2015年04月12日

ドルビーアトモス ホームの正体。

注)この記事をご覧の前に、こちらの最新記事をご覧ください。

2015.9.12現在、再生環境が変わっています。
この記事中での評価は、最新の再生環境では異なるからです。



今回の記事は、自業自得の自爆記事です。

未体験の人が参考とされる場合には、あくまでも個人の感想です。話半分と思って下さい。
それに管理人は少々理性を失った感があります。

あまりに問題ありの内容となっていますから、期間限定での公開とします。 
皆さんの反応を見させていただきますが、期限は18日までで考えています。

4月18日追記:期間限定公開を解除しました。

昨年秋にテイクオフした、家庭用ドルビーアトモス搭載のAVアンプは、これまで十分な補給も受けられないまま、DTS:Xの発表という事態を受け、その全機が撃墜され、パイオニア機は消息不明。国内で生き残ったのは最後発の2機のハイエンドのみ・・という、惨たんたる結果になりました。

華々しく登場した、革新的という触れ込みのサラウンドフォーマット搭載AVアンプも、その賞味期限はこの秋までということになりましたから、大枚はたいて購入したオーナーは、たまったものじゃあないです。

パンを買うのとは、訳が違いますからね。

かく言う僕も少し前まで、DTS:X云々は仕方がないと言ってきました。

ドルビーアトモス ホームが確固たる地位で、どんと構えていたならば、DTSのそのお手並み拝見というくらいの余裕もあるだろうと思いました。

しかし今のドルビーアトモス ホームは、残念ながらそういう代物でないです。

まずは冒頭で「補給」と比喩した、ソフトの供給状況・・・

ご存知の通り国内BDソフトは現在6本しか無いのです。
このペースだと年内20本に届くのですか?

せめて何らかのかたちで、デモディスクの配布くらいと思うのですが、それすらもありませんから、盛り上げようとする機運が今ひとつ感じられない。
(DTSの件や次世代ディスクの事を見越しての事でしょうか)

そして物理的障壁を乗り越え、天井スピーカー4本のフルシステムで聴いた、肝心のそのパフォーマンス・・・

立ち上げ前から映画館のそれと混同させて、同等の効果を家庭で再現できるなどと言われていました。
しかしその実は、家庭用システムに十分落とし込めていません。

スピーカーの数と配置の問題、視聴位置と部屋の形状に関わる天井スピーカーの配置の問題。
これらの点でどうなのかと。

厳しすぎますか?

ただでさえ、障壁の高い天井スピーカーの設置を実現できるユーザーは、わずかに3パーセント以下のようです。
その恩恵として求めるものとすれば、それ相応であるべきと思います。

具体的には、まあ色々と取り上げたいのは山々です。
しかし下書きを書いてるうちに、段々と自分の卑屈さを発表するようなものだと思って来ました。

とにかく、現状の設定ではアトモスのサウンドデザインを家庭で再現出来ているとは思えません。

あえて爆弾を投下します。

ドルビーアトモス ホームの正体は、アップミックスである「ドルビーサラウンド」・・こちらの方。
そっちがメインの機能で、アトモスの方はと言えば簡易再生ですね。表に出る方が逆なんですよ。

僕がちょい聴きでそう言っているわけでないのは、過去の記事から察して下さい。
それに直前まで最善のセッティングを模索していました。

例の「プラス2ch」も試しました。
それが有効であったと言うことは・・です。そこまでを含めての感想です。

これは巨神兵と同じですよ。出すのが早かったのか?
こっちはこっちで、飛びつくのが1年、いやDTS:Xの件を見越して2年は早かった。

まったく不覚を取ったということです。

この半年あまり、新らしいものの立ち上げを体験し、テストやセッティングなど楽しんだのは事実でした。
濃い半年でした。しかし、討ち死ですね。

この趣味も20年以上になりますけれども、ここまで呆然自失となった事も無かったです。



今後ですか。

最新のスピーカー配置図を更新します。残骸としてその記事を残し、けじめをつけます。

そのあとは、消息不明機のその後を見届けたのち・・何を?って、別の何かに興味を向けたほうが良いのかも知れません。

 


     スポンサードリンク
  


この記事へのコメント
業界が厳しい中、4Kで盛り上げようというのと同じでDAも需要喚起のために
やや過剰なお祭りだったと思います。

企業や販売店の厳しさも理解できますのでやむを得ないと思います。だからといって
個人が気を遣ってその空気にあわせて提灯記事を書く必要もないと思います。正反対の
多様な意見が色々あって健全だと思うのです。

世間の空気を読んであわせないといけないと言うのは、健全な社会ではないと思います。
また結果的に企業に厳しい意見は、逆に企業の成長の肥やしになるとも言えます。

私も「4K=高画質」業界の空気を読まないで、画質には4Kの高精細だけでなく色彩の
性能が同等に大事だと言い過ぎ多くの人に嫌われましたが覚悟の上なので気にしていません。
ただ、ストレートに思いを伝えることが息苦しくなった社会の空気を感じます。

shuさんの強い感情は感じつつも、DAについて至極まっとうな意見を言われていますので、
自爆記事だとは思いませんし、削除対象にはならないと思います。
Posted by ふえやっこだい at 2015年04月12日 19:52
ふえやっこだいさん、ご意見、誠に痛み入ります。
Posted by shu at 2015年04月12日 20:18
初めまして、昨年末より5.1chのホームシアターをDVD環境からBD環境に更新しようと考えていた所思いもよらぬDolby-atmosにはまり、安い物で終わらせようとしていたのが何時のまにやらAV-ampが欲しくなりatmos対応がしたくなり、果てはDTS:Xを見極めねばと1月の更新が今年の秋に、そしてDTS:Xを取り入れるなら来年の春先まで貯金をせねばと情報だけ集めている還暦の爺さんです。

こちらで勉強をさせて頂きスピーカーレイアウトも自分の8畳間に合わせて天井SP含めて作図をしておりましたが今回この様な報告を頂き正直戸惑っております。
一体我が家のホームシアターは何処へ向かえば良いのか混沌とし始めました。
現在は電動スクリーンを自力で赤外線リモコンを作成しやっと動作するようになり、次は学習リモコンを使って沢山のリモコンの集約と共に簡単なマクロで沢山の機器の電源を一発で入れられるようにと、何時か買えるatmosやDTS:Xを夢見て今のうちにやれる所だけでもと頑張っております。

どうもatmosはそのソフトのリリース状況からするとそれ程に盛り上がる事は無いのかと少しずつ心配にはなってきていましたがDTS:Xも同じ道を進み結果としては盛り上がった割には世界標準が書き変わるような異変へとは繋がらないのでしょうか?

是非今後ともに還暦の私の夢も道ずれに今一度真価を求めて記事を書いて頂きたくお願いさせて頂きました。
Posted by Cafe Tom at 2015年04月13日 17:48
私も雑誌等にあおられ、Neo:X対応AVプリを買いましたが対応ソフトは2本。
 DAが発表された時点で、今後永久に出ないことが確定しました。
今までで一番ソフトが少ないフォーマットかもしれません。
では、損したかといえば、そうは思いません。
音は良くなっていますので、その分楽しめていると思います。
 ただ、今回のDAについては、メディアのあおりすぎ感じはありますね。
 
下位の互換性確保のために、オブジェクトとして認識させている音源は
相当少ないはずです。
 登場人物含め、動くもの全てがオブジェクトなら、
非対応のアンプではセリフすら聞こえなくなるはずですが、そうではありませんでした。

 また、明確なスピーカーの位置を提示できないのは、設置工事が
必要な規格にとっては大問題です。
※前後の角度については情報がありますが、横の角度の資料はないと思います。

とはいえ、パワーアンプとスピーカは追加で確保しています。

Posted by AR at 2015年04月13日 20:30
Cafe Tomさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

HPを拝見いたしました。
実は僕もかつて、RC飛行機をかじった事があります。
サンデーアルファというエルロン機までですが。
RC飛行機が作れるとホームシアターのDIYなんぞ、どうということは無いはずですね。

僕の書いたもので困惑をされておられるようですから、お詫びをしたします。

アトモスのデモをお聴きになられたご様子。
僕もそのデモをぜひ聴いてみたいものです。

そのデモで例えば、思わず「おおー」と声が出るくらいの体験でしたでしょうか?
僕の基準はそこにあります。
僕の家では「うーん」「こんなものかな」という感じなので。
従来のサラウンドとの比較ではそうです。
個人の感覚ですから、ご自身が良いと思われれたならば僕がどうこう言うものでもありません。

