2018年05月05日

4KプロジェクターのエントリーはDLP機が担うのか。

 先日、BenQ のHT2550を見てきました。

主な視聴ソフトは、UHDブルーレイの「レヴェナント: 蘇えりし者」「エベレスト」「ミュータント・タートルズ」そしてブルーレイの「マッドマックス 怒りのデス・ロード」です。

現在所有のプロジェクターは2009年に購入した三菱のLVP-HC7000です。
まず画質に関してですが、このフルHD機と比べたら断然良いです。文句無しです。

UHD BDの「レヴェナント: 蘇えりし者」で、4Kのソフトを初めて観たわけですが、冒頭の薄暗い森の中、木々の間の地面を水が流れる暗めのシーンの階調表現、鹿の皮を処理する場面の生々しい血の色など、圧倒的解像度と色情報の多さ、高コントラストに驚きました。

この価格の製品の、この画質に文句をつける、2倍3倍の価格の上位製品とあれこれ比較するのは野暮というものです。

レインボーノイズ(カラーブレイキングノイズ)について・・DLP機の懸念はこの部分です。
それがどの程度見える、気になるものなのか。個人差や年齢によるということらしいのですが・・。
実はDLPプロジェクターをしっかり鑑賞するのはほぼ初めてでして、予備知識だけの鑑賞となりましたが、実機はどうだったか?

首を左右に振ってみた時など、何となくこれがそうかな。という感じはしましたが、顕著に認識できる虹色は見えませんでした。ただ何か全体的に画面がチラチラする感じも受けたのは気のせいか・・購入時にはもう少し長く鑑賞した方が安心できるかも。こんな印象でした。

ちなみに50半ばな管理人の動体視力は、そう悪くないと思っています。
自身の経験から、もっと若い人で、おそらくレインボーノイズが見えそうな人を想定しますと、こんな感じでしょうか。
・・ソフトボール、バドミントン(公園カップルの羽子板みたいなあれは除く)などの得意な人、経験者。クルマの走り屋。
あとは一般的に球技全般、同ゴールキーパー、エアホッケー得意、格闘技・・等々。


まとめ。
画質に関しては、ありです。問題なく使えます。ブルーレイの画質だけでも購入する価値があります。
ランプの光漏れは、吸気口からそれなりに見える方だと思いました。前に置くと目立つかと思います。

惜しいのはやはり、その設置性、使い勝手の部分です。
ショップでは、後方の棚置きでしたが、本体をかなり上向きにした状態での投射でした。
以前の記事でシミュレーションしたように、画像を投射する最低限の機能しか持っていないので、設置可能範囲が限定されてしまうのは価格なりな部分であり、これは仕方がありません。

この部分を補えるのが、先般発表されたJVCの「LX-UH1」です。

あと10万円ほど資金を足すことになりますが、左右のレンズシフトを搭載した本機の方が、4Kプロジェクターのエントリー機、スタンダード機と見ることができると思います。

 4K対応への高すぎるハードルが、ようやく下がろうとする傾向が見えてきました。

しかし反面、どうしても今、4K、UHDブルーレイが観たいかのかどうか?

物欲、所有欲優先ならとにかく欲しい。と、なるでしょうが、ソフトの価格はどうか?
OPPOの件もありながら、一方ではまだこれからの展開も・・。

今年、年末にかけて、しばらく我慢というのもありかと思いますが・・。


BenQ/ベンキュー HT2550 4K HDR ホームシネマ・プロジェクター I CineHomeシリーズ

LX-UH1 JVC [ジェイブイシー] 4K HDR対応 DLPプロジェクター ※5月下旬発売予定





 

posted by shu at 11:49 | Comment(6) | ホームシアター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
shu さん、こんばんは。

画質レポートをありがとうございます。

我が家は、ずっとDLP機でなので、カラーレインボーは大丈夫です。 設置条件についても、BenQ HT2550は、LVP-HC3800 に似ているので、多分問題ないです。

問題は、静穏性です。 LVP-HC3800 に比べて、BenQ HT2550 は、だいぶうるさいので、この点が気になっています。 単身赴任先の環境が 液晶TV(55inch)で、プロジェクタのノイズがない良さを感じているので。

何らかの形で導入したい一方で、UHD-BD の再生環境を持っているにもかかわらず、まだ、2枚しかソフトを持っていません。 ソフトの値段も高止まりしていて、音質優先の私にとっては、UHD-BDの優位性はないので、このあたりも、問題だと思っています。

とりとめのない感想ですが、静穏性の問題提起まで。
Posted by n'Guin at 2018年05月14日 21:57
n'Guinさん、こんばんは。

そうですね。ファンの騒音について本文では触れませんでしたが、ショップでの環境が静かではなく、実際の音を聴けませんでしたが、29デシベルというのはちょっと耳障りになるかと思われますね。
ちなみに、うちのが17デシベルですから、ちょっと・・です。

UHD-BDの値段が高止まり・・確かに。
僕も余裕無いので、今どうしても欲しいか?必要か?って考えてしまいます。

・・最近、コメント機能がバグったのかと思っていましたが、ありがとうごさいます。



Posted by shu at 2018年05月14日 22:17
shuさんこんばんわ。

先日BenQよりモニター募集のメールが来ていたので軽い気持ちで応募したらHT2550のモニター機当選してしまいました。
当選したのは嬉しいんですが、我が家には4Kの再生環境がないので4Kプロジェクターだけあってもしょうがないのでは?と思ってしまいます。2Kのプレーヤーでも4Kプロジェクターを活かすことって出来るんですかねえ?
ぶっちゃけ活かすことができなさそうだしここは辞退したほうが良いのではと思ったりしますが、shuさんはどう思いますか?
Posted by usso_can at 2018年05月15日 23:57
usso_canさん こんにちは。

なんと!幸運な。

本機とそれ以外にも2Kソフトを見ましたが、アップコンバートの恩恵があると思います。
特に映像がボケるとか、輪郭云々というネガティブな印象は受けず、ただただ綺麗な画質、色乗りに感心しました。これに期待して4Kプレーヤーが無くても4Kプロジェクターは先に導入したいと思いましたね。

何よりご自身で試すチャンス。レビューが書けます。
僕なら受けますね。(笑)

Posted by shu at 2018年05月16日 07:30
shuさんこんばんわ。

金曜日の夜、HT2550が届いて昨日投影してみました。
今月中には記事にするつもりなんですが、shuさんの言われる通り画質についてはほぼ文句なしでしたね。
HDR効果もあるんでしょうか、海の色、透明度が違って見えるような気がしました。
これが20万円以下というのはかなりの価格破壊だと思いました。

ちなみに視聴ソフトはアマゾンプライムのRAKUEN(4K UHD)とグレイテスト・ショーマンです。
心なしかグレイテストショーマンではあまり恩恵に授かれてない印象でした(友人からXBOX one Sを借りました)

4Kソフトの憎いところは、海外版でも日本語字幕等が入っているところだったりします。普通のBDだと英語等EU圏言語しか収録されていないことが多い中、4K UHD版は容量の違い?かで日本語対応されているのは4Kプレーヤー導入の心を揺さぶられてしまうところです(笑)
Posted by usso_can at 2018年05月20日 21:04
usso_canさん こんばんは。

けっこう、あなどれないでしょう?
DLPの良さが4K対応で生きるようですね。
JVCのUH1も売れるでしょう。間違いなく。

なるほど、ソフトも海外版なら価格の問題も軽減出来ますし。
4Kソフトを見てしまうと欲しくなるのはわかります。
Posted by shu at 2018年05月20日 21:59
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