2012年04月30日

11.1ch化リポート。 その4

管理人が中学生だった頃、街の電器店にはセパレートオーディオなる物が置いてありました。

それはフルサイズオーディオ機器のセット売りで、チューナー、カセットデッキ、レコードプレーヤー、それとプリメインアンプに20cmクラスウーファーのスピーカーに、ガラス扉が付いたラックまでセットだったと記憶しています。

・・それが記事と何の関係があるかって?
まあもうちょっと聞いて(読んで)ください。

それを見に行った時の話です。
社長と思しき人が音を聴き比べろと言うわけです。パイオニアとコロムビアを。
(コロムビアとは今のDENON)

で、社長が操作しますが、なかなか音が出ない・・。
あちこちスイッチなんかをいじってると、いきなり大音量でバーーンと出るわけ。

まず、飛び上がりますね普通。

それを2回ほど繰り返されたんですが、そのたび近くにいた事務の女性が「ひゃーっ」と悲鳴を上げてました。(笑)

これが今回の話とどう?
後々解ります。

前置きが長くなりましたが、本題です。

PM5004が思ったより元気がいいので、試しにフロントメインスピーカーを駆動してみることにしました。

プリメインアンプをAVアンプのフロントメインスピーカー駆動用に使用すると、別の楽しみが増えます。
それはCDプレーヤーなどを接続して、ピュアの2chとの両立が出来るということです。

手順としてはまず、
AVR-4311の設定で、外部パワーアンプの割り当てをフロントメインにする。
AVR-4311のフロントメインのプリアウトをPM5004のAUXにRCAピンケーブルで接続する。
PM5004にフロントメインスピーカーのケーブルを接続する。
そしてPM5004のボリュウムを0時の位置に上げた状態でオートセットアップをかける。

120429.jpgオートセットアップ時のテストトーンを聞いていると、メインスピーカーのボリュームが少し低い感じ。
ここで設定された音量はこのように+2.5db程度となりました。

これでいくつかのソフトを試してみると、次のような感じに。

全体に低音がやけに効く。
サラウンドスピーカーの音量が以前より大きくなっている。
低音が出すぎの割にフロントメインスピーカーからの音圧は余り感じられない。

どうも全体のバランスがおかしい感じがしました。

以前、内蔵アンプ使用時のフロントメインスピーカーの音量設定は‐6.0db程度でした。

これと比べると現在PM5004の出力レベルが足りない模様なので、PM5004のボリュウムを13時30分位に上げて再測定し、音量が‐2.0程度になったのでOKとしました。

この状態で、低音が効きすぎの症状は収まりましたが、どうもフロントからの音圧は低い感じがします。
この辺りPM5004の自力の不足か、マランツとデノンという個性の違いから来るものかと思われます。

何日かこの状態で鳴らしてみましたが、ある懸念も有りまして、より無難なフロントハイトスピーカーの駆動に使用することにしました。

ここで言うある懸念とは・・。
ここで冒頭のエピソードですよ。

PM5004をAVアンプのフロント駆動とピュア2chを両立する場合、PM5004のボリュウムにはくれぐれも気を付けなくてはいけません。

もう、マニアの方ならお気づきでしょう。
やるんですよ。多分。可能性が高いですね。

つまりPM5004をAVアンプの外部アンプとして使用した時のボリュウム位置のまま、セレクターをCD等に切替えて2chステレオを再生するとします。

この時です。
この時、ボリュウムを戻し忘れたらどんなことになるか・・・。

・・・いきなり「ドン」と出て、「ひゃーっ」では済みますまい。
なんせ14時近くまで上げてあるわけですから。普段は9時まで上げれば十分な音量が出ます。

最悪、スピーカーが飛ぶか、自身が倒れるか?(笑)・・です。

僕はこれがコワいのもあって、いや実際に一度はやってしまう自信がありますから(笑)PM5004はフロントハイトに使うのが正解だと決めました。

記事は以降にまだ続きます。


追記
やはりボリュウムの件の心配が無いように、プリメインアンプには「パワーダイレクト入力」機能付きのものが安心ですね。

【ホームシアターの専門店アバック】PM7004 marantz(マランツ) プリメインアンプ

DENON PMA-1500SE-SP プリメインアンプ デノン PMA1500SESP

 

