2015年03月29日

5.2.4chの先。その1

前回の記事に貼っておいた図面について説明しましょう。

ドルビーアトモスの家庭用における、スピーカー配置の規格は最大で24.1.10chであるということ事です。

つまり、
フロア設置のスピーカーは、視聴位置を中心に15度で等分配置をして24本
サブウーファーは1ch分。(2本使用はAVアンプ側の仕様によるもの)
そして、天井スピーカーを5組10本。

この規格の配置の一部を、うちの部屋に落とし込んだのがこの図面です。
現実に今あるスピーカーは実線で、それ以外の規格上のスピーカーは点線です。
赤い塗りつぶしは後で触れます。

150315-1.jpg


では個々に見て行きます。

・フロア設置のスピーカーは24本!?

まず、スピーカー24本・・これはいくらなんでも不可能だろうというのが、通常の感想かと思います。

しかし、ここから見るべき点は他にあります。
僕のこれまでの体験を通して感じた事から、以下を指摘します。

つまり、この24本配置の縮小版が、現状の5.1.4chあるいは7.1.4chであるのか?ということです。

赤に塗りつぶしたスピーカーがある正面から60度あたりの位置・・フロントスピーカーとサラウンドスピーカーの間は、全体から見て相対的に離れており、ここを埋めるスピーカー設定がありません
ここは従来のフロントワイドスピーカーに相当する位置です。

個人的には7.1.4または7.1.2配置であっても、サラウンドバックスピーカーよりもこちらの方が効くように思います。
ここはオーディシーDSXで設定されている、フロントワイドスピーカーの有用性と同じ考えです。

現行の国産AVアンプで、フロントワイドスピーカーをドルビーアトモスの再生に使用できるとすれば、デノン、マランツ、オンキヨーのハイエンドのみかと思われます。

150329-1.jpg今までの経験上、ドルビーアトモス ホームの再生時にはこのあたりの空間から前方の上にかけて(赤丸部分)音場の希薄さを感じてやや物足りません。

それはまた、後方から前方へ抜ける高い位置での移動音が、このあたりで途切れてしまう様にも感じます。

ここが個人的に、ドルビーアトモス ホームの現状での弱点だと思っています。

次回へ続きます。



追記・・

そうでした、しばらくぶりのBDソフト「エクスペンダブルズ3」の感想に触れる予定でした。
イメージ通り、アトモスの効果は解りやすい映画です。そういう音が天井スピーカーに良く入っているという印象です。

ただ、上に書いた弱点・・今までに5本のソフトを視聴して来て、それが更に決定的なものだと知る事になりました。
一方でやはり、視聴位置の頭上斜め横からリアへの音場は充実しています。
うちで聴くアトモス ホームの傾向は、どうもそういうリア偏重型サラウンドなんです。


あともう1つ、こちらのアンケートをご覧になったでしょうか?
こちらはAV Watchさんの読者アンケートです。

僕も回答しましたが、回答数1100余りの内、ドルビーアトモス実践者はどの程度だったと思いますか?

なんと・・・33人。

3%しか、いないんです。

33人くらいなら、ネットや雑誌等で特定可能なくらいの人数ですね。

うーん、3%ですか。
3%ねえ・・・3パーセントかあ。

3パーセントぉ!?




こちらの準備を考えています。↓



TAOC MSR-4S-DB タオック AVラック

 


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この記事へのコメント
アンケートに答える人は意識が高い人が多いと思うので、
実際には1%いるかどうか怪しいと思います。
Posted by ふえやっこだい at 2015年03月30日 20:38
言葉足らずでした。アンケートに関係なく、単に日本でAVアンプを持っている人で
アトモスセッティングしている人は1%いるかどうかだと思います。

Posted by ふえやっこだい at 2015年03月30日 20:43
ふえやっこだいさん、こんばんは。

そうでしょうね。
この手のアンケートのサンプリング自体は、そういうことですよね。

と言うことは、DTS:Xがどうなろうが認知度はもっと低いので、一般に影響などほとんど無いのでしょうね。
Posted by shu at 2015年03月31日 01:42
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