2015年12月23日

5.2.4chのその後。

皆さん待望の?DTS:Xの登場が遅れているおかげで、賞味期限が思ったよりも伸びた型落ちAVアンプSC-LX78を所有する管理人です。

さて、ドルビーアトモスに翻弄された1年が終わろうとしています。

なんだかんだで結果的に5.2.4ch、すなわち基本的な5.1ch配置にプラス、サブウーファー1台と天井スピーカー4本という形に収まっています。
最近はソフトの出来がマシになって、ドルビーアトモス ホームもようやく本来の形が聴けるようになって来たように思います。

今日は、最近手を入れた部分と試行錯誤の最中の事案を書いておきます。
基本、AV機器の入れ替えなどが無ければ、普段やっているのはこんなことです。

・サラウンドスピーカーについて。
まず1つ。「サランネット」を外しました。(なこと?・・なことです)

151213-7.jpgサラウンドスピーカーに、フロアスタンダーのiQ7を持って来た当初からこれまでサランネットを付けていました。

その意味は普段の動線(自分の移動範囲)に近いためにコーンへの接触を防ぎたかったためと、フロントのQ700のダークな見た目に合わせるためでした。

しかしこの環境に慣れて接触の心配が少なくなったのと、やはりサランネット無しの方が音がしゃっきりするのです。

2つめ。「振り角度」の調整。

サラウンドスピーカーを視聴位置に対して、どう向けるか。

これはスピーカーから伸びた軸線の交差点が、視聴位置(耳)の後方45センチ程度のところで良しとしました。
これ以上前(耳に近く)に振るとリアの音が後頭部にまとわり付いてしまいます。
サラウンドスピーカーの音(リアセンター)が、後ろに少しでも奥行きをもって聴こえるような振り角で決めた結果です。

・試行錯誤の最中なこと。
うちではサブウーファーを前後に置いて2台使っている訳ですが、前側のXQ60bの位置を今更ながら決めかねています。
後ろ側のサブウーファー、Q400bの位置は現状のままとしてです。

151213-5.jpg以前DENONのAVアンプの時には、サブウーファー2台の前後配置は音ズレが収まらずに上手く行きませんでした。
その点、パイオニアのMCACC PROは問題なく可能です。

しかし、その位置関係によって微妙な雰囲気の違いがあるのです。

XQ60bの位置ごとの違いは以下の通りです。
151223-1.jpg

1. 左の壁側 
後ろのQ400bと、テストトーンの音色が合っている。
聴こえ方は横に広がり、やや、もやっとした感じの低音が充満し、包まれる感じはあり。
一方で、重量感あるズシンというようなインパクトは弱めだが、音楽ものには良さげ。
定位がやや左によってしまう傾向が直せるか・・。

2. フロント左とセンタースピーカーの間
2台のテストトーンの音色がなぜか違う。例えるなら、「ボー」と「ハー」みたいな感じ。
重量感のインパクトは出るが、どうも定位が後方寄りになって振動を背中で感じる。

3. フロント右とセンタースピーカーの間
テストトーンの音色は合う。 
この位置でのオートセットアップでは、ボリュウムの補正値は上の2箇所よりもマイナス1.5dbになる。
と言うことは、よく鳴る位置だということか。定位は自然。
ちなみにこの位置では、後ろのQ400bの位相切替SWをXQ60bと同じ、正相にしないとQ400bの音量は低くなる。

さて、上から順に試して今は「3」の位置にあり、「1」に戻した比較で決めるか・・といったところです。

低音の再生は、先日見た「スターウォーズ/フォースの覚醒」のイメージ・・あれは良かったです。それに近い雰囲気を出すのが目標となりました。
あえて言えば「1」の位置が近いですかね。

上で言っている「重量感のインパクト」のリファレンス音源は、「トランスフォーマー/ロストエイジ」のオプティマス・プライムが、ボロボロのトレーラーからトランスフォームする際に右コブシを地面に打ち付ける音です。

その他としては、ある一部分のアップグレード・・上の画像にもそれが写っています。
しかしこれの紹介をすることがもはや、Bライフという範ちゅうに無いのでリクエストがあれば書きます。
151212-5.jpg

もう一度、年内にまとめ記事を書きます。


小ぶりですが、映画向きなサブウーファーです。↓

KEF Q400b-Version UP ROSE WOOD ケーイーエフ サブウーハー(ロー…

 

2014年04月29日

フロントハイトスピーカー天吊りの問題点。

フロントハイ、もしくはフロントハイトスピーカーは、近年追加された新たなサラウンドチャンネルとして認知されつつあるのでしょうか?