先を見通しますと、今時点での選択肢はデノンがマランツのトップモデルしかありませんね。これは困ったものです。

しかし、この秋以降にも次世代BDが次に控えていますから、この秋を見送ってもまた混沌として行くはずです。
Posted by shu at 2015年04月13日 21:29
ARさん、こんばんは。しばらくでした。

>私も雑誌等にあおられ、

実際どこよりも早い情報はこれしか無いので、それ以上の情報源は無いわけです。
そして影響も当然大きいですね。

「オブジェクト」を明快に感じる事は今のシステムでは無理だと思っています。
それが物足りなさにつながっています。

>とはいえ、パワーアンプとスピーカは追加で確保しています。

プラス2chのようなことでしょうか。
こうなったら自分でカスタマイズするしかありませんね。
Posted by shu at 2015年04月13日 21:54
こんにちは!!(^^♪

今回の件は先行投資した方には腹立たしいでしょうね、、(汗)
アトモス対応の劇場や大阪のショップに見に行きましたので、
興味はあるのですが僕には敷居が高過ぎます。

ですのでshuさんの記事は「いいな〜!」と思いながら
見てましたよ!そして導入した人にしか分からない内容で
興味深く読ませて頂いてました。この記事も消す必要は無いのに・・
と思ってます。すみません、勝手な事ばかり、、(^▽^;)

業界の方は一般人がどれだけ振り回せれてるか
もっと知るべきですね!他人ごとっぽいですよね、、(汗)

僕はまだ5.1chをやり尽くせてなくて先に薦めません(笑)

Posted by take51 at 2015年04月14日 17:20
タケさん、こんばんは。

勝手な事などと、とんでもないです。
そのように言ってもらえると、大変に心強いです。(笑)

評価をいただいてくれる方々がいらっしゃいますし、タケさんもそうおっしゃるならと、記事削除の件を考え直す気になりました。ありがとうございます。

>僕はまだ5.1chをやり尽くせてなくて

ブログの右上の図面を見て下さい。
天井スピーカーを除けば、5.1ch配置です。

僕も見習って、ここからやり直しです。(笑)
Posted by shu at 2015年04月14日 21:41
shu様
私の様なコメントに返事を下さり又私の稚拙なHP迄来て頂き有難うございます。
今年末に来る4Kの世界、それに対応するBDの規格等次々と進化するあたりはデジカメやパソコンと同じで待っていたら何時まで経っても購入できない事良く理解できます。
我が家のホームシアターは昨年入門向けのEPSONのプロジェクターを導入したばかり、TVも含め4Kの世界は遠く3DのBDですら今年になってやっと焼けるようになった次第ですからそちらに進むには後5年程の年月は必要なのだと自分に言い聞かせ物欲を抑え諸行無常の仏の道を歩もうと思っておりますがあれやこれやと新しい事を勉強し、調べ、夢想する事は人のみに許された道楽かと思います。
他の皆様と同様私も本記事についての削除は今一度思い直して頂けるようお願いします。
毎日のようにshu様の記事がアップデートされる事を楽しみに覗いております。
還暦は過ぎても今しばらくは雇用延長でサラリーマンを続ける身の上、穏やかな進歩を望む一方弊社の生産品目はその急激な技術革新に支えられている事から複雑な気持ちで有ります。
Posted by Cafe Tom at 2015年04月15日 11:49
初めまして。以前からこちらのblogを参考にさせていただいております。

わたしは昨年初頭にLX57に買換えた為、Atomsについては手を出せなかったクチです。
shuさんがセッティングに苦労しておられるのを羨ましく拝見しておりました。

さてAtoms HOMEですが…オブジェクト云々は置いておくとして、
明確に上方音声とその前後移動が入ったというのは大きな前進かな、と思っています。

ただデモで体験した限り(トップスピーカー2本)だと
「PLIIzでもコレぐらいの表現は感じられるよなぁ」という印象でしたが。

でもやっぱりDiscにその音声が入っているなら、自宅で再生してみたいってのが本音です(笑)

