2016年08月31日

新製品ウォッチ '16-08

例年の事ながら、この秋に向けてAV機器の新型が発表され始めています。
いくつか取り上げてみましょう。

まずは既に発売中の製品から。

DMP-UB90 
DMP-UB900



世間の主流が未だにDVDにあろうかという一方で、意識の高いと言うか、新しもの好きな皆さんお馴染みのUHDブルーレイプレーヤーですね。
思ったよりも低価格でリリースされたので、既に所有の方も多いようです。

現時点で4Kレディ環境にある人にとっては、このパナソニックの2択がもっぱらの話題でしょうか・・。
UHD BDのソフトがいち早く欲しいという、コレクターほど導入の動きが早い?

一方で、他のオーディオメーカーからリリースされるであろうプレーヤーを待っている人も多い事でしょう。

個人的には4Kレディ環境もまだですから、様子見以前と言っておきます。
それに、まだ食指が動かないのには以下の理由もあります。

ブラックケースの鳴り物入り「UHD BD様」をしてもなお、海外版のアトモス仕様が日本版では不採用または、リリース自体が無しという作品が普通にある。(ま、これは今に始まった事ではないですが)
またDTS:Xにあっては、その弾数がぜんぜん足りてないという現状。


EH-TW8300W

4K対応プロジェクターの、ようやく現実的な価格で買えそうな機種が発表されています。
個人的な4Kレディ環境構築の優先度としましては、プロジェクターの方がまず先と考えています。
現在所有のLVP-HC7000は2009年製ですので、その基本性能の違いだけでも価値がありますから。(と言っても実勢価格30万オーバーの内の購入は厳しいですけど)

ホームシアター向けの液晶式プロジェクターは、そのパネル供給元であるエプソンのみが生き残り、他は生産を止めてしまいました。なので競合メーカーと製品の選択肢が無いのは寂しい限りです。

個人的に「次は、液晶はもう無い」(注1)と考えていたわけですが、その価格面から見たそのアドバンテージが、他のパネル方式との比較では絶対的である以上、仕方がありません。


(注1)液晶式プロジェクターには、ホコリが入るという決定的な欠点があって、それが画面にもやっと投影されるというその現象に、過去何回も泣いて来たからです。

製品価格対完成度の低さという、アンバランスの最たる存在が、液晶プロジェクターっていう代物でした。
(最近のエプソン機の事は知りません。と言うか、そういう情報も見掛けませんけど、どんなものでしょうか?)


SC-LX901



11chアンプ内蔵仕様で来た、パイオニアのフラッグシップAVアンプです。

税込み44万円という価格・・下位機種のSC-LX801に(こっちが89の後継でしょう)プラス2chアンプ1台分と考えると、11chの構築のコスパは良いという事になりませんか?(もちろん、お金があれば)

パイオニア機で11ch化を見据えると、クラスDアンプに手持ちのアナログアンプという組合せはおすすめしませんので、むしろ合理的な選択だとは思います。

しかし、そもそも11chが必要なのか?
こういう疑問をお持ちの方もおられるでしょう。

取説に指定通りのスピーカーレイアウトが取れるようでしたら、スピーカーは多いほうが良いと思います。
前後方向に部屋の大きさが足りない場合には、5.1.4ch配置つまり下位の9ch機でもパイオニアならば大丈夫だと思います。


ところで、SCシリーズの売れ筋だったLX59の後継機が、LX501かと思われるでしょうか?

しかし、これは違いますね。
LX501は7.2ch仕様、MCACCからPROが外れているなどのスペックダウンがあります。
そういう意味では、LX59の後継機ポジションはLX701の方が近いです。


話は戻って、11ch内蔵と言えば、デノンからも同様な11chAVアンプをリリースするような話がありますね。
まさか所有するAVR-X7200WAの後継機なのかと、早くも型落ちを覚悟しました。
しかし、どうやら6000番台?の下位機種らしいです。

でも、そのポジションで11ch化をラインアップするということは、いずれフラッグシップも11ch機になるのでしょうね。


それにしても、年を追うごとに各社AVアンプ上位機の価格は高騰化するばかりです・・・。
なので、正直うんざりする気持ちもあります。

しかし、その流れでは無い機種があります。
ヤマハのこれです。↓


RX-A3060


ヤマハの一体型最上位機である本機は、ここ2世代ほど後手を踏んでいた「見劣り仕様」(注2)を解消して、新たなサラウンドモードを追加、スピーカーの水平角度をも測定可能にするなど、明らかに充実した内容にも関わらず、その価格を据え置いています。これは相当にお得な機種に違いありません。

高騰する他社トップモデルを追うのに疲れたら、乗り換え候補としてRX-A3060で十分ではないか。という存在感が光ると思っています。


(注2)「見劣り仕様」とは、ヤマハのお家芸、シネマDSPとイマーシブオーディオとの掛けあわせが出来なかったという部分の事です。



9.2追記
障害報告

当記事の「拍手ボタンが押せない」という現象をご指摘いただきました。
早速修正をいたしました。
失礼いたしました。
何卒よろしくお願い致します。


【新製品ウォッチの最新記事】

 

posted by shu at 22:07 | Comment(19) | TrackBack(0) | 新製品ウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
DMP-UB90、DMP-UB900は4K以前に音がダメですから、shuさんにはご満足頂けないかと。
EH-TW8300Wは1年後には30万円を切るかもしれません。

RX-A3060はかなり売れると思います。SC-LX901は厳しいかな。11chパワーアンプ化
よりも、64bit音場補正の方がインパクトは大きいし、何より価格差がありますしね。

RX-A3060は、後にパワーアンプ追加で高音質化という選択も残されていますからね。

Posted by at 2016年09月02日 00:18
失礼しました。先のコメントは私でした。
Posted by ふえやっこだい at 2016年09月02日 10:11
拍手できないのは
Posted by 私だけ? at 2016年09月02日 10:30
なぜか拍手のボタンが押せませんね。
Posted by ふえやっこだい at 2016年09月02日 13:00
ふえやっこだいさん
私だけ?さん

ご指摘ありがとうございます。
現象を確認しました。

現在、原因を調べています。
お待ち下さい。
Posted by shu at 2016年09月02日 19:36
私だけ?さん
ふえやっこだいさん
みなさん

「拍手ボタン」が最新の記事で、押せないという状態にありました。
大変失礼いたしました。

現在復旧させたつもりです。

心当たりの方は、再度拍手をお試しください。

何卒よろしくお願い致します。

Posted by shu at 2016年09月02日 20:22
ふえやっこだいさん

おはようございます。
おかげ様で復旧しました。ありがとうございます。

ばたばたしたので、最初のコメントを放置してしまいました。(笑)すみません。


>DMP-UB90、DMP-UB900は4K以前に音がダメですから

流石に実機通でいらっしゃいますね。それを言っちゃいますか。
僕がどうしても、UHDブルーレイを見たいとして買うなら最初の1台はUB90、安い方です。


>EH-TW8300Wは1年後には30万円を切るかもしれません。

やはり、順番はプロジェクターから考えています。
そうあって欲しいです。

そうするとプレーヤーの選択肢も増えていると思いますが、一度で買えないので4K対応の道は長いです。

しかし、「要らない」「買わない」では、記事受けは悪いですね。(笑)


>RX-A3060はかなり売れると思います。

はい。商品価値が一気に上がりましたね。

ヤマハの場合、シネマDSPの分だけでも他社より付加価値が多いのに加えて、YPAOの内容も年々攻めている印象があります。仰角と水平角度の測定はイマーシブオーディオ時代に必須ではないでしょうか。

Posted by shu at 2016年09月03日 08:33
shu さん、 ご無沙汰しております。

 以前に、Marantz AV8802 が AV8801 より好みの音質ではなく、見送りを決めて以来、AVから遠ざかっていました。
 ところが、限定品の Oppo BDP-105D JAPAN LIMITED を購入したときに、YAMAHA CX-A5100を試聴し音質の良さに驚いてしまい、こちらを導入すべく、準備を進めている次第です。
ピュアオーディオ用のリファレンスCDをCX-A5100の DAC で充分に鳴らせていました。
 よって、CX-A5100 を利用して、ピュアオーディオと Multi-Ch オーディオを統合してしまうつもりで、ピュアのスピーカー(Dynaudio Contour 3.3)に似た音質のスピーカーを手に入れるように探しており、なんとか Center(Dynaudio Contour SC)Surround・Surround Back(LS5/12A:Dynaudio のユニット使用)を中古で入手しました。

 YAMAHA は仰角・水平角度の測定ができ、フロントプレゼンスの位置として、フロントハイトとオーバーヘッドを選択できるようです。 天井取り付けだと、小さなスピーカーでないと危ないですが、フロントハイトでもいいのなら、大きめのスピーカーも可能になります。 Dynaudio には、HTS3001 SE に相当するスピーカーがないので、どうしようか迷っているところです。 何か良い知恵があったら、教えてください。
 


Posted by n'Guin at 2016年09月07日 17:56
n'Guinさん、こんばんは。しばらくでした。

ヤマハならば、無理して天井スピーカーにせずとも、フロント、リアのハイトで良いようですね。
シネマDSP機がイマーシブオーディオにも対応したという位置づけと見ています。

>Dynaudio には、HTS3001 SE に相当するスピーカーがないので、どうしようか迷っているところです。

さて、困りましたね。

残念ながら、Dynaudioに関しての音質傾向を存じませんし、明らかに格上のシステムをお持ちの方に対して意見をするのもどうかと思いますが・・

僕ならばLS5/12Aの延長線上?同系統?の下のクラスで何か探すとか?

でも、サテライト的なスピーカーをお考えなのでしょうか?
その設置方法や、そもそも適当なスピーカー自体の有る無しがあって、天吊りにしても壁掛けにしても、その選択肢は多くはないように思えます。

評論家さんがイクリプスあたりを使うのは、設置性を重視した結果なのは明白で、音質や鳴り方の相性が取れているかは疑問です。

要するに案外、ハイトやトップスピーカーには大したモノと言ったらあれですが、そこまで気を使っている方が少ないのではないかと個人的には思います。

僕の場合、適当なスピーカーが「有った」から使っているということですが、最後には設置性(専用の取付け金具の有る無し)で決めると思います。
Posted by shu at 2016年09月07日 23:13
shu さん、おはようございます。 早速のレスをありがとうございます。

> 最後には設置性(専用の取付け金具の有る無し)で決めると思います。
おっしゃるとおりです。 安全に使えることは何より大切です。

> 僕ならばLS5/12Aの延長線上?同系統?の下のクラスで何か探すとか?
Dynaudio (およびその系列)には、取り付け金具があるスピーカーはありません。
自分で細工しないといけません。

案1 専用取り付け金具がある小型スピーカーで、天井取り付けをする
案2 置き台を工夫して、フロント・リアのハイトとし、Dynaudio のスピーカーを使う。 
案3 案1・2の混合(CX-A5100 は独立して設定できるようで、確認中です)

どの案になるかは、まだ微妙です。 取り付け金具があるスピーカーとしては、Monitor Audio のスピーカーを持っています。 Radius 90 シリーズが4台あるので、これを使うのも一案です。

現在はまだ CX-A5100 を入手していないので、AV8801 での試聴ですが、Dynaudio のスピーカーで、12.1 ch にして聞いてみたら、フロントワイド の Monitor Audio Radius 45 が明らかに能力不足(低域が足りない)のが認識できたからです。 以前に、shu さんが、フロントワイドに、フロントと同等と書いていた(http://dfly1.seesaa.net/article/294835102.html)のを思い出し、こっちも気をつけた方がいいのかなと思ったのでした。

いろいろアドバイスをありがとうございました。 また何かあれば,教えて下さい。
よろしくお願いします。
Posted by n'Guin at 2016年09月08日 09:14
n'Guinさん、こんにちは。

スピーカーは出来るだけ揃えたいものですね。お気持ちわかります。
大変ですが、良い落とし所を見つけてください。

案2ですが、部屋の四隅にスピーカー専用の棚を作るというのも考えたことがあります。

Dynaudioつながりで、専門家さんのHPを見つけました。
ご存知でしたでしょうか。ご参考まで。
http://kotonohanoana.com/
Posted by shu at 2016年09月08日 12:35
取り付け金具のがつけられる安いヤマハスピーカーをハイトで使っていましたが
貧弱なので低音の出るスピーカーに取り替え予定です。

HIVIがやっていたように突っ張り棒に板をつけてスピーカーを載せてバンドで
固定しようと考えています。

予定しているソニーのスピーカーは指向性が極端に広いので、スピーカーが
試聴位置に向いていなくても問題がありません。

ハイトとトップは出来る音場が違います。ハイトは音場が広くトップ位置では
上方向からの音がはっきりと聞こえます。優劣よりも好みの問題だと思います。

音楽でもシネマDSPのプラグラムを使う場合、シネマDSPがハイト位置を前提にして
いるだけにハイトが相性が良いように思います。ホールの広さが再現されます。

トップの位置は、あくまで映画のatmos専用だと思います。


Posted by ふえやっこだい at 2016年09月08日 20:33
トップあるいは、ハイトスピーカーの金具の固定方法に困ったら・・

上でリンクしたHPにある、大きめの板を下地にネジ止めしてしまって、その板に金具を取付けるという方法・・これが有効かなと思います。ただし、見た目は二の次。リビングではダメでしょうかね。

実際のところ、言うは易し行うは難し。なんですよね・・。
Posted by shu at 2016年09月08日 21:34
CX-A5100の試聴会で、ハイトスピーカーを載せる台があまり高くなくフロントと1m余りしか
高さの差がないのでヤマハに訪ねたのですが「天井につけてしまうと出た音がすぐに天井に
反射するので低くなっても天井と離した方が良い」と言う事でした。

この点、トップの位置の場合にはスピーカーが下に向いているので音が天井と干渉しません。
Posted by ふえやっこだい at 2016年09月09日 09:56
パイオニア+ONKYOの技術結集の触れ込みでDRX-R1(integraブランド)から出ました。

11chでLX901を上回る定価486000円。DACは旭化成の最新鋭DACの可能性が高いです。

ONKYOのクアッドプシュプル方式3三段インバーテッドダーリントン+DIDRC+パイオニアのMCACC PROなら
面白いですが。

Posted by ふえやっこだい at 2016年09月09日 17:10
これですか。
http://integrahometheater.jp/products/drxr1.htm

MCACCではありませんね。
Posted by shu at 2016年09月09日 19:11
夕方5時の時点では公式に出てなかったんですが、MCACCがなかったらこの価格はないですね。
Posted by ふえやっこだい at 2016年09月10日 00:55
800万円の4Kプロジェクター(ソニー5000ES)見てきました。800万円が適正かどうかは
分かりませんが、そばにあった150万円の1100ESの映像よりも遙かに凄かったです。あはは。

コレに見合う音響システムは1000万円級と思いますが、繋がれていたのは実売40万円の
スピーカーと6万円のAVアンプでした(笑)。
Posted by ふえやっこだい at 2016年09月12日 10:54
800万のプロジェクターと、6万円のAVアンプの組合せ!
何の意図も無かったと思いますが・・そうですか。(笑)

しかし、僕なら800万あってもそのプロジェクターは買いませんね。
その半分くらいのトリノフAVセンターでも買わないと思います。(クルマの方へ行きます)

適度な価格で、相応なことが楽しめたら良いと思っていますけど。
Posted by shu at 2016年09月12日 12:35
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