2015年02月14日

天井スピーカーは2本か、4本か? アップミックスについて補足。

5.2.4chの仮設置テストにおいて、前回書ききれなかったアップミックスについて触れておきます。

アップミックスとは、アトモス用のスピーカー配置で、非対応のソフトを鳴らすために用意された仕組みで、再生中は「ドルビーサラウンド」と表示されます。

150212-1.jpgこれは2chから5.1ch以上の音声に対応する、従来のプロロジックIIzなどに代わる新しいサラウンドモードであり、云わば擬似アトモスとでも言いましょうか。

ちなみに従来あった、ミュージックとかムービーなどのセレクトモードはありません。

この「ドルビーサラウンド」においても、天井スピーカーを2本と4本では、その効力が違いました

ドルビーサラウンドでの再生時、アトモスの時とは違って、天井スピーカーからは常時音が出ています。
高さ方向にエフェクトをかけた感じの音です。

これが「天井2本」の場合ではどうしても頭上から両サイドへ、ベルト状に取り囲む感じの音場になり、取ってつけた感じがします。
その結果、音楽のライブ音源には良くマッチしても、映画では今ひとつだったりしました。
映画では、音場の生成がし足りない感じがするからです。

それが「4本」になると、部屋をベールで覆うような感じになって、空間の表現が自然になるのです。
どちらかと言うと、視聴位置の前の空間にそれを感じます。
そのため、特に映像のあるソフトにおいては、ほぼ相手を選ばないようになりました。

最近僕自身が、家庭用ドルビーアトモスの音に慣れて来たというのは、多少はあるのかも知れません。
しかし、天井スピーカーが2本のそれは簡易再生であり、本格的な再生環境は4本であるというのは間違いないと思います。

アップミックスの「ドルビーサラウンド」再生時も同様に、サラウンド空間の表現力が違うのです。

結局のところ、ドルビーアトモス ホームの構築において、
天井スピーカーは2本ではダメなのか?という疑問を持たれるかと思います。

これは前にも書いたように、その人の経験値や、求める度合いによって左右されるものだと思います。
僕なんかは11.2chまでも経験しましたから、2本では今ひとつだと感じました。
要は贅沢になっているんですね。
それを文章にすると上に書いたようになるのであって、皆がそう感じるとは限りません。

これが、5.1chや7.1chからのステップアップでしたら、これで十分だと感じられるかと思います。

では、天井スピーカーは無くても良いのか?なのですが、
ドルビーアトモスの方では、無くてもそれなりに聴けそうです。
しかし、ドルビーサラウンドでの再生は、常時鳴る天井スピーカーあってのものと思われます。

さて、これらを踏まえた上で、仮設置の5.2.4chと、再び元に戻した7.2.2chとの比較をしました。
結果、どちらを取るかという問題です・・。

ドルビーアトモス再生において唯一、正統派スピーカー配置を採用するパイオニアのAVアンプを選んだ以上は、毒を喰らわば皿までか・・。

10日ほど考えた結果、5.2.4chへの本格移行・・・実はもう既に完了させています。

150212-2.jpgしたがって、前回の記事で触れた5.2.4chの第一印象の記述以降の感想は、ほぼ本格移行後のそれを元に書いたものです。

その本格移行に至る詳細については、また次です。


・・ここから先は極めて個人的な、備忘録のような記事になります。暇な人は見て下さい。(笑)


KEFの薄型スピーカーです。
これを何とか天井に付けてみようという、チャレンジャーの登場を期待します(笑)



KEF Tシリーズ 超薄型スピーカー (ペア)[T101] ブラック

 


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この記事へのコメント
shuさん、こんばんは。

僕は、アンプは、パイオニアのLX-58を使用していて、フロントスピーカーは、デノンのPMA-2000REを繋げて駆動しています。5.1.4chで視聴していますが、ドルビーサラウンドは、フロントハイトスピーカーを使ったドルビープロロジックUzの時と比べると、音場のバランスがよくて、結構いい感じですね。

自分の部屋が狭いため、7.1.2chは試していませんが、雑誌とか観ても、やはり、トップスピーカーは、4本のほうがいいみたいですね。
あとは、DTS:Xがどんな感じになるのか、非常に気になります。


Posted by ヤグディン at 2015年02月15日 19:05
ヤグディンさん、こんばんは。

そうでしたか、似たような機器をお持ちですね。

PMA-2000REでフロントを駆動ですか。僕も一応それが可能なようにはしてあります。
音楽ものには特に良いですね。パワーもあるので低音は2000REの方が出ますし。

7.1.2を聴いても、おそらく物足りないはずです。
天井4本からは戻れないですよ、多分。(笑)
それに、5.1ch配置もサラウンド側の音の定位と移動感ではむしろ、7.1chよりも勝っていると思っています。(ここは先の記事のネタばれですが)
特にパイオニアを使ってそれを特に感じますね。

DTS:Xですよね・・・
スピーカー配置から微妙に変わって来る可能性はもあるような気がしますが、どうでしょう。
最悪でも有償アップグレードで・・・無理でも仕方ないと思っています。

また情報交換など、よろしくお願いします。

Posted by shu at 2015年02月16日 00:09
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