2012年04月14日

11.1ch化リポート。 その3

デノンのAVアンプ、AVR-4311を11.1ch化するための外部パワーアンプにPM5004を選びました。

PM5004?エントリークラスのプリメインを?と思われるでしょうか。
120414.jpg
ここはとにかく試してみよう。というのが選択の決め手です。
(上位機のPM7004も考えましたが、今思うとメーカー違いは音色が微妙なんです。)

本体色はシルバーもありますが、AV用途なので黒を選びました。
なぜかスピーカー端子は黒赤ではなくクリアーです。


実際これをどのスピーカーに接続するか?
AVR-4311では「フロントメイン」か「フロントハイト」どちらかを選択するというのは前回までの記事で書きました。
順当に考えるとここはフロントハイトだろうと思いましたが、まずはPM5004を単体で鳴らして実力を聴いてみることに。

そこでAzur751BDをつないでCDを聴いてみると・・・。
これが専業ステレオプリメインアンプの実力なのか。良い方の意味でそう思いました。

さすがに音の純度は物足りませんが、弾力感を感じるベースの立ち上がりや、各楽器の定位感それと、左右スピーカー間の外にまで拡がるサウンドステージが予想以上でした。

ちなみにAVR-4311でピュアダイレクトモードでのCD再生は音の純度で勝りますが、何か全体に端正なシュッとした佇まいで、サウンドステージも意外に狭い感じ。
やはりAVアンプは、オートセットアップ込みのサラウンドで鳴らしてナンボというのが本来の用向きであると言うことでしょうか。

エントリークラスのPM5004でさえ、これだけの気づきがあるステレオプリメインアンプ。
これが上位機ならばさぞかし・・という耳からウロコ?な体験を通して2chピュアオーディオの可能性をあらためて認識させられるたと言うと大げさでしょうか(笑)

本題に戻って・・

これならばフロントメインにつないでみたらどうなるか?
興味が沸くところです。

なので試してみました。フロントメインで使用には押し出しが足りないかなー。
ここからはまた次回。


追記
自身、プリメインアンプの所有は2台目で1台目は社会人になったばかりのころ。
オンキョーのインテグラの型番は忘れましたけど、当時本体の色は黒色でした。

これにソニーのCDプレーヤーとコーラルのDX-3なんていうスピーカーをつないでいたのが、本格オーディオ趣味のスタートでありました。
ちなみに当時の「音」は今考えると、ふつーの音であんまり満足していたとは言えないものだったと思います。狭い部屋で、環境とセッティングが全然出来ていなかったのが原因でしょうけど。


マランツ プリメインアンプ(シルバーゴールド) PM7004-N 送料無料・クレジットカードOK

 

2012年04月01日

11.1ch化リポート。 その2

AVR-4311をマランツのプリメインアンプ、PM5004を使って11.1ch化しました。
その経緯にについて書いています。

以前から追加の外部アンプには、マランツのMM7055(5chパワーアンプ)を考えていました。
フロントメインとセンターの3chと、余った2chはサラウンドかフロントバイアンプか?などと考えていたからです。

ところが、このあたりに認識不足がありました。

120401.jpg何かと言いますとAVR-4311の場合、外部パワーアンプを接続して使用できるスピーカーは、フロントメインかフロントハイトのどちらかを選択する仕様となっています。
と言うことは、オートセットアップのコントロール下に置けるプリアウトはフロントメインか、フロントハイトの2chのみと言うことです。

なので残りの3chは持て余してしまう訳です。
この辺の認識が曖昧であったゆえ、MM7055を候補にしていました。


オートセットアップを使用しないマニュアル設定が前提の使用ならば話は別ですが、今回の2ch分のパワーアンプ追加という用途には過剰設備となるかと。

もっとも、5.1chから始める場合にはAVR-4311をプリアンプモードに設定すればMM7055を使用できます。
そこから11.1chまで行くには、2chパワーアンプのMM7025をあと3台追加すれば良いということなんですが・・・大変だ。

