2012年05月06日

11.1ch化リポート。その5

AVR-4311の11.1ch化のため、外部パワーアンプにマランツのプリメインアンプPM5004を選んで試した、リポートのまとめになります。

まずフロントメインchに使用した場合では、どうも他のチャンネルとのマッチングが今ひとつ。
これはデノンとマランツというメーカーの違いから来るものと、単にPM5004がエントリー機であるからというパフォーマンスの差異から来るものでしょうか。
両者の音の傾向は油絵風に対して水彩風。と例えるのは言い過ぎだけれども、そういう感じがします。

なので、この傾向の違いを受けにくいと思われるフロントハイトch用で使用することに。
フロントハイトchからは直接的な音は出ず、環境や雰囲気の表現といった間接音になるので、影響は低いはずだからです。

120506-1.jpgまずPM5004のボリュウムの位置はこの辺り。2時位でしょうか。
これでもまだオートセットのチャンネルレベルはプラスになっています。
このプラスが大きいようだと、いわゆるボリュウムを2度通っている感が大きいので、この値がゼロに近くなるような位置が「この辺り」ということです。(根拠の説明は出来ません。自分でそう決めただけです)



120506-2.jpgチャンネルレベルはまだプラスですが(他chと比べて)この数値辺りで良しとしました。

これでサラウンドを聴いてみると、他のチャンネルと比べて音圧が低い(音質の違い)は多少感じるものの、フロントメインchに使用したときにあった全体のバランスに影響するようなことは無くなりました。



結果として、PM5004はフロントメインchでの使用にはマッチしないが、フロントハイトch用には使えます。

もっとも、上に書いた微妙な差異の部分を気にするのならば、メーカーは同一の方が良いと言うことになりそうです。
そうなると前に「その1」で書いた、外部パワーアンプの選択肢はほとんど無くなることになってしまいます(笑)

だから、現実的にフロントハイト用であればそう気にする必要はないと思うのですが・・。

それでもという場合はデノンのPMA-1500SEを使うというのが、自分ならば現実的な選択肢になるかと思います。
どなたか実践中の方がいらっしゃれば、感想をお聞かせ願いたいものです。

そもそも、何でPMA-390SEにしなかったのか?
あえて別のメーカーをという好奇心から、というのがあったんですね。
もしダメならヤフオク行でもなどと考えていましたが、廉価品しかも現行品の出品はおいしく無いんですね。
新品の出品がありますから。

と言うことでPM5004はこのまま使うことになりそうです。

補足ですが、PM5004追加でのオートセットアップ後は何故か低域が充実した感があります。重心が下がりました。
どうもサブウーファーの受け持ちがより低域になったようで、DTSの5.1サラウンドではLEFをマイナス10にしないとサブウーファーが強すぎになりました。(本来の推奨値で、以前はこの調整をせずに使用していました。と言うか不要だった)


次回以降では、11.1ch化した環境で見直したサラウンドスピーカーとサブウーファーの配置について書く予定です。

注:記事は管理人個人の主観によって書かれています。

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この記事へのコメント
こんばんは。
僕もフロントワイドを試してみたくなりました〜。

ところで、これもネタとして、もしお時間があったら是非試してみて下さい。
SPのセッティングですが、スピーカーのサイズを問わず、全チャンネルをラージに
、またSWは無しで設定します。
SWの出力をSW端子からではなく、フロントのプリアウト端子(LRどちらにするかは
聴感で決めます)から取り、クロスオーバーとゲインはSW側で調整します。
こうすると各SPから全帯域の信号が出力されるせいか、リアリティが増し、音の
包まれ感はかなり向上するかと思います。
また、意外にもSWの繋がりが格段に良くなり、映画、音楽のどちらも同じセッティング
で再生出来るシステムになるかと思います。
Posted by ラッツ at 2012年05月07日 01:11
ラッツさん、こんばんは。

記事ネタ2つ目、いただきました(笑)

色々なノウハウをお持ちで、いつも関心いたします。

サブウーファーモードの「LFE+メイン」では無く、フロントのプリアウトを使うのですねか・・アドオン接続?みたいなものでしょうか。

いずれ時間を見つけて試してみます。
ありがとうございます。
Posted by shu at 2012年05月07日 21:45
こんばんは。

そうですね、イメージ的にはステレオ2chにSWを追加するような感じですかね。
多分、クロスは50〜60Hzで、あとはゲイン調整で追い込むようになると思います
ので、タイムアライメントの設定が無効でも大丈夫です。
ただ、SWの位置は吟味する必要がありますが、基本的にフロントSPの内側に置く
のはNGです。
また、プリアウトはRchの方が合わせ易いかもしれません。

ホームシアターが推奨しているLFEモードでSWを使おうとすると、フロントSPと
SWを帯域分割しなければならず、どうしても120〜80Hz辺りの一番おいしい付近
でクロスさせなければなりません。
体に感じる低音って、実はメインSPで得るものであって、SWは音場全体の一体感
や奥行感を演出する役割が大きいと思っています。
結局、SW導入によって低域が伸びた事で、相対的に高域が伸びるので、その結果、
音場の包まれ感が増すわけですね。
それにSWをあまり上の帯域まで使ってしまうと、音が遅い上、ユニットそのもの
の音が露骨に乗ってくるので、仮に測定器でのf特は優秀であっても、大抵、聴い
ていても面白くない音になりがちです。(爆)

また、これはAVアンプ(DSP)の特性なのかもしれませんが、ネットワークを通っ
てローカットされた信号は音の鮮度かかなり落ちているような感じがします。
なので、システム全体の音(クオリティ)を支配するフロントSPは帯域カットせず、
フルレンジのまま鳴らしてやりたい訳ですね。

・・・なんだか長文になってしまってすみません。(汗)
Posted by ラッツ at 2012年05月07日 23:14
ラッツさん

>・・・なんだか長文になってしまってすみません。(汗)

いえいえ、非常に興味深く、詳しいご説明をありがとうございます。
訪問者の方々にも参考にしていただきたいと思います。


ついでなので、ぜひお聞きしたいのですが、サブウーファーの位置についてです。

>基本的にフロントSPの内側に置くのはNGです。

これは何故なのかという辺り、お聞かせいただければと思います。
Posted by shu at 2012年05月08日 00:15
こんばんは。
セオリー?ではSWはフロントSPの内側に設置するのが基本のようですが、その通りに
設置すると大抵は上手くつながりません。
理屈はよくわかりませんが、例えば2chステレオで考えた場合、センターにしっかり
と音が定位しているところに、SWからの余分な音源(遅い音)が重なってくると逆に
フロントそのものの音を濁してしまうからではないかと思います。
それとSWは音の波長が長いので、PHASEは正相のまま、設置場所を変えながらフロント
との繋がりを模索する様にした方がよいようです。
また、レベル調整ですが、映画の5.1chソフトは録音レベルが過大なので、調整には
向いていません。
これは僕がよくやる方法ですが、DolbyPLU(Music)モードで2chの音楽CDを使って
調整します。
この方法を使いますと、SWのレベル調整も去ることながら、同時にセンターSPやサラ
ウントSPのレベル確認&調整も出来てしまいます。
音楽ソースが適度な広がりを持って自然に再生されるレベルまで追い込んだ後、映画
ソフトを再生しますと、サラウンドの(前後の)つながり、ステージングがより一層向上
している事が確認出来るかと思います。
Posted by ラッツ at 2012年05月08日 21:52
ラッツさん、こんばんは。

早速のご返事ありがとうございます。

評論家さんとかもSWのフロントSPの内側設置を勧めるケースが多くあったりしますが、僕が試した結果でも「内側設置」は不自然な感じで良くなかったです。

訪問者さんの中に意外に思われる方も多いと思いましたので、理由をお聞きした次第です。

サラウンドの場合、種類や大きさの異なるスピーカーを何本も使用する訳で、サブウーファーとのつながりを調整するのは難しい部分ですね。

新たに調整方法もお聞かせいただきましたが、2ch音源を使う方法は確かに良さそうですね。

一連の手法を今度試させていただきます。

またよろしくお願い致します。
Posted by shu at 2012年05月08日 23:47
こんにちは。
このSWのセッティング方法に関して、ブログを更新しておきましたので、良かったら参考にして下さい。
http://ameblo.jp/kzaxiom/entry-11248503906.html
Posted by ラッツ at 2012年05月12日 13:54
ありがとうございます。
さっそく拝見させていただきます。
Posted by shu at 2012年05月12日 21:12
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