2013年10月06日

電源タップを自作してみました。

電源タップ、しかも自作で・・敷居が高いイメージでしょうか?

と言うより、優先順位が低いのだと思います。

130910-1.jpg普通、機器の方から揃えて行きますからね。
グレードアップを考えても、今度はスピーカーを。などと考えるもので、機器の買い替えの方に意識が働きます。

だから僕自身も、電源タップの高級品の購入や、ケーブルの自作を始めたのはここ数年の話です。
15年のキャリアがあってもですね。

しかし、他にやる事が限られてくる、すなわち機器のグレードアップやバランスの均一化という事が進んで、音や画のレベルが上がって来ると、電源周りは無視できなくなってくるのです。

ただ、やっても効果がない、解らないと言う「個人差」がある様なのは残念ですが。

さて、うちのオーディオ用コンセントにはアースが通っています。
ですが現状で、アースに落とし込んでいる機器が無いのはもったいない。

もっとも、うちでは3芯のアース付き仕様の機器は、LVP-HC7000とKEFのサブウーファー2台のみ。
別コンセントからスイッチ付きのタップで給電している、HC7000とXQ60bをアースするためにはタップを増設する必要があったのです。

そこで、ここのところの自作の流れでタップも作ってみることにした訳です。

材料は以下の通りです。

コンセントはアメリカン電機の7110GD。


プラグも同社の7112GN。


コンセントプレートはパナソニックのアルミ製WF9531。


価格優先の選択ですが、いわゆる非メッキという選択でもあります。
ケーブルはフジクラ・ダイア3.5sqを使用しました。

次の部品はホームセンターで調達できました。
鉛テープ、銅泊テープ、塩ビ製スイッチBOX。
それと、手持ちのブチルゴムテープ。

では内容を簡単に。
130929-9.jpgまず、塩ビ製スイッチBOXの静電気を抑える処理を行ないました。

このスプレー缶、判る方は往年のオーディオ通で、レコード時代を知る方ですね。


130929-10.jpg撮り忘れましたが、BOXの内側全面に鉛テープを貼ってから、制振のためのブチルゴムテープ、ノイズ対策の銅泊テープを貼ったところです。


130929-11.jpgさらに防振と絶縁のためブチルゴムテープを貼り、そのままだとブチルゴムの粘着で作業がやりにくく、最後にビニールテープを貼っています。

初めてなものですから、材料の選択と構造はネット上の情報をただ真似ただけでして、自身での根拠に基づいてはいないです。
ただ重量だけは有った方が良いだろうと思っていました。

130929-12.jpgコンセントの7110GDは、見た目の雰囲気がありますが、プラグを刺した時の保持力は物足りないです。

130929-13.jpgプラグの7112GNの方は価格の通りのもの。といった感じの簡易タイプです。

圧着端子を使った接続がベストです。
3.5sq以上の太さのケーブルは厳しいと思われます。

130929-14.jpg一応鳴き止めのため、コンセントプレートの裏側にもブチルゴムを貼りました。


これでフルテックの電源タップe-TP60との(ケーブルにフジクラ3.5sq+プラグがWF-5018+インレットにシェルター8101との組合せ)違いがどの程度か。

フルテックの電源タップe-TP60とはこんな仕様でした。
アルミボディの筐体、オーディオグレードコンセントに金メッキ、超低温処理に電磁波吸収材によるノイズ排除・・。
当時の感想はこちらの過去記事の通りでした。

当然遥かに価格の張るe-TP60が、プラシーボ的にも優位でしょうが・・。

PMA-2000REにつないだゾノトーンの6NPS-3.5 Meister(詳細は裏ブログにて)を差し替えて比べてみました。

やはりe-TP60の方がレンジが広いようです。高域が伸びて、音像の左右は広く、センターはやや手前に定位。
まあ、まあこっちがやはり上回って当然か。

だが取っ替え引っ替えしているうちに気が付きました。

自作の云わば非メッキ仕様のタップ、2chのサウンドイメージはやや奥めに定位します。

当初、高域が物足りないと感じたのですが、e-TP60の方はやや高音がキツイとも言えるのです。
フジクラ3.5sqのケーブルの個性が強く効いているのか?

その点、自作タップはフラットな感じで、聴き疲れしないかもしれない。
低域は不足なく、ゆったりしています。


これはこれでありかも。

130929-15.jpgしばらくこちらに2000REと4311をつないで様子を見てみることにしました。

当初単に「増設」が目的だったのですが、今のところシステム全体の底上げ感が音質と映像に出ていまして、悪くないと思うのです。

先日、音量はどのくらいで聴いているのかとコメントから聞かれましたが、今までは-37db前後くらい。
これがあと-3dbは上げても、うるさくないというような「余裕」が増した感じになっています。

感想や効果はもう少しまとめてから、記事にします。

なお本文中に書きましたが、この電源関連の感じ方につきましては個人差があります。
疑念のツッコミや苦情はご遠慮下さい(笑)

7112GN アメリカン電機 平刃形 プラグ(ナイロンカバー) 接地2P 15A 125V
アメリカン電気 7110GD 非メッキ壁コンセント
PANASONIC WF9531 ULアルミコンセントプレート
藤倉電線 フジクラダイア CV-S 3芯 電源ケーブル 切り売り (5.5sq)

 

posted by shu at 10:31 | Comment(4) | TrackBack(0) | 電源関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
自作タップお疲れ様でした。

非メッキにこだわった、ナチュラルな音質も得られたようですね。

記事によりますと、フルテックのタップはレンジも広く、オーディオ的に優れているが、高域がやや強調されており、システム全体ではアンバランスな状況になっているようですね。
一方、自作タップは一見それなりの性能に見えるが、全域で強調された部分がなく相対的に低域の不足感が無くなった,,,。さらに、副次的にフルテックタップに繋がれていた映像機器の性能も底上げされたということですね!
これから、エージングされるのがまた楽しみですね。

自作についてですが、自作タップ初号機なのに、shuさんのこだわり満載で、ある意味正規品より贅沢な感じですね。
鉛シートとブチルの制振、銅箔テープ仕様の高周波シールドは秀逸ですね。まさしく自作ならではの楽しみですよね。

次回の記事楽しみにしていますね(^-^)/









Posted by H の君 at 2013年10月07日 23:03
Hの君さん こんばんは。

いやいや、そんなに持ち上げないで下さい。(笑)
僕の感想は、ただのこじつけかも知れませんよ。

フルテックのタップですが、と言うよりも・・アレをこうすると、また違うかもと考えています。
これが「違う」とある懸念が解消?されるかもです。

この先は「裏」の方にでも。
Posted by shu at 2013年10月08日 00:01
こんばんは。

今、ネットワーク廻りの整理を兼ねて配線等の見直しをしているのですが、
しばらく放置したままなので、電源廻りがかなりグチャグチャなんです。(汗)
shuさんの記事を読んでいたら、自分もOAタップを自作したくなりました。

VOL上げてもうるさく感じないって事はきっと聴感上のSNが上がっている
んでしょうね。
ちょっと楽しみになってきました。
Posted by ラッツ at 2013年10月08日 23:10
ラッツさん こんばんは。

この前のボリュウムの話、かなり控えめだったでしょう。

あれが、「なんだもっと上げられるよ」っていう感じなんですね。
今度、実用上の最大音量っていうのを、休日の昼間にでも試してみるつもりです。

自作タップですが、ラッツさんならどういうアプローチで製作されるのか、楽しみにしています。
Posted by shu at 2013年10月09日 00:15
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