結果的にですが、今回は単に2chで安価なパワーアンプを探そうということで物色したところ、何気なく目についた2009年のHiVi誌のある記事にヒントがありました。

それはヤマハのAVアンプ、Z7用のテスト記事でした。
そこでリアプレゼンスch用としてマランツのMM5003(当時機)を使用しているではないですか。
しかも「リアプレゼンスを駆動するにはもったいない高い実力がある」とのこと。

ほんまでっか??(まあ宣伝もあるでしょう)
僕にはこのエントリークラスのプリメインアンプは頭に無かったですから。

このクラスでもZ7との組み合わせでバランスが取れるのか・・。
そうであれば使えるはず。

現行機のPM5004は、実勢価格2万円台半ば。
プリメインアンプならば、ダメでも後の使い回しが効くだろう。
ならばこの辺で試してみよう。

これが発端です。
しかし、デノンのPMA-390SEではだめだったのか?
これは価格です。PM5004の方が安かった。電源ケーブルは脱着式で、スピーカー端子も他と違って黒ではなくクリアータイプ。その辺でお買い得感があったからです。

マランツとデノンの音質、音色の違い?
パワー感から来るバランスは?

確かにそれはあるようです。

その話は次回で。


DENON プリメインアンプPMA-390SE(K:ブラック)

marantz PM5004-N(シルバーゴールド) プリメインアンプ マランツ PM-5004

【ポイント3倍】【送料無料】マランツ5chパワーアンプ(ブラック) MM7055 [MM7055]

 

2012年03月22日

11.1ch化リポート。 その1

実は先ごろ、ついに11.1chサラウンド環境を実現しました!

それに伴って、サラウンドスピーカーのポジション入れ替えと、サブウーファーの位置についても見直しを行いました。

今回からはこれら一連のリポートを書いて行きます。

キッカケはフジテレビ。(古い)・・じゃあなくて、昨年末に全てのスピーカーをKEFに統一出来たのを機に、やはりその全てを鳴らしてみたくなった訳です。

AVR-4311は9.2chに対応したAVセンターです。

デノンの場合は、サラウンドスピーカーのバーチャル再生というのはやっていません。
フロントハイトや、サラウンドバックなどのスピーカーを仮想再生することはせずに、全てのチャンネルをリアルスピーカーから出力させての、9.2ch対応ということです。

ここまでで、ドルビープロロジックIIzの最大チャンネル再生となります。
これに2chの外部パワーアンプを接続することで、オーディシーDSXの11.2ch再生に対応するわけです。

さて、この「外部パワーアンプ」には何を使うべきか?
これが問題ですね。皆さんの検索ワードにも多いです。
メーカーはこの「外部パワーアンプ」の選択を完全にユーザーに委ねていまして、いわゆる推奨品などの紹介も僕は見たことがありません。
商売としては重きを置いていないと言いますか、ここまで市場の要求は高くないと見ているのでしょう。
まあそうですね。11.1chなんて・・。

そのパワーアンプの選択。実際には、いくつかの選択肢があります。

・2chパワーアンプを購入する。
そのまんまですが、2chピュアオーディオ用のことです。しかしとても高価なものばかりです。

・マランツのMM7025を購入する。
マランツのAVプリアンプ用に発売されている製品です。2chパワーアンプとしては安価な方ですが、デノンとマランツの音質の差が気になるところ。

・ステレオプリメインアンプを購入する。
パワーアンプダイレクトのような、プリ部をスルー出来る製品がベストですが・・。

・手持ちのAVアンプか、プリメインアンプを使う。
前に使っていたものとか、あればコストが掛からない手ではあります。

・ハードオフあたりを覗いてみる。
数千円で購入出来る、何となく使えそうなモノがあったりします。(業務用?単品アンプとか)
しかしリスキーではあります。

・小型のデジタルアンプを使う。
最近知ったジャンルの製品で、1万円以下から有り。「試してみる」には良いかも。

120322.jpg
その中から偶然のきっかけで僕が選んだのが、マランツのプリメインアンプPM5004です。


次回以降で詳細を・・。


【ポイント10倍】3月26日9時59分まで!【送料無料】マランツプリメインアンプ(ブラック) PM50...

[送料99〜] TA2024チップ搭載 小型サイズ RCA接続デジタルアンプ オーディオ :TA2024チップ...


追記:業務連絡。
コイツなかなか更新しねえな。と思われた場合のために、右の下の方にTwitterのTLが見れるようにしました。言い訳が書いてあるかもです。

 

2012年02月05日

フロント側の拡張サラウンドchの特徴。

最近のAVアンプではフロント周りの拡張サラウンドチャンネルの採用が目に付くようになってきました。
ドルビープロロジックIIzのフロントハイトやオーディシーDSX、さらに最新のDTS Neo:Xでもフロントハイトに加えてフロントワイドが追加されています。

現在所有のAVR‐4311はドルビープロロジックIIzとオーディシーDSXに対応しています。
今回はこれらの聴感の特徴を書いてみます。
120205-1.jpg

画像のピンク色の線は従来の5.1chのサラウンド音場と、フロントハイトを追加した場合の音場イメージの境界線です。
線より下側が5.1ch時の音場イメージと思ってください。
左右の端が持ち上がっているのはサラウンド音場につながって行くイメージです。
これにフロントハイトスピーカーを追加すると、線の上側が全て埋まるイメージになります。


これを踏まえて、まずドルビープロロジックIIzから。

センターのボリュウムは強め。
意図的な音の加工は無し。
高さ表現はオーディシーDSXよりも明確。
横方向の広がりは少ないが、サラウンドスピーカーとのつながりは良好で、その間も十分音で埋まる。
9chアンプではサラウンドバックもONとなる。
(強制でON。サラウンドchと同じ音が出る模様。解除不可。)

元のソースのサラウンドchから抽出した成分をフロントハイトから出しているため、従来のプロロジックIIxと違ってシネマやミュージックといったモードは無いのです。
なのでどんなソースでも使える、汎用性の高い拡張サラウンドと思います。
2chの音楽ソースでも違和感少ないと思います。


オーディシーDSX

・フロントハイトのみ再生の場合・・
高さの表現よりも、奥行と広さが増す印象が強い。
奥行の表現のための意図的加工がある。(反射音)
セリフのソリッド感はやや後退する。
一方でセリフのリフトアップ効果があり。

・フロントワイドのみ再生の場合・・
横方向の拡張と共に印象的なのは、サラウンドchとのつながりと包囲感が増して新鮮な感覚。視聴位置の横まで回り込む感じ。
前方からサイドの移動、さらに後方への移動する音の表現はドルビーPLIIzよりも断然出ます。

・フロントハイトとワイドを同時再生の場合・・
それぞれを足して「2」になるかと言えばそうではなく、言わば双方がブレンドされるわけで、劇的な相乗効果は期待しすぎですが、フロントの音場空間は部屋の大きさを超えて相当に拡大する印象です。

ただ、ソースによってはセンターの響きが効きすぎの場合もあり、フロントハイトの有り無しを好みで使い分けるのが良いと思います。
ただし、フロントが充実する分、後方がどうも物足りないと感じます。
個人的にはフロントワイドとサラウンドバックを選択した9.1ch再生が好みです。

ちなみに各拡張サラウンドでどのような効果がかかるか、解りやすいのはニュースや紀行ものなどのナレーションの聞こえ方で判断出来ます。

・・これでサラウンドバックを同時に鳴らす、11.1chではどんな感じになるのか?
なんとか実践を急ぎたい衝動に駆られます。

次回はサラウンドバックスピーカーについても触れておきます。


AVR‐4311の他の9ch仕様のAVアンプは↓
ONKYO 9.1ch対応AVセンターTX-NA1009(B)

 


     スポンサードリンク