとんどの作業が終わる頃に気がついたのですが、ホチキスの針を装填する前に、つや消しスプレーで塗ることで、もっと目立ち難く出来ます。


・紙のハイミロンについて。

180707-8.jpgハイミロンの両端には、このような縁が付いていますが、投射時には見えないのでそのまま貼りました。

気になる場合はここを切ってしまった方が「つなぎ目」は、ほぼわからなくなります。


・ハイミロンをカットした方法は?

裁縫用のチャコでケガキをして、裁断ハサミを使って切りました。
 

 では、作業の詳細を順に説明します。

180707-3.jpgまずこんな感じで、スクリーン裏に、わずかに重なる位置関係で貼りました。
ハイミロンの長手寸法は、予めカットしてから貼りました。

壁の隅の部分で折って、横の壁まで定尺のまま貼っています。

内装屋さんは、長手を大きめにカットしておいて「上を決めて」から「下(巾木の上)を」カッターでカットするという手法を採りますが、素人は大概、既存の壁紙や巾木を傷つけるのがオチなので止めました。
それに端材がもったいないですから。

180707-2.jpgスクリーンを下げるとこんな感じ。スクリーンのブラックマスクと後ろの壁が融合します。

これだけで一気にそれらしくなります。

180707-6.jpgスクリーン下は、反射が少ないと言うか、ほとんど無いので、どうしても貼らなくても良いところなのです。
迷いましたが、結局ここも裁断をして貼りました。

180707-4.jpg天井は定尺幅のまま、2分割で貼りました。1枚通しで1人では無理でしょう。(ええ、この作業は全部1人です基本です)

ちょうどダウンライトに半分掛かったわけですが、作業のし安さはむしろ好都合で、カバーを取り外して凹みに沿ってカッターでRに切り抜き、再びカバーを戻すという作業です。

180714-1.jpgスクリーンのケースは壁からの流れで覆いたかったために、布タイプのハイミロンを使い、壁はホチキスで止めてカバーには被せてある状態です。

え、ケースの横が見えている?
視聴位置から見えなければ良いのです。

180712-1.jpg窓枠に沿ってオールブラックアウトも考えましたが、スクリーンを上げた状態でちょっとダーク過ぎるかなと考えて、とりあえず、こうしました。

窓ですし、普段はスクリーンは上げたいですからね。このインテリアはどうかっていう人もいるでしょうか。
内枠の壁の露出部分の色でも替えてみますか。まあ僕はいいですけど。

180707-5.jpgサイドはまだ足りていなかったので、更に1枚を追加し、天井は、ここからさらに端材を30cmほど足しました。
上目遣いでわずかに素の天井が視界に入っていたためです。

180714-2.jpg心なしか、この30cmで投射画像の色が更に濃くなったような印象がありました。

天井に貼ったハイミロンを近くで見ると、実はだぶついたり、大きなシワが出来ていたりします。

しかし反射がないので、近寄って見ない限りはほとんど目立たないのです。


これでハイミロン貼りの作業は完了です。
これまでに使用したハイミロンは、紙タイプを15m、布タイプを3mです。

この後、カーテンを吊るしたわけです。



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posted by shu at 19:53 | Comment(0) | 迷光対策工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月08日

シアタールーム改装の件。

 前回告知したシアタールームの改装の件、スクリーン周りのブラックアウトについて書きます。

180707-7.jpg専用の部屋でプロジェクターを使いながら、これまで迷光対策に手をつけていなかった理由は何だったのか・・。

それは、映像に無頓着だったとまでは言いません。
あえて言うなら音の方に重きを置いて来たからでしょうか。
正直、優先順位が低かった。
これがまず一つ。

それともう一つ、なかなか部屋の一部であっても暗室化するには少なからず抵抗があったのは否めません。
ましてや築年数が少ない内ほど、そういうものではないでしょうか。

しかし、先般プロジェクターをDLA-X770Rに入れ替えた折、その投射初日に画像を見て即決しました。
迷光対策、これはやったほうが良いだろうと。

とにかく明るいので、周りの壁が反射で光りすぎるのです。
迷光と言うと、壁に反射した光がスクリーンのコントラストを下げるという結果のイメージだと思いますが、壁や周囲が光って、スクリーン以外が目立ってしまうということでもあります。

いずれまた誰かに指摘をされる前に・・というのは冗談ですが、このプロジェクターにふさわしい環境を作ろうと思ったのでした。

それに、うちも築20年になりますから、オリジナルのインテリアを壊すことに、もはや躊躇は無くなったということもあります。

180707-1.jpg実際の作業内容です。
施工前の、スクリーンを巻き上げた状態です。 

スクリーンからの反射で壁が最も明るく光るところ、それが横壁ならスクリーンから90cm前後だというのを、スマホの照度計アプリで確認してありました。天井や床もざっくりそんなところだろうと。

まず当初の計画では、黒か茶系、紺などの暗い色のカーテンを左右の壁からスクリーン横まで吊るして済ますつもりでした。
それで店頭で見て決めた、ニトリのジャズ2という銘柄の黒のカーテンを1m幅で、4枚オーダーしました。

ところが、どうしてもスクリーン横との隙間をうまく埋めることが困難なのです。つまり後ろの壁が見えてしまう・・そのままでも良いが、どうするか。

180707-5.jpg仕方ない。思い切って、あの「紙タイプのハイミロン」です。これをスクリーンが付いている壁から横の壁と天井の必要と思われる範囲に貼ることにしました。

スクリーン側の壁ついては、ハイミロンが必要なほど壁が光るわけでも無いですし、個人的にはここがどうしても黒である必要は無いと思います。

一方で、横の壁や天井との統一感を図るためと、紙ということでの作業性を考えて選択をしました。(要は、やるなら一緒で。という、それ以上考えないという選択でもあります)

スクリーンのケース部分には、壁からの連続で布のハイミロンを被せています。

180708-1.jpg貼り付けたハイミロンは、横壁は前の壁から125cmまで。
これで最も反射が強い部分はカバー出来ますが、もうちょっと視聴位置サイド側近くにも欲しいので、ここには左右共カーテンを吊るしました。

これで両横壁の黒幕化は180cmほどになります。
天井部分は130cmの範囲としました。

オーダーしていた残り2本のカーテンは、左右隅の部分に吊るしました。
ここにも既にハイミロンが貼られており、カーテンは無駄なようですが、隅の吸音と、天井を高く見せる装飾の意味では有りだろうと思いまして。
ちなみに、このカーテンをサイドまで引きますと、フロントスピーカーの鳴り方が寂しくなってしまいます。

光の反射が強い部分にはハイミロン、その他の部分は黒のカーテンというイメージです。

180708-3.jpg床部分・・ここは見た目の部分、とにかく黒くという本人の気持ちで・・実際には反射でかなり明るくなるのですが、きりがありません。

ここにはハイミロンではホコリが付きやすくて厄介なので、ダイソーのフェルトを5枚敷くことにしました。
ま、黒であれば良いとしましょう。

 
 このブラックアウト工事、やってみたあとの部屋の雰囲気、見た目の感想はどうかと言いますと、意外にイケてると思いました。
思いの外、閉塞感は無いですし、天井も高く見えます。何より「それらしくなった」というのはあります。

180707-00.jpg

 目指すべき究極は、映画館の内装ということになるのですが、その映画館に「どれだけ近づけるか」は、個人の選択より他にありません。

僕は「いくらか近づける方の選択」をしましたが、そもそも、やってもやらなくても良いことです
情報を提供しますが、これでなければいけない。とは言いません。別の材料、方法でも良いと思います。

やってみようかな・・という人のヒントや参考になれば幸いです。

 
 ※作業に関してもっと細かい情報もありますが、雑然とするので割愛しました。
リクエストがあれば(恐縮ですが拍手ボタンの数次第で)、その2として書きます。



 迷光対策って、あまりにシビアなことを言いますと「視聴者本人の服装はどうなんですか」っていう話になりませんか?
白いTシャツはNGですか?モジモジくんの衣装にしますか?
映画館も夏と冬では、冬に観るべきでなのでしょうか?




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posted by shu at 17:18 | Comment(11) | 迷光対策工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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