2020年01月26日

トップミドルスピーカー換装。まとめ

 トップミドルスピーカーを、他のオーバーヘッドスピーカーと同じKEFにして、サイズもアップしてどうなったかをまとめます。

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結論から言えば、オーバーヘッドスピーカー6本の中にメーカーの異なるスピーカーを混在させたのは間違いだったと、なります。
あらためて音を聴くと違いがありました。その具体的な音源は以下のものです。

Dolby Atmosデモディスクに収録の映画「Unbroken」のワンシーンです。
爆撃機B24の後方へ向けたカメラがパンニングして胴体窓で機銃を構える銃手を正面に捉えるのに合わせて、プロペラエンジンの音も視聴位置の後方※から頭上へと移って行くいうシーンがあります。以前はここで音の繋がり、音質にわずかな違和感がありました。
※実機の機首側からということです。胴体窓の銃手の位置は主翼の後ろで、エンジンは主翼に付いています。

この時、オーバーヘッドスピーカーからの音の出方は(フロアのスピーカーもここでは一緒に鳴っています)最初、リアハイトスピーカーが強く鳴っていて、その音がトップミドルスピーカーとフロントハイトスピーカー側に音が移って行くというものです。
このシーンでの音の繋がりが自然になり、音質の違和感も無くなりました。

検証にはAVアンプAVC-X8500Hの設定で「アンプの割り当て」から「ハイトスピーカー4ch」を選択すると、トップミドルスピーカー無しで再生できます。これとトップミドルスピーカー有りの時を比較しました。
つまり、ハイトスピーカーが4本の時の頭上で聴こえる音はつまり、ファントムの頭上音源です。それがトップミドルスピーカー有りの時と同じ様に聴こえるかどうか?です。
AIM5 Threeの時に比べて、これがすんなり馴染んだというが今回の結果です。

それとクロスオーバー周波数の数値が110Hzから90Hzに下がったも、モノを言います。結果、低音が割増して、迫力が一段上がりました。

サラウンドのスピーカー構成に小さなスピーカーを入れること、クロスオーバー値を上げるので低音を食って軽い音調になると、前から書いてきました。この小さなスピーカーの混在を問題にならないとする人もいますが、出てくる音の違いがある以上、僕にはわかりません。

あと、先の記事で挙げたこのクロスオーバー周波数の設定画像ですが、違和感を覚える人が居られたかも知れません。そもそも他のスピーカーの設定値に違いが有るではないかと。
(左がProfile AIM5 Three 右がKEFのCi160.2CR)
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今回視聴位置と言うか耳の高さを見直して、測定マイクの位置をやや下げて(50mm)います。それと、確かにその都度の測定誤差というのは有るのですが、これは実はCi160.2CRに換装後のデータは、オートセットアップをアプリ版の「Audyssey MultEQ Editor」を使用した結果によるものです。
対するProfile AIM5 Threeの時はAVC-X8500H内蔵の「Audyssey MultEQ」を使用していました。

経験上、双方微妙に結果が異なりまして、傾向としてはアプリ版の方が設定値がシビアに出るような感じもします。
アプリ自体は有料で、AVアンプとのやり取りする分の時間が掛かってしまい、使い勝手が良くないのが残念ですが。

 ところで冒頭に「メーカーの異なるスピーカーを混在させたのは間違いだった」と書きましたが、様々な事情でスピーカーのメーカー、モデルの混在というのは、なかなか避けられないことでもあります。特にフロアのスピーカーとオーバーヘッドスピーカーを揃えるのは難しいでしょう。

それでも実用上はそれほど気にならないということもありますが、揃えた効果の有り無しで言えばそれは有ると言えます。
今回の場合だとテストトーンの音色から全く違っていたのですから、言わずもがなではありました。

しかし、同じメーカーであっても、モデル、取付け方法、位置の違いによって出て来る音は全く同じ訳でもない。というのも否定できず・・・最後は精神衛生上安心だから。という言い分を付け足しておきます。


 さて、これでうちの7.2.6ch構成もこれで、しばらくは落ち着くと思います。どれか壊れるまでは。
200126-3.jpg

しかし、クロスオーバー設定値の話をしたらAuro-3D用のトップとセンターハイトは高いがどうなんだ?ですかね。
それについてとか、天井6chと4chの違いとか、スピーカーの大小設定の話とか・・また次の機会にします。


残念ながらアトモス仕様では無いようですが。↓

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posted by shu at 15:53 | Comment(3) | スピーカー天井埋め込み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
コメント失礼します。
新築で5.1.4ch構築を検討しています。
フロントはトールボーイ、センターはテレビボードに置く予定ですが、リアとトップにCi160.2CRを埋め込もうかと思っています。埋め込み6個は多すぎますでしょうか?リアも埋め込みの場合、5.1.2chの方が良さそうでしょうか。
ご意見頂けますと幸いです。
Posted by at 2020年05月16日 01:40
こんにちは。
新築ですか。それは楽しみですね。同時にとても悩みますね。

リアスピーカーですが、将来的にもフロアまたは壁掛けの可能性は全くありませんか?

これが「あり」とすれば、埋め込み6個全てでなくとも配線だけでも施工しておくのは意味というか価値があると思います。
その場合の位置としては、アトモスの天井6本配置とし、しばらくはトップリアを5.1のリアスピーカーをして使用します。

「なし」の場合は、乱暴なようですが出来るようにするしかないというのが本音でして、6個で多すぎとも5.1.2の方が良いとも言い切れないです。
効果は5.1.4ですが、リアスピーカーとの段差がゼロなのでアトモスの効果が、どうなるのかは何ともわかりません。




Posted by shu at 2020年05月16日 08:25
追記します。

お察をしますところ、リビングシアターでしょうか。
リアスピーカーがどうしても「埋め込みしか不可能」であるならば、自分ならどうするか考えてみました。

まず、リアの埋め込み位置は5.1配置に準ずる(あるいは部屋の後方の隅に近いの方)とします。
問題はあとの4本をどうするか?2本でも良いのか?

5.1.2なら、トップフロント2本。トップミドル2本より、こちらの方がまとまりが良いような気がします。

5.1.4ならば・・これは金銭的余裕次第ですが、先のコメントで書いた理由で費用対効果が微妙に思います。

すみません。自分にはこの辺りが精一杯です。

Posted by shu at 2020年05月16日 20:43
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