フロントハイトスピーカーを使用する7.1chは、サラウンドバックスピーカーを加えた7.1chに対して、その効果が分かりやすいのが特徴です。

前方一面、そう、前の全面が鳴りますから、その感覚はリアだけを意識した従来のサラウンドとは一味違います。

111225-2.jpgですが、僕はこのフロントハイトスピーカーについて、ある懸案事項を抱えていました。
それはその設置位置によるもので、音に響きが乗り過ぎるというものでした。

以前の記事でそれぞれのサラウンドスピーカーにプリメインアンプを繋いで2chを再生してみるという事をやりました。
そこで判ったのは、低音がわんわん鳴ってとても褒められた音質では無いということでした。

理由として、天井と2つ壁の3方の隅に天吊りされているわけですから、メガホンで拡散しているようなもので、およその察しは付かれるかと思います。
以前紹介した、Super HiVi CASTでのスピーカーのレベル調整に用いる人の声を聴いても、その音質は然り。
明らかに他のチャンネルとは違う響きが乗っています。

同様な理由で、サラウンドバックスピーカーも似た傾向がありますが、こちらは天井と壁の2方だけなのでメガホンにまではならず、まだマシなのです。

この音質と言うか音色についてはAVアンプ側で調整されるにしても、響きに関しては補正のやりようがありません。

このフロントハイトや他のサラウンドスピーカーに乗る響き、これが実際どういう弊害をもたらすのか?

それはサラウンドスピーカー自体の「溶け込み」に差が出るようです。

自然な空間の表現に差が出る。と言葉にするとそういう事になります。
スピーカーが存在感を持って鳴る・・というのはサラウンドスピーカーでは良くない傾向です。

要は、雑味が混ざると良くないという事かと思います。

これは対策を打ってからの比較でしか答えが出ません。聴き比べてこういう事かと解るわけで、実際にそうなのでした。

その響き対策はこうです。

140429-1.jpgまず、有り合わせの部材で天井隅の吸音をやってみました。

これは東京防音のソネックスだったと思いますが、昔買ったものです。
それともう一箇所、横の壁の一時反射ポイントにミクロンウールを貼りました。

本当は天井にも同様にすると良いと思いますが、ミクロンウールが無くなったのと、見た目がどうも・・で、妥協しています。

これで完全に響きが消えているわけでもありませんが、一聴して減少したので大分マシになったと思います。
例の人の声、他のチャンネルと比べた時の明らかな違和感が軽減されていました。

フロントハイトスピーカーの天吊りについては、天井の隅からは極力離すべきかと思います。
3方壁のメガホンの中には入れないことです。

壁掛けの場合には天井近くまで上げなければ良いのです。


・・さて、GWの連休に入られた方も多いかと思います。
5月の1日はもうお馴染み、何の日でしょうか?

メーデーだった?
近年は違いますよ。

5.1で、サラウンドの日です。

毎年この日には、何かしら記事を投稿して来ました。
今年も投稿しますが、それである区切りをつけることにしました。

些細は当日。



壁面や天井の不要な残響を取り除く即納です! <高級吸音材> 黒の近いグレー色です。白い近い...

 

2013年01月13日

サラウンドスピーカーのセッティング。 その2

サラウンドスピーカーの「振り角」についての見直し詳細です。

ここで言うサラウンドスピーカーとは、以前ならばリアスピーカーとか、リアサラウンドスピーカーとか呼ばれていたもので、視聴位置の横から斜め後方に配置する、左右一対のスピーカーの事です。
他のサラウンドchのスピーカーと区別して、単に「サラウンドL、R」と呼ぶことにしています。

そのサラウンドL、Rを単独で鳴らした時どう聴こえるか?そこから振り角を詰めてみました。

前回、画像を載せましたが図面でも説明します。

130113-1.jpg

赤色の点線が従来の「振り角」で、視聴位置の後方30〜50センチ位を狙ってほぼ平行か、わずかに角度をつけたりしていました。
ここが前回記事「その1」で書いた思い込みによるものです。

「リアのサラウンド音場は頭の後ろに定位すべき」と言うのが、その思い込みでした。

で、今回の見直しが青色の振り角。
視聴位置の前方30センチ程度を狙ってみました。

この状態だとどう聴こえるのか?
青色の楕円が今回の見直した振り角による、音場のイメージです。

130113-2.jpg

前方に少しずつスピーカーを振って行くと分かりますが、より豊かな広がり感と囲まれ感が出てきます。
その感じのピークを現在の振り角にしました。

でも逆に後方定位は薄れるのではないか?と言う懸念が湧きそうです。

それは心配に及びませんでした。サラウンドを聴くと後方の音は意外としっかり定位します。
もっとも、スピーカーはそこにある訳ですから。
それでいて、側面にかけての囲まれ感が出てきます。

