2016年01月24日

スピーカーケーブルのグレードアップ。 その2

Zonotoneの「6NSP-4400S Meister」の芯線剥きの作業を説明します。

151213-2.jpgまず、シースにカッターで切れ目を入れますが、これが簡単に抜けないのです。
何度も繰り返し折り曲げながら、引き抜く感じです。

シースの下にはシールド用のアルミ箔、4本の芯線と介在と呼ばれる糸が入っています。

151213-3.jpgさて、この芯線の被覆を剥くのがまた厄介です。
被覆にカッターで切れ目を入れて、引っ張ると抜ける・・ようなヤワなシロモノではありません。

まず被覆自体が硬いのです。むしろシェル言ってもいいような硬さです。

151213-4.jpg被覆の剥き方は、縦に切れ目を入れてからニッパーで割って剥がすようにします。
それほど被覆と芯線は固着されている感じです。

この際のカッターの刃をおおよそ10°以上立てないことです。(笑) 
10°とはイメージで、ほとんど水平に引くくらいのつもりで良いはずです。

そうしないと、芯線の外周にある「銀コート線」が切れてしまいます。
被覆を無理に剥いても同様です。

この銀線を切らないようにするのが、なかなかシビアな作業です。
僕は、これをセンタースピーカーとアンプセレクターの分、被覆剥きを都合40回(本)やりました。
その内、銀線を切ったのが3本ほどありました。

まあ、専門誌等には芯線を切ると音に影響があると書いてありますね。

しかし、実際にはどうでしょう。1本も切らないのは。
40×撚り線の本数のうち、銀線を3本ですから、その欠損率がこの割合で音質云々?・・これをどう受け取るか?ですね。

ここは2chピュアオーディオの方がハードル上がりますね。
元の本数が少ない訳ですから。・・芯線を切ってしまうと、その欠損率がシアターのそれと違って来ますからね。

151213-6.jpg今回6NSP-4400S Meisterは、センタースピーカーのQ600cをバイワイヤリングするために使用しました。

バナナプラグについては、とりあえずこだわらないのでAmazonのお手軽なのを使っています。

160123-2.jpgAVアンプ側は、センタースピーカー端子の+と−にそれぞれ2本づつ接続することになるわけですが、このバナナプラグでしたら、横と後ろの2方向から接続出来ます。

しかし、緩みが心配?確かに初期の緩みはありました。しかし、こういうタイプはいずれ緩みはあるので、増し締め必須ですが・・今後様子を見てみます。

160123-1.jpgそれとプラグ同士の連結が出来るのは今、気が付きました。

AVアンプのスピーカー端子は隣との余裕が無いので、横のケーブルとの接触が気になる、あるいは収まりを良くするなら、これも有りかもしれませんね。


さて、効果についてはこの前の記事で書いた通りですが、段階を追ってメインスピーカーも・・と思ってはみたものの、資金がその・・・。

そこで思い立ったのが、まずはシングルワイヤリングで刻んで行こうかと。

まさか6NSP-4400S Meisterをシングルで?
それを、後からもう1本追加?

それは2chピュアオーディオの人が考えて下さい。(笑)
シアターユースではいささか無謀です。なんせメインスピーカー2本用には、合計14m×2本必要ですから。(汗)

なのでですね、その下のグレードに「6NSP-2200S Meister」という2芯のケーブルがあります。
これをまずは、1本づつで行こうかと思っています。
このパターンの方が4400S1本よりも価格がお安いですし。
 
実行は懐具合の良い時にでも。


にしても、よくもまあ1mあたり3,300円のケーブルなんかを・・と思われるでしょうか?
もはやBライフではあり得ないと。

しかし、これは中身は4芯です。バイワイヤリング用には通常の2芯ケーブルを、2本必要な訳です。

これまで使って来た、ベルデンのスタジオ718Mk2が1m1,000円ですから、まあアップグレードです。
このくらいはあれです、僕ももう17年もやっていますので・・やってもいいかなと思います。と言うかさせて下さい。(笑)


次回は、あれです・・。
どうしてもこの呪縛から逃れられないというところで・・アトモスセッティングの追加記事でも書きましょうか。


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posted by shu at 10:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 6NSP-4400S Meister | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月17日

スピーカーケーブルのグレードアップ。 その1

新築などを機会に「ホームシアターのスピーカーケーブルは壁の中に配線したい」という気持ちは解ります。あるいは施工事例などから、そのようなイメージをお持ちではないでしょうか。

これがリビングルームや専用のシアタールームでしたら、設計段階から当然考慮すべき項目ではあります。
見た目をきれいに、スマートにしたいからですね。当然生活動線を妨げないためという理由もあります。

しかし、自分の自由に出来るパーソナルスペースならば、必ずしも壁内配線が必要かどうか?
しかも一過性の興味によるものでは無く、趣味として続けて行くという見通しがあるならばどうでしょう。

個人的な経験からお話しますと・・

フロントの3本に関して、あるいは床置きのサラウンドスピーカーも含めて、いずれスピーカーケーブルのグレードアップをした場合、壁内配線用のCD管を物理的に通らなくなります。
メーターあたりの価格が上がると、硬く、太いケーブルという選択肢も出て来るからです。

何より、ホームシアターのスピーカーケーブルは、2chピュアオーディオのそれとは比較にならない長さになります。
これを壁内に通すと、さらに余計な長さを必要とする訳で、当然コストも上がります。

よって先々の実情は、こうなることを考慮した方が良いかも知れません。

160117-1.jpg単純に最短距離で、そのままワイルドに床を這わします。

逆にこうなると「見せる」という意味合いもありますけど。

151213-1.jpgこの電源ケーブルか?とも見える太さのスピーカーケーブルは、センタースピーカーのQ600cをバイワイヤリングするために選んだ、Zonotoneの「6NSP-4400S Meister」です。

外径は10oあって、手にするとシースは硬く取り回し難いケーブルです。

その硬いという印象は内部にも及び、芯線を剥く作業でさらに実感することになります。
この締め付けが音質に関わるこだわりなのかも知れません。

先に、これに交換した効果のほどを書いておきます。

第一印象は正直、アレ?な感じでした。

まず、音量が低くなった感じ。
意外にも思われますが、機器であってもケーブル関係でも、音に関するグレードを上げて行くと案外、初めの印象はこういう感じなのです。
より純度が上がって行く感じと、印象としてのボリュウム感は相反するように感じます。

しかし、これまでフロント3本に使用してきたベルデンのスタジオ718Mk2と比べて、音の抜けが良くなった感じはすぐに分かりました。
個人的に馴染みのあるアコースティック・ギターの音を、ケーブルをつなぎ変えて比較してみたところ、鮮度と微細なニュアンスの違いが、よりリアルに感じました。

さて、実に厄介な芯線剥きの作業についてはこの次で書きます。


なんでゾノトーン?
見た目キレイですし。コスパも。案パイだと思います。



 

posted by shu at 20:42 | Comment(5) | TrackBack(0) | 6NSP-4400S Meister | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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