2018年03月23日

7.2.6配置、初動レポート。その1

 AVC-X8500Hの登場によって、いよいよドルビーアトモス用の天井スピーカーを「6本」使用することが可能になったわけです。

そもそも、タダでさえ設置が面倒な天井に、そんなに本数がいるのか?
従来の5.1.4や7.1.4ではダメだったのか?

これらの点について既に満足していたなら、買い替えなどはしませんよ。(笑)

実のところ、天井4本で消化不足に感じていた部分は主に2つです。

1. 頭上からの音が来ない。

頭の真上が鳴るという感じが薄くて、どうしても後ろ寄りに感じる。
雷鳴とかですね。後ろから聴こえて来る場合が多いです。

2. 視聴位置前の空間密度(音)が薄い感じがする。

こちらに関しては、この過去記事に書いたようにトップフロントスピーカーを前寄りに動かしたりしてみました。参考記事 トップフロントスピーカーの位置再考。 その3

これらが、天井プラス2本追加でどうなるのか・・

180323-2.jpgテスト用のトップミドルスピーカーを、どうしようかと考えていた矢先、知人から諸々ご配慮をいただきまして、KEFのT101という薄型スピーカーを入手出来ました。

まだ設置後間もないのですが、取り急ぎ7.2.6配置の初動レポートです。


 基本的には従来の7.2.4配置にトップミドルスピーカーとして、T101を追加するという方法を採りました。
180323-9.jpg

その位置は仰角74°。トップミドルスピーカーは真上では無く、やや前方に設置しないと音が後ろから聴こえてしまいます。
僕は過去に70°くらいをベストだと特定しています。
参考記事 トップミドルスピーカーの位置を特定しました。 

この位置でT101を単独で鳴らし、頭上から音が来ることを確認してありますが、角度的に、もう少し前寄りでも良いはずです。

結果として、トップミドルとトップフロントスピーカーが近くなって、見た目に変則配置なのですが、個々の位置が推奨の範囲から外れているわけでもありません。

180323-8.jpg実際の様子です。
赤丸は、視聴位置から前後均等配置とした場合の、スピーカーがあるべき位置のイメージですが、トップフロントスピーカーも前述の通り、やや前寄りの配置です。

このトップフロントスピーカーの位置については再考、再試行の対象と考えてます。

 
 さて、その音は・・7.2.6配置で聴くドルビーアトモスはどうなったのか。

頭上への定位、密度感・・
これは明確になります。当然、実音源が出来たわけですから、それは効果的です。
頭上ではなく後ろ寄りになる・・これが改善されるのは一番の収穫です。

前後の移動感・・
これも以前、試聴会のレポートでも触れた通りで、情報量が増えますから、それは効果として現れます。
例の「ヘリコプターデモ」のヘリが旋回する様子、前後の動きが追加されます。


180321-2.jpgそれにしても、スピーカーの天吊方法やら、見た目が、がちゃがちゃ・・。

どれも苦心の形態なんですけどね。(汗)

トップリアが第1世代。トップフロントは発展型で前後可動式。トップミドルは、まんまテスト用。

『そうまでして天井6本なんて、やりたくないな』
『みっともない』
『必死過ぎないか』

ご心配なく。あなたの家ではありません。(笑)

それに、これらはどれも「仮設」であるとも言えます。
いずれ、Auro-3Dとの併用となれば、その配置はまだまだ流動的なのです。

その辺りについて今後の計画やら、考え方やら、記事を改めて説明します。


 参考に、T101はこんな感じで取り付けしています。
180323-1.jpg 180323-3.jpg

このT101のウーファー径は11.5cm。音質自体はKEFクォリティなのですが、容量的に低音が出ません。なのでサブウーファーが高い音も受け持つために、サラウンドサウンド全体の聴こえ方に及んで、腰高な音になります。よって低域の迫力、重量感は後退します。これはテスト用と割り切っています。

しかし、こういう小容量スピーカー(小径スピーカー)の混合ケースは、実際の使用上どうなのか?
この辺りは参考になるかと思いますので、次回触れてみます。



KEF T101 ブラック ケーイーエフ サテライトスピーカー ペア


タグ:7.2.6 AVC-X8500H

 

posted by shu at 23:29 | Comment(4) | ドルビーアトモス 7.2.6配置 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
いつも参考になる記事をありがとうございます。

自分に環境はフロントハイトの7.1.2なのですが
7.1.6にする際に参考にさせてもらいます。

まずは、トップミドルの位置を決めた方がいいのですかね
なんとなくイメージではトップフロントとトップミドルとトップリアの距離は等間隔の方が
良さそうな気がしていました。


>『そうまでして天井6本なんて、やりたくないな』
>『みっともない』
>『必死過ぎないか』
> ご心配なく。あなたの家ではありません。(笑)

興味ない人はそうなんでしょうが、ここを覗きにくる人にとっては「あこがれ」や「尊敬」ですよ(笑)
自分も2本で満足していたのに、8500で6本を聞いた時から6本化が必須だなになってしまった。
Auro対応のFWの音次第では頂点もいれないといけないかも...


マランツの8805も聞いてきましたが、時間調整ができず、最後列の一番端という位置で聞いていたので
イマージブオーディオとしてはよくわからなかった。また別の機会に聞いてきます。


Posted by あんどろめだ at 2018年03月24日 16:27
あんどろめださん、こんばんは。

お言葉に感謝します。

トップミドルの位置に関してですが、僕は重要だと思います。実際に聴いてみれば納得されると思います。

「前後に均等配置」についてですが、ある仮説を思いつきましたので、これはまた記事に書きます。
Posted by shu at 2018年03月24日 20:50
Shuさん おはようございます

7.2.6ch のレポートをありがとうございます。
私は Yamaha CX-A5100 ですが、ヘリコプターデモは満足してます。
でも、おっしゃるように頭上からの音は今ひとつです。
私も、7.2.6ch にしたくなりました。

我が家は、shuさんのお薦めで、all dynaudio になったばかりです。
dynaudio には軽量スピーカーがないので、道は遠いですが、schさんの
レポートを参考にしながら、考えていきたいと思います。

コメントの ある仮説 が、まちどおしいです。
Posted by n'Guin at 2018年04月01日 07:35
n'Guinさん こんにちは。

all dynaudio・・こういうのも一度経験できるとラッキーだと思います。難しい事ですけど。

ある仮説っていうのは、まあ大概の人は気にしないような事だと思います。(笑)
Posted by shu at 2018年04月01日 14:26
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