ちょうどサラウンドL、Rとフロントメインのつながりを補完する、フロントワイドスピーカーの音場に重なってくるイメージになります。

対して従来の赤色の振り角に戻すと・・
音場は後方に固まって狭くなり、広がりは感じられません。
それに、改めて聴くと分かるのですが、対面する音が相殺されて潰れる感じがします。

そもそも、わかる人には当然のことでしょう。

つまり、前方にスピーカーを振ることで、部屋の前方への拡散と反射を利用します。
これは、サラウンドスピーカーのセッティングは視聴者が逆(前)を向いているだけで、2chステレオと同様な考えで良いという事だと思うのです。

シャープなセンター定位を重視すれば内振りにし、広がり重視ならば外振りにするという、スピーカーセッティングのセオリーです。

130113-3.jpg今回は思い切って視聴位置前方に振ったことで、サラウンド音場の拡大という効果を得ました。
これで映画の効果音やBGMは部屋の壁の外に広がる感覚が出てきます。

それともう一つ、サラウンドバックスピーカーの存在感と言うか、役割分担が明確になりました。

サラウンドL、Rスピーカーを前に振ったことで、若干前よりになった真後ろの音像定位をサラウンドバックスピーカーが補完するということです。

今まではサラウンドL、Rの音がサラウンドバックに被って、希薄されていた感じがあったのです。


今回同時に、サラウンドバックスピーカーの左右振り角も見直しました。
こちらも視聴位置に向けてやや内振りでしたが、これを正面に直しました。
サラウンドL、R同様に自然なステレオイメージを得る方向にしてみました。
内振りにするとスピーカーまでの距離が近いため、頭の位置で後方センターの定位がシビアになってしまうのを避けたいのです。

サラウンドバックスピーカーの上下の振り角についてはまだテスト中で、結果が見えたら書きます。

今回、それぞれのサラウンドchを個別に鳴らして解ったことがあります。
場所によってひどい音で鳴っているスピーカーがあるということです。
フロントハイトがそうでした。天井の隅で、低音が増幅されてワンワンします。
これはオートセットアップで修正されるものなのか?
低音吸収の手を打つべきか?
スピーカーはもっと小さくても良いのでは?

このあたり、今後の課題です。

それとPMA-2000REについて、いい加減触れないといけませんね。
これは次書きます。




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2012年12月29日

サラウンドスピーカーのセッティング。 その1

今年もあっという間にもう、2日あまりとなりました。
この年末年始の休み中には、色々とAV機器のセッティングを試みる皆さんも多いことでしょう。

さて、サラウンドスピーカーと一括りで言いますが、サラウンドの左右とサラウンドバック、それにフロントハイトと、フロントワイド、各スピーカーのセッティングを見直してみようというのが今回からの記事の趣旨です。

何でフロントのメインとセンターが入っていないのか?

これらのスピーカーは大概、簡単に触れる環境に有る訳で、上に挙げたスピーカーよりは多少気を使っているはずだからと思うのです。

前回までの記事、「サラウンドスピーカーの配置補足」の内容も踏み台になっております。

さて、サラウンドの配置は出来た。しかし個々のサラウンドchがどんな鳴り方をしているのか、気になったことは無いでしょうか?

それと各スピーカーの上下の振り角について、気にしたことはあるでしょうか?

まずは、上に書いたそれぞれのサラウンドスピーカーを一対のステレオスピーカーとして聴くとどう聞こえるのか?
それを確認してみる必要があります。

方法は面倒ですが、サラウンド左右のスピーカーケーブルをメインスピーカーの端子に繋ぎ変えて、ステレオソースを再生することです。
ここはプリメインアンプがあると、繋ぎ変えが多少楽になりますが・・。

では一番影響が大きいと思われる、サラウンドの左右スピーカーから。

ウチではKEFのQシリーズの2世代前の製品で、iQ1と言うスピーカーをサラウンドchに使っています。

121230-2.jpgこれを専用の壁掛け金具で取付けてあります。
こちらが視聴位置から見た今までの状態。
振り角は、視聴位置の後ろ30センチ程度を狙っています。

金具の構造と壁掛けという都合から、下向き方向にはこれ以上物理的に下がらないのです。


普通、AVアンプの取説などではスピーカーは視聴位置に向けると書いてあるのですが、実直にそれを守って、視聴位置に正対させるのはまず困難です。

上下の振り角に関しては、結論から言うとスピーカー同士を正対させなければほぼOKだと思います。
なので無理してツイーターを視聴位置に向ける必要もないということです。
直接音が耳に直撃するのは、サラウンドchではあまり良くないようです。

おおよそ「頭上交差」で良いと思います。

こちらに関してはラッツさんがテストされていますから(前回記事にて紹介)同調させていただき割愛します。(笑)

サラウンドスピーカーの上下振り角は偶然良い感じでした。
ならば左右振り角はどうか?

実はこの振り角について僕は、ある思い込みに支配されていました。

随分前に専門雑誌において、「サラウンドスピーカーは後頭部を狙った方が良い」というような記事を見て、それを疑いもせずに実践していたのです。

しかし実際には違うようです。

121230-3.jpgラッツさんの記事と、同記事内で参考にされていたあの、かないまる氏のホームページを見て、試した結果がこれです。


思い切って視聴位置の前方30センチほどの位置で交差するような振り角にしてみました。

これが非常にイイようなのです。

それは何でか?どうイイのか?
2chソースを再生した時どう聞こえれば良いのか?

恐縮ですが、また来年。



・・・

ところで・・・。


『まだ言う事があるだろうに』と突っ込む方が何人いらっしゃるか、分かりませんが・・・。




・・そのツッコミは、これに対してでしょうか?



121230-1.jpg

実は、メインch駆動用の外部パワーアンプ兼、CD再生用のプリメインアンプ、PMA-2000RE。
こちらをPM5004に代わって導入しております。
こちらのリポもまたいずれ。

『そうだよ!それだよ!』と思った方。
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よろしくお願いいたします。


それでは今年一年ご訪問ありがとうございました。
良い年をお迎えください。


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2012年12月23日

サラウンドスピーカー配置補足その2 大きさ判定と測定位置について。

デノンのAVアンプが採用するオーディシーのオートセットアップでは、最大8箇所の測定が可能です。
この8箇所とは、どの位置で測定すればいいのか?

実は取説には、明確な位置の指定はありません。
「リスニングエリア全体の複数の位置」と書いてあるだけです。

これはアバウトで良いのか??

そう思いましたが、オーディシーのホームページに図で説明がされています。

それによりますと、視聴者が単独の場合、測定位置はおよそ下の通りと思います。
121223-1.jpg

複数名で視聴するリビングシアターならば単純に人が座る場所の測定と、上記のポイントを加えたバランスを考慮すれば良いと思われます。

1の位置は視聴位置です。ここは最初に測定しないといけませんが、ほかの点は順不同で構わないのです。

実は7と8の位置がミソで、この位置を視聴位置の前(スクリーン側)に取ると、メインスピーカーが大判定されなくなります。

ここは僕の部屋がそうだという事なんですが、実際のスピーカーの大きさと判定が異なるのはどうも気持ちが悪いものです。
専門雑誌の記事ではこういう場合、マニュアル設定で大きさを「大」にするという事をやっていますが、僕は測定位置の関係で変わるものならそれを優先します。

ところで折も折、ラッツさんからサラウンドSPの追い込みに関するコメントをいただきました。
今はこちらのブログ記事にアップされていまして、サラウンドスピーカーの上下の振り角について書かれています。
この内容はちょうど僕の設置条件に似通っていて、結果について同感出来るものでした。

そこでひらめきました。
ではサラウンドスピーカーL、Rの振り角(左右)を変えるとどうなるか?

今までのサラウンドスピーカーは配置図の様に、視聴位置の後頭部あたりを狙ってほぼ正対する形となっています。
これを耳の方に向ける、あるいはもっとスクリーン側に振ってみたらどうなるか?

これにはラッツさんも書かれているように、サラウンドスピーカーを単独で(2chステレオ)で鳴らして、どのように聞こえるのか試す必要があります。

その方法として、サラウンドL、RのスピーカーケーブルをAVアンプのメインスピーカー端子に繋ぎ変えるのですが、AVアンプの場合は端子間が狭いのでやりにくく面倒で、その作業にはちょっと躊躇してしまいます。

・・ここはなにもAVアンプではなくプリメインアンプがあるではないですか。
こちらの方がすっきりしていますので、配線は当然やりやすいです。

121223-2.jpgプリメインアンプは外部パワーアンプとしてフロントスピーカーを駆動させています。

・・前のと違う?
気のせいでしょう。


ではテストの結果はまた次回。
・・年内に書きます(汗)

DENON PMA-2000RE-SP(プレミアムシルバー) プリメインアンプ デノン PMA2000RE

 


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