2016年04月03日

AVR-X7200WAファーストインプレ。その2

正直なところ、AVR-X7200WAがデノンのフラッグシップとは言え、パイオニア機からの買い換えということで、ある懸念材料がありました。それは次の2点についてです。

1.「フルバンドフェイズコントロール」という技術の有り無しの違い。
2.サブウーファー2台(異種であり前後配置)の制御。

まず1について。
さすがに技術の有り無しは効きますね。
この前書いた、瞬発力とサラウンドの定位のシャープさがやや不足する感じは、正にこの部分でしょう。

パイオニア機のSE(サウンドエフェクト)のシャープな定位は、サラウンド音場の見通しを広くする効果があるものと認識しました。

しかしAVR-X7200WAにはそれを補うだけのパワー感と、スピーカー間のシームレスなつながり、それに初めて聴く懐の深い低域表現能力があり、これは9.2chを別のスピーカーに入れ替えたかのようです。

では2番目の方・・これは上手く制御されています。
ほぼ1台のサブウーファーで鳴っているような感覚です。しかも9chプラス0.2chという感じを意識させないような繋がりの良さがあります。
空気を震わす重低音の再現性は今までに経験の無いレベルであり、サブウーファーツインドライブの面目も躍如といったところです。


さて、DTS:XについてはDTSのデモディスク2015版で幾つか体験することが出来ました。

160403-2.jpg一番上の「Divergent」が実写映画であり、音響効果もにそれなりのイマーシブ感(没入感)があります。

しかし、DTSは音が良いという従来からのイメージほど、ドルビーアトモスとの差があるようには感じませんでした。
ドルビーアトモス自体、音質は上がっていますので。

160403-1.jpg明快なオブジェクト感の違いがあるかどうかについても、まだセッティングの途中ですが、ドルビーアトモス、DTS:X共に似たようなものだと感じました。

今のところ、DTS:Xが無いと困るのは、ソフトがどんどん出てきた時でしょう。
聴けないからという理由が、イコール必要性という性質の問題ですから。

出来であるとかは、従来からの延長線上にあるものと理解して良いだろうと思います。雰囲気の違いですね。
音が良いとか、やや劣るとかいう比較はDTS:Xの方の弾数が無いに等しいので、まだ出来ませんね。

他で書かないようなインプレも少し・・

160403-3.jpgこれはセットアップマイク用の付属品スタンドです。
割にペラペラの紙製ですが、高さが変えられます。
もうちょっと厚紙ならばとは思いますが、あればあったで使えます。

Audyssey(オーディシー)のオートセットの測定ポイントは視聴位置から60センチ以内に、6から8箇所です。
メインポイント(視聴位置)はイスの上、他の位置では床の上、あるいはテーブル上などとそれぞの位置で高さが異なる場合、たとえばメインポイントでは三脚を、他の位置にはこのスタンドを使う方が効率的なのです。

三脚を上下に調整するのは面倒ですからね。
8箇所の測定にはマイクの移動など含めると25分程度掛るでしょうか。

160403-4.jpgリモコンは振動検知の自照式です。

緑色のボタン・・いよいよAVアンプにもエコモードが付いたのかと思いましたね。

エコモードなんぞ、ハイエンダー諸氏には無用かも知れませんが、Bライファーの僕は少々気にします。

そのエコモードがONまたはオートとOFF、それぞれ実際の消費電力はどの位か?
ワットチェッカーで計ってみました。

160403-6.jpgこれがエコモードOFFの時。
100W程ですね。

160403-5.jpgエコモードON。
60Wまで落ちました。

ボリュウムは-50dbから-27dbあたりまで試しましたが、ワット数の変化はほとんどありませんでした。

この範囲だとエコモードオートでも、ONと動作は同様でした。
相当の大音量時にはOFFになるのでしょう。

音質の変化はどうか?
それはありますね。わずかにダンピングの効きが弱くなりますが、ガックリ落ちるという印象はありません。
許容範囲かと言えば、僕ならソースによってOKしますかね。

5.2.4ch環境のままでAVR-X7200WAの素性とおよそのセッティング傾向がつかめたならば、第2形態・・7.2.4chに移行するつもりです。

同時にSC-LX78のMCACC PRO環境化でのサラウンドの印象をひな形にして、アナログ的手法・・スピーカー振り角、ルームアコースティックなどで(書くのは簡単ですが)その差を詰めて行く事、それが今後の課題と言うかお楽しみですね。

次は基本のセットアップについて書きます。


AVR-X4200W DENON[デノン]  AVアンプ

タグ:AVR-X7200WA DTS:X

 

posted by shu at 23:37 | Comment(4) | TrackBack(0) | AVR-X7200WA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

     スポンサードリンク
  


この記事へのコメント
twitter見ましたが、2000REつけてない評価だったんですね。
DENON同士相性が良いだけに、2000REのパワー化で音の切れが
期待出来ますね。
Posted by ふえやっこだい at 2016年04月05日 18:55
こんばんは。

そうです。7200単体の素性を知ってからと思いまして。
しかし、とっとと先に進むことにしました。(笑)

早速着手するところです。
7.2.4chも初ですから、どんな感じになりますか・・。
Posted by shu at 2016年04月05日 19:57
>7.2.4chも初ですから

あれっ? サラウンドバックは、自作スピーカー使うんでしょうか。
レビューで確認させて頂きます。
Posted by ふえやっこだい at 2016年04月05日 20:07
いや、アトモス配置の7.2.4は初めてということですよ。

手持ちのスピーカーが復帰するかたちになります。
Posted by shu at 2016年04月05日 23:44
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/436162202
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック