2015年08月01日

仕切り直しのドルビーアトモス。

正直なところですね・・アンケートをまとめた後でモヤモヤが残りました。
おそらく皆さんもそう感じたかも知れません。反応で何となくわかります。

僕自身からすれば、ドルビーアトモス ホームの感想について「意外な結果」が出たからであり、皆さんは『おいおい、それで納得するの?』といったところでしょうか。

その事が後を引いていた訳ですが、なぜ「良い」という感想を多くの皆さんが持たれたのか?・・この部分について考えてみました。

多くの皆さんが体験した試聴会では、悪いものを聴かせるはずは無く、セッティングには気を使っているはずで、ベストな音を聴かれた可能性が高いのでしょう。

一方でこちら側はどうか?・・うちではベストな音を引き出せていないのか・・。

実際うちで聴くアトモスの不満点はこの図にあります。
150801-1.jpg
アトモスの特徴である音像イメージを分かりやすく言えば、部屋をお椀ですっぽり覆うような感じなのだと思われるのですが、そのお椀(ドーム)が形成されてないのです。

赤線の範囲が、僕の部屋で聴くアトモスの音場のイメージです。
ちょうど甲子園球場のバックネット裏から見たような、あるいはホームから見て、アウェー側に屋根の無いサッカースタジアム?のようなイメージ。

お椀ならばこの赤線は円になるはずです。
本来あるはずの天井が抜けているために、頭上を左右に横切るはずの音は自分の後頭部上を通ります。
前方までお椀がかぶさっていませんから、ここの空間の音像定位は物足りず、当然前後に抜ける音の移動は、その軌跡がはっきりしません。

このような聴こえ方であるからして、良い評価は出来ないのです。(過去記事はこちら)

しかし、多くの皆さんが「良い」とされた、その再生環境との違いは何なのか?
この辺りを考えていました。

まずは、天井スピーカーの位置が部屋の後ろ側に偏り過ぎていないか?(こちらの記事で触れています。)

これについては、視聴位置に応じたドルビーの推奨位置を守っており、あえてその推奨位置を外して前よりに移動したとしても、そもそも天井スピーカーは添え物程度と言えるような稼働率の低さであり、積極的に音場形成に寄与しているとは、今のところ思えません。
なので天井スピーカーの位置自体で、アトモスの音場効果が大きく改善されるかは疑問です。

では他の要因は何か?
実はまだやりきれていない事が一手、残っていました。

それは5.1ch配置の基本である、フロントスピーカーの開き角度60°、サラウンドスピーカーは正面から120°・・。
つまりITU-R勧告によるスピーカー配置です。
実際SC-LX88、78の取説にはそのように指定があります。

これがうちの場合はどうだったか・・。

この事について、実証をしているその途中なのですが、経過を追ってダラダラ書いていると結論が相当先送りになってしまいます。なので今の時点で先に書いておくべきことがあります。

ドルビーアトモス ホームの実践においてITU-R配置、これを外すとまず、ベストなアトモス音場が得られないようです。
特にフロントスピーカーの開き60°については、これは守った方が良いかと。

ITU-R配置と天井スピーカーの組み合わせの再考・・ドルビーアトモスについて言及しないとしておきながらも、この事を試さずにでは中途半端だろう・・

そういう訳で、ドルビーアトモス ホーム導入記のシーズン2、いや、1.5かな?
ドルビーアトモスを見極めるため、もうちょっと悪あがきしてみます。

次回から詳細を。


実はアンケートはまだ実施中です。(8月3日まで)
まだの方は滑り込み投票、よろしくお願いします。



こちらの新型をそろそろ見たいものですね。↓
PIONEER SC-LX58


 


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