今月にはゼログラビティーも発売されますし
shuさん是非継続して本音レビューをお願いします!
Posted by KOH at 2015年04月15日 12:30
現モデルで技術的にDTS:Xのファームアップが出来る場合と出来ない場合があります。

技術的に無理なら仕方ないですが、技術的に出来るけど営業政策的にしない方針の場合
こういうブログなどでユーザーの怒りや強い意思表示をメーカーに示せば、メーカーが
方針を変える可能性があります。何も言わなければそのままになってしまいます。

現モデルのユーザーのほとんどがshuさんと同じ思いを持っていると思います。メーカーの
責任も問う流れにしないと、ユーザーだけの自業自得という既成事実にしてはいけないと
思います。

Posted by ふえやっこだい at 2015年04月15日 14:52
shuさん、こんにちは!!

すごいコメント数ですね。
私も皆さんと同じく、shuさんが気にされるような記事ではなく、ある意味今の現状を記録として残しておくべきものではないかとさえ勝手ながら思いました。
勝手で申し訳ありません。

でも、A&Vの趣味って、これの連続なんですよね。
私も、20年以上付き合ってきましたが、その都度、その都度、苦い思いをしてきました。

私の場合は、そのときには買えないので、1年遅れでやっと買えたと思ったら、規格自体が変わっていたなんてこと数知れず。

一番悔しかったのが、プロジェクターで、480Pプロジェクターをやっと買えた〜とした1週間後に、720Pプロジェクター発表、で、ほんの少ししたら、売り出していました。

レーザーの頃も、AC3のアンプを買ったと思ったら、DVD規格がすぐ現れましたし。

だから、今は、周回周回遅れしまくっています。
それのほうが、精神衛生的に良いのかもなんて悟りを開いております。
と言いつつ、ただ、お金がないだけなんですけどね(笑)

本当に、アップデート出来たら、こんな思いをしないで済むのにですよね。
Posted by ajisai at 2015年04月15日 15:52
Cafe Tomさん

重ねてのご意見、お気持ちに感謝いたします。



KOHさん

はじめまして。ありがとうございます。

>でもやっぱりDiscにその音声が入っているなら、自宅で再生してみたいってのが本音です(笑)

そうですね、あるんだったら聴いてみたいと。その気持に答える予想以上のリターンが欲しかったのですが・・。

>今月にはゼログラビティーも発売されますし

ああ、そうでした。
どこ行ったって感じでしたが(笑)ちょうど一週間後です。
これの出来はどうでしょうね。ソフトによる差が有るのか、無いのかですね。



ふえやっこだいさん

厚いバックアップ感謝いたします。



ajisaiさん

こんばんは。ありがとうございます。

いいえ、勝手ではないです。

周回遅れですか?
それはまたちょっと、悪いめぐりのパターンにはまったものでしたね。

何にでも過渡期はあるのですが、今回は事実上半年以内に来てしまいました。
狙ったようにです。明らかな確信犯ですね。

よりによってはまった訳ですが、アトモスを1年待ちは自分的にすごい迷ったという訳では無かったので、まあ仕方ないのですが。

アップデートが最良でしょうけど、オブジェクトオーディオ自体にこだわるにはまだ1年は
早いように思いますし、後々重要視されるかどうかも分かりませんね。




※皆さんへ、

限定期限は、18日・・

そう言えば、月まで書くのを忘れてました。


・・・そういう事です。

Posted by shu at 2015年04月15日 23:09
2008年の新築以来、いつも参考にしています。
お気を落とさずに、頑張ってくださいね。
同じ60年代、今後も期待しています。

それにしても、やはりアトモスもXもソフトでしょうね。
少なすぎる。
なので、私は当分4311のままです(一生か?)。
Posted by がめちゃん at 2015年06月10日 12:35
がめちゃんさん、こんばんは。

そうでしたか。それは長いことお付き合いいただき、ありがとうございます。

いやいや、それほど深刻なことでもありません。(笑)
ぼちぼちやらせていただきます。

ソフトがですね・・しかし現実の当方は、ソフトが出たところで買える数は知れています。
とんだ、本末転倒野郎ですよ。

4311は良いアンプですよ。しかし一生ですか・・うーん。(笑)
またよろしくお願いします。
Posted by shu at 2015年06月10日 22:00
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック