2016年03月27日

AVR-X7200WAファーストインプレ。その1

AVR-X7200WAを使い始めて約一週間というところです。

160327-1.jpgまずは、Bライフを謳っておきながら何故にフラッグシップなのか?という疑念についてです。

SC-LX78を購入資金に当てた価格が予想以上にこなれているからであって、結果ベター(ライフ)という選択が叶っただけなのです。

しかしここまで価格がこなれている要因、それには理由があるのかも知れません。
これはこの記事の続きの中で触れます。

まずはAVR-X7200WA、初聴きでの印象から。
スピーカー構成と配置は以前からの5.2.4chのままです。
これは頭に残っているCS-LX78の音質、雰囲気との比較になりますが、具体的に書きましょう。

・ハッとするほどのSE(効果音、環境音)の音質。
まず第一印象がこれでした。
これは過去に聴いたことがないほど明瞭かつ実体感を感じました。
ソフトはCG版「キャプテンハーロック」より。
アルカディア号のブリッジの場面、ハーロックが後方から近づいてくるカツカツという足音。

・セリフが太い。
これも同作品のSEと同様な印象で、いわゆる声に厚みが乗っています。
大河ドラマ「真田丸」では冒頭、低く意識した口調の有働アナのナレーションが太い。

・サラウンドの定位、移動感が良好。
SEの定位と移動の軌跡はスムーズであり、スピーカー間を良く動きます。
ドルビーアトモスの高低差がある様な空間定位も良く出ます。
ソフトは「マッドマックス 怒りのデス・ロード」冒頭シーン。マックスのセリフと周囲からの声。

・低音の質が違う。
サブウーファーへのつながりが自然かつ、中域から重低音域までの階調は細かく分解能が高いので、同じソフトでも今まで聴いたことのない低音表現が聴けます。
WOWOW録画「ハンガー・ゲーム2」島が回転するシーンの低音。単なる轟音ではなくビートが乗っているのがわかる。

ここまでは良い部分。
以下にあえて良くないと思う部分も書きましょう。

・レストアラーが地デジ、BS放送(MDMI入力)には使えない。
・瞬時に出る音(低音の効いた爆発音、激突音)のインパクト、瞬発力が物足りない。
・サラウンドのSEにシャープさが欠け、大味。
・サラウンド音場が狭い。特に後方。
・ややもすると、低音が厚過ぎの感じは人によってはどうか。

この辺りは、ほぼデフォルトの設定での印象ということではあります。
中身の詳細については次で書きます。

最後に今日はまず、このことについて触れておきます。

160327-2.jpg「Neural:X(ニューラルX)」は「ドルビーサラウンド」よりも音が良いらしい?

巷のレビューの印象によって、あるいはこう感じる人がいるかも知れません。

WOWOWの録画から、ステレオ収録の音楽ものとドラマ、5.1chの映画を見ました。

BSならば音声はAACなので、ドルビーサラウンドとNeural:Xのどちらも使えます。
だから同じ作品で比較が出来るのです。
その結果、僕の感想は違います。

Dolby Surroundは前方の空気感と上方向の音場が高いです。
Neural:Xは上は控えめで、自分に近い横方向の空気感、囲まれ感が特徴の様に感じました。

Neural:Xの方が断然良いというほど、聴こえ方に差があるとは思いません。
優劣の判断は個人の好み次第でしょう。

では、ドルビーアトモスの対抗馬、本家DTS:Xの方はどうなのか?

これをチェックするにはソフトが・・
実はあります。
160327-3.jpg
まさに天からの思し召しかもしれません。入手できました。

このディスク中のDTS:Xのデモを少し聴いた印象です。
これもアトモスとの比較では、「ソフトのバラつきで吸収出来るのでは?」というくらいの違いしか、ないのではないか・・というの正直なところです。

続きは次回。



機能的にはほとんど同じ高機能AVアンプです。↓
SR7010 marantz[マランツ] AVアンプ

 

posted by shu at 21:35 | Comment(6) | TrackBack(0) | AVR-X7200WA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

     スポンサードリンク
  


この記事へのコメント
DENONは、あえて音の出足を遅く膨らませる事で太く量感を出し映画館のような
スケール感を狙っていますので順当かと思います。

デジタルアンプとMCACCは瞬発力と締まりの良さに優れているパイオニアからの
変更ですから、余計に差を感じるでしょうね。

個人的には固い金属的な音より、揺らぎある木質的な音が好きだったりします。
BOSEの音楽が結構好きです。

2者のそれぞれの特徴はトレードオフの関係にあり、好みの問題かと思います。
ONKYOパワーアンプを加えれば瞬発力は上がりますが、良さも減ると思われます。

後方の音場は、サラウンドバックを加えてフルスペックの7.2.4chにする事で、
かなり改善すると思われますし、次のトライはコレではないでしょうか。
Posted by ふえやっこだい at 2016年03月28日 09:45
shuさん、7200WA、購入おめでとうございます!!

遅ればせながらで、申し訳ありません。

ちょっと、目を話したすきに、こうなっていたとは・・・・
びっくり!!

これから、また、DTS:Xのレビューも聞けますので、楽しみにしております。

私はというと、5600ESにしたばかりなので、一体、何周遅れなんだってことになってしまっています(苦笑)
Posted by ajisai at 2016年03月28日 12:51
ふえやっこだいさん 
こんばんは。

いつものフォローコメントありがとうございます。
さすが、お見通しでいらっしゃいます。(笑)

今月のHiVi誌にもちょうど、この件に関する事が明言されていますが、ネガティブな受取り方はしていません。

>後方の音場は、サラウンドバックを加えてフルスペックの7.2.4chにする事で、
かなり改善すると思われますし、

確かにこれは当初からの想定にあります。
LX78の環境下にあったスピーカー構成でのお試しを終えた後で、第2形態(7.2.4ch)に移行します。

>次のトライはコレではないでしょうか。

Yes,My master.

Posted by shu at 2016年03月28日 22:14
ajisaiさん
こんばんは。ありがとうございます。

いえいえ、そのように言って頂かなくても大丈夫です。
あるいは「もうついて行けないよ」とか「あきれた」と思う人もいらっしゃるでしょうし。(笑)

そうそうTA-DA5600ESでしたね。何にしてもフラッグシップを使えるのは良いことだと思いますね。



Posted by shu at 2016年03月28日 22:27
HIVI、読みましたが、AVR-X7200WAの記事を見ましたが、肉質で厚い音など正確に
特徴を掴んだ表現で、ネガティブな表現ではないと思いました。

ただ相対的にLX89の性能が3050や7200に比べて抜きんでて良いという内容でしたね。

フルバンドフェイズコントロールの位相調整、MCACC PROの正確性やデジタルアンプの
瞬発力とパワーは孤高の存在なので、それを良しとするなら評価は記事通りになると
思います。

今、ハイレゾが全盛のなかでレコードが復活しつつあります。評論家の評価はともかく
大衆的には「数字や解像特性が優秀=高音質」とは限らないのですね。

清涼な刺激のあるシャワーを浴びるのを気持ち良いというのもあれば、温かくふわふわの
毛布をゆったりかぶるのが心地良いと言うのもあると思います。

プロジェクターもそうで、4Kの解像度だけでなくコントラストや色彩の総合性能です。
私はPJはあえて解像度は落とし気味にして、色温度低めの暖色の設定で見ています。
その方が副交感神経的に心地よく、そして長時間疲れずに見られます。

一般的にも、逆に映像を美しく見せるため、あえてソフトフォーカスにする事もあります。

そもそも映画館は解像度アマアマで、音もボワボワだったりします。狭い椅子で長時間
疲れないで見るのはその方が合っているんでしょう。そもそも前後左右あれだけ広い場所
全ての座席で等しく全員に正確な定位なんて出来る訳ありませんしね。

単純に綺麗に見せたり聞かせるのと、心地よく見せたり聞かせるのとでは違うと思います。
高解像度で綺麗なものが良いなら、高額なソナスのスピーカーは売れません。

ところで、フロントのQ700をサラウンドバックに回して、フロントにR300なんてどうで
しょうか。多少は音が締まると思いますが、バランス崩れますかね。

Posted by ふえやっこだい at 2016年03月29日 10:01
確かにMCACC PROの効能に焦点を当てるとそれは素晴らしいです。他のメーカーに無いものを搭載しているわけですからね。
しかし・・これの続きはバックヤードに書くことにします。

>フロントのQ700をサラウンドバックに回して、フロントにR300なんてどうで
しょうか。多少は音が締まると思いますが、バランス崩れますかね。

話としては面白いですね。
サラウンドバックと言うか、1個づつ後ろに回して空いたフロントSPのグレードを上げるという・・。

シアターではQシリーズの方がキャラクターが合うようですが、R300は良いスピーカーですし、音も締まるでしょう。

もっともそれをやると、日常生活のバランスが崩れてしまいます。(笑)

Posted by shu at 2016年03月29日 21:14
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック