2018年04月01日

7.2.6配置、初動レポート。その2

2018.4.10追記あり

 7.2.6配置を実行するにあたり、トップミドルスピーカーには当然、6本同じものに揃えたいところなのですが、HTS3001 SEは現行品ではなく、ここは後継モデルであるE301を使う手もありました。
しかし近々に用意出来る余裕も無く、また、ある考えもありましてKEFの薄型スピーカーT101をトップミドルに設置して、7.2.6配置を試しています。

この環境でオートセットアップを掛けた結果、クロスオーバー周波数の設定はこのようになりました。

180323-5.jpgトップフロントのHTS3001 SEは80Hz、同じスピーカーを使用するトップリアは40Hz、トップミドルが120Hzという設定です。

トップフロントの80Hzは順当としまして、トップリアが40Hz?これは部屋の後方にあって、天井と壁の2面による低音の増幅の結果ですね。

HTS3001 SEとT101はユニット径こそほぼ同じなのですが、エンクロージャー大きさの違いから低音が出ず、これがそのままクロスオーバー周波数の差になって現れています。
クロスオーバー周波数値が100、120Hzといった小型スピーカーが混在すると、腰高な音になるのはサブウーファーが高い音まで鳴らすからなのです。

それと、この環境で「ヘリコプター・デモ」を再生すると、ある現象が気になりました。

180401-1.jpgヘリコプター・デモとはドルビーのデモディスクに入っている音声だけのデモです。

頭上を左回りにヘリコプターが旋回するのですが、鳴るのはトップスピーカーとトップスピーカーの低域を受け持つ、サブウーファーのみです。

180323-6.jpg気になった現象とは、こんなイメージなのですが・・

左旋回するヘリの軌跡が、トップミドルスピーカーの位置で下がってしまうのです。
画像は部屋の左側ですが、右側も同様です。

考えられる要因を順に探ってみました。

180323-7.jpg要因1. 横の壁に反射して音像が下がる。

対策:これは壁への反射を減らすべく、T101の吊り方を水平から、視聴位置に向けて角度を付けてみた。

結果:少しだけ改善したような・・。

要因2. T101のみサブウーファーが高い音も受け持つので、音が下方に引っ張られる。

対策:サブウーファーをOFFにして聴いてみた。

結果:あまり変化なし。

180401-2.jpg要因3. トップミドルスピーカーの設置位置そのものが視聴位置に近い。

対策:距離(ディレイ)の数値を、プラスにしてみる。

結果:5センチプラスで効果あり。軌跡の下がり幅が改善する。(しかしディレイをいじると頭がもやーっとするのです。)

追記:やはりこの方法は違和感が出て、良くありませんでした。
こちらの記事で説明しています。
   
180401-3.jpg対策2:ならばと、T101自体を外側に5センチ程移動してみてオートセットアップを掛ける。

結果:何と、改善せず?

対策3:距離の数値を2センチプラスしてみた。

結果:ここでようやく改善。完璧ではないものの、ヘリの軌跡が下がる現象は妥協できるものになりました。


・・あとは、やはりスピーカー自体の違いというのはいかんともし難く、「Audyssey MultEQ Editor」という有償アプリでイコライザーをいじってみるか?

ここまでが直近の進捗ですが、あらためて、これまでに感じたAVC-X8500Hによる、7.2.6配置の感想を書きますと・・

ドルビーアトモス音源は・・

・頭上定位が明瞭。
・音数が増える。
・前後に移動する音が濃い。

アップミックスの再生時にはどうか・・

・頭上への広がり、包囲感はやや上がる。が、聴こえ方、イメージが格段に良くなったというほどの印象でもないと僕は感じます。

対するDTSのNeural:Xでは11.1仕様となるために、トップミドルスピーカーは鳴りません。しかし、天井6本のDolby Surroundに対して、天井4本のNeural:Xが明確に水を開けられたという印象もありません。


さて、

ドルビーアトモス再生で、天井4本の場合には、前後45°均等に配置というのが、まあ一般的だと思われます。
その意味は頭上センター(トップミドル相当)のファントム音像を得るためでしょう。

ならばトップミドルスピーカーを加えた場合はどうか?
これも「ヘリコプター・デモ」を再生していて気付いたことがあります。

長くなるので次で詳細を・・




【送料無料】KEFE301Eシリーズペアパックサラウンドスピーカー(ペア)


 

posted by shu at 15:27 | Comment(5) | ドルビーアトモス 7.2.6配置 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

     スポンサードリンク
  


この記事へのコメント
おつかれさまです

>>対するDTSのNeural:Xでは11.1仕様となるために、トップミドルスピーカーは鳴りません。

こんな制約があるとは知りませんでした
マニュアルの315ページの表をみるとNeural:Xは全スピーカー◎になっているので
てっきり13ch分出力するのかと思いました

検索してみたら148ページの※3に書いてありましたね(この仕様ってDTSの仕様なのかデノン、マランツの仕様なのかな)


トップフロント+トップミドル+トップリア+トップサラウンドもおもしろそうだなと思いましたができないのか。残念です。
●   ●

● ● ●

●   ●

トップサラウンドが、Auro3Dでしか使えなさそうなんで設置する人いるんかな?
Posted by あんどろめだ at 2018年04月06日 18:40
訂正です 上のだと14chいりますね


トップフロント+トップリア+トップサラウンドもおもしろそうだなと思いましたができないのか。残念です。
●   ●

  ●  

●   ●
Posted by あんどろめだ at 2018年04月06日 18:49
あんどろめださん こんばんは。

>この仕様ってDTSの仕様なのかデノン、マランツの仕様なのかな

これはDTS側の仕様ですね。


>トップサラウンドが、Auro3Dでしか使えなさそうなんで設置する人いるんかな?

あるいは「トップミドル」を共用できるのでは?と思ってもみましたが、Auro-3D側ではトップはあくまでも1本のみということなんですね。

トップサラウンドを設置する人がいるかどうか?・・やりそうな人は、居そうですけど。(笑)
ソフトの普及とその出来次第ではないでしょうか?どうでしょうね。
Posted by shu at 2018年04月06日 19:52
shuさん こんにちは。

センタースピーカーをファントムにしているので13chのアンプで下6個、上7個にしようと思っていましたが、トップサラウンドが実質Auroだけというのは設置の意欲が下がって気ました
Auto3Dはチャンネルベースとなるとトップサラウンドに音を入れてくれるソフトもかなり少なそう。(それともトップサラウンドchの音が入ってて未設置時は他に割りふる?)いかんせん情報が少なすぎですね。

あとは次期YAMAHAモデルがDSPの時に使いまくってくれれば設置するかな


まぁ、今度のGWにとりあえずトップハイトとリアハイトの6.1.4構成にしますかね
Posted by あんどろめだ at 2018年04月08日 16:24
あんどろめださん こんにちは。

トップサラウンドは他の4chに割り振られるようですよ。X6400Hがそうですから。


Posted by shu at 2018年04月08日 18:33
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]