2011年02月27日

AVR-4311レビュー セットアップ編1

まず、インターフェイス必需品のリモコンから。

110227-1.jpg本機から大きく変わった項目の1つがリモコンです。
前モデルまでデノン独自の個性的なリモコンも個人的には悪くなかったのですが今度のは、いたってフツーのリモコンに戻ったと言うのが正しいでしょうか。

ただ一点、手にすると分かりますが、リモコンの裏面はソフトな感触の仕上げになっていて、プラスチック感の無い独自な手触りを得ています。
こういう手触りのリモコンは初めてなので新しいフィーチャーだと感じました。

リモコンの感度ですが、これは以前のタイプの方が良かったと思います。
今の使用環境ではAVR-4311は視聴位置の斜め後ろにあります。
この位置で以前(AVC-3808)はスクリーン方向に向けた状態でリモコンはストレス無く反応していました。
しかし、本機の新しいリモコンではその方向では反応出来きれず、視聴位置右側の壁に反射させて使用する感じになったからです。

110227-2.jpg写真はリモコンの下部です。
すべてのボタンが照明付きではなく、サラウンドフォーマットの切り替えボタンなどは、暗室状態では手探りとなってしまうのは惜しいところです。

A-DSXがフロントのハイトスピーカーとワイドスピーカーの選択または、同時再生のオンオフ切り替えボタンです。

STANDARDはドルビープロロジックIIzを含むサラウンドフォーマットの切り替えが出来ます。

SIMULATIONはデノン独自のサラウンドモードですが、「ワイドスクリーン」以外のモードはお世辞にも使用には耐えず、カタログ上で表記するために存在するのではないかと思ってしまいます。もっとも、デノンを選んでこの部分を重視する必要もないのですけど。

PUREはピュアダイレクトのオンオフボタンです。
このピュアダイレクトですが、AVC-3808ではこのモードとDIRECTでもオーディシーのルームイコライザーを選択出来るという、親切?設計だったのですが、本機では出来なくなりました。

つまり、オートセットアップは反映されない、本来のピュアダイレクトになったというのが正しいのかと。

個人的には3808のピュアダイレクトにルームイコライザーをプラスした音で満足していたので、少々残念ではあります。


ここまで書いた自分の記事を見直してもやはり、本機でグレードアップされた基本性能の部分たとえば、プラス2ch化などとコスト面でトレードオフになった部分があったかのかと言えば、そうなのかなと思うところはあります。

次に、現在のAVアンプでは標準となったオートセットアップ機能です。
本機からMultEQ XT32なる仕様にアップグレードされました。

なんでも、従来の32倍の解像度があり、低音域の改善に効果ありとか。

さっそくマイクを繋いで測定を開始させると、測定時間はかなり短縮されました。
所要時間は8箇所測定で30分程度。3808との比較では半分程度の時間で完了します。
とにかく、次の動作までの待ち時間が短縮されていますので、手持ち無沙汰に待つストレスは軽減されました。

では32倍の解像度の効果はどうか。またこの次書きます。

それと、AVアンプのセットアップで出てくる疑問で、「スピーカーケーブルの左右長さを同じにするかどうか」「センタースピーカーは必要なのか」などが挙げられると思います。

これらについてはレビューと別の記事で書いてみたいと思っています。


どうもこっちの方が売れてるみたいですよね。
でもこれは「7.1ch専用機」なのですけどね。
Pioneer AVマルチチャンネルアンプSC-LX83
タグ:AVR-4311

 

posted by shu at 21:33 | Comment(5) | TrackBack(0) | AVR-4311 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
こんにちは。

AVR-A100も同様のリモコンですが、3808から乗り換えた人にとっては慣れるまで
戸惑いますよね。
ただ、使ってみると以外に便利だったりしますが、デザインは3808の方がカッコイイ
ですよね。(笑)

ところでパイのSC-LX83ですが、論外に音悪いですよ。(爆)
とにかくドンシャリで、2chでのCD再生なんて聴けたものじゃありません。
4311と聴き比べをされたら、きっと、4311を買ってよかったと思われると思います。
楽器や生の音を知らない人にはウケるアンプなのかもしれませんが、とにかく、
メーカーの方向性が全く見えない音です。
ソニー5600ESにしてもそうですが、雑誌で高評価だからと言ってそれが事実とは
限りませんし・・・。

結局、メーカーの力関係というか、記事書いてる人もスポンサーからお金を頂いて
生活をしているのでしょうから、決して本音は書けないと思います。(爆)
Posted by ラッツ at 2011年03月02日 19:56
ラッツさんこんばんは。

リモコンのデザインですね。
やはりそう思われましたか。
一部のユーザーは機能面で酷評する人もいるようでしたが、独自なデザインや仕様は良かったんです。

この前いただいたコメントでは、機種名まで書かれておられなかったので・・そうですか、やはりLX83をお聴きになられていたのですね。

4311が盛り上がらないのは、LX83にユーザーが流れたためなのかと、勝手に推測していましたが、そうなんですね。
なんだか元気が出てきましたよ。

>楽器や生の音を知らない人にはウケるアンプなのかもしれませんが、
とにかく、メーカーの方向性が全く見えない音です。

いったいどんな音がするのかと?
逆の意味で比較したくなりました。

ところでラッツさんは楽器を演奏するかたですか?
Posted by shu at 2011年03月02日 22:50
こんばんは、長文で失礼致します。

楽器ですが、ギターが好きで、高校の頃からですから20数年弾いています。
エレクトリック・ベースも好きで、最近はギターよりもベースの方がメインでしょうか?(笑)
どうしてもPAバランスな音が基本になってしまうので、オーディオも定位とかよりも
楽器のリアリティとか、音色のよさやスピード感とかを追ってしまいますね。

昨年、アバックで開催された試聴会に参加したのですが、その時に以下の4機種
を聴き比べてきました。
内容は別のブログに書いたものの転記ですが、参考になれば幸いです。
ちなみにパイオニアは音悪すぎで数行しかコメントしていません。
実はLX83はメーカーのイベントでも聴いているのですが、サラウンドの前後バランス
が悪過ぎて、これが気になって映画に集中出来ませんでした。(爆)
きっと、オートセットアップのアルゴリズムに問題があるんでしょうね。

*******************************************************************

昨日、アバック新宿店で開催されたAVアンプの比較試聴会へ参加してきました。
機種は今年発表された20〜30万円クラスの中堅5機種ですが、実質、各メーカー
のフラッグシップモデルとも言えるかもしれません。

機種は以下の通りです。

 @デノン AVR-4311
 Aソニー TA-DA5600ES
 Bオンキョー TX-NA5008
 Cパイオニア SC-LX83
 Dヤマハ RX-V3067

試聴は前半がCDソースを使った2ch再生、後半が5.1ストレートデコード再生、最後
に各モデルが得意とするサラウンド再生(フルスペックでは最大9.1chもあり)という
流れで行なわれました。

今回の試聴会で確信したのは、2ch再生時に感じとれるアンプそれぞれのキャラク
ターがサラウンド再生にもそのまま乗ってくるという事でした。
サラウンド再生の場合、リア・スピーカーの音量バランスによってもサラウンド感は
変わりますし、オートセットアップ(イコライザ)が介在すると、音のエネルギーバラ
ンスまで変わってしまい、音の聴き比べがちょっと難しくなります。
もっとも、オートセットアップも含めて、各メーカーそれぞれの音(カラー)とも言える
んでしょうけど。

今回は、CDの2ch再生に関して個人的な印象を書いていきます。
5.1chはまたあとで書きますが、これはあくまで僕の主観ですのであしからず。
自分の好みに合わないものは切り捨てて書いていますので、もし、同一のモデルを
使われいる方、もしくは検討されている方がいらっしゃいましたら予めお詫び申し
上げます。

今回、2ch再生の比較で使われたCDは自分も持っているホリーコール(I CAN SEE
CLEARLY NOW)でしたので、自分のシステムとの音の違いとかも良くわかり、大変
参考になりました。

まず、デノンですが、音の重心が低く、音場はそれ程広くはありませんが、ベース
域付近に量感があって、かなり気持ちいい鳴り方をします。
適度に余韻もあり、艶っぽいところが好印象でした。
基本的に自分が使っているAVC-3808と音のキャラクターは同じような印象ですが、
音が前に出る感じはかなりPAライクな再生音ですね。
楽器を演奏する人なら、このアンプの音はストライクだと思います。

次にソニーですが、正直、ガッカリしました。
世間ではかなり評判がよいようですので、今回一番期待していたアンプなのですが、
音が出た瞬間、あららぁ・・・って感じでした。
とにかく音全体の線が細いというか、引っ込んでしまっていて元気がないですね。
音に余韻が一切なく、低域が緩いのが気になりました。
よく言えば色付けのない繊細な音とも表現出来るのかもしれませんが、でも聴いて
いて楽しくありません。
楽器が楽器らしく再現されていない(鳴っていない)ので、2ch再生としては論外。
ソニーのアンプは下位モデルの3600の方が元気があっていい感じです。

オンキョーは基本的にソニーと同じような音造りですが、一言で現すなら端正な音と
でも言うのでしょうか?
電源がシッカリしているのか、スピーカーの制動が5機種の中で一番利いている
感じがしました。
スピード感があり、ベースの音が引き締まっていて、低域に余裕があります。
音全体が少しタイトな感じがしますが、個人的には好印象なアンプでした。

さて、パイオニアは今回の中で一番評価が低いです。
とにかくドンシャリです。
低域が膨らみ過ぎで、音が薄いです。
なんか妙にデジタル臭い感じで、このアンプでCDを聴く気にはなれません。

最後にヤマハですが、これは以外に好印象でした。
正直、DSPを駆使したサラウンドって印象が未だに払拭出来ず、イマイチ好きになれ
ないメーカーですが、今回のアンプは2ch再生もかなりいけます。
ちょっと人工的な音がするような気もしないでもないですが、ひと昔前のヤマハの
アンプとは随分音が違うのでちょっとビックリでした。

2ch再生の好みで順位を付けると・・・
デノン>オンキョー>ヤマハ>>ソニー>>>>>パイオニア
って感じです。

今回、オンキョーのアンプはかなり好印象でした。


Posted by ラッツ at 2011年03月04日 21:02
ラッツさん、こんばんは。

今回も長文の書き込みありがとうございます。
歓迎です。(笑)

ギターを弾かれる方でしたか。

僕もクラシックギターを忘れない程度に弾きます。
楽器をやる人間は、それなりの耳があるのだと、良い方に考えることにします。

アバックでの詳細レポありがとうございます。
他の訪問者さんにも大変参考になると思います。

僕も1度アバックさんに出向き、自身で比較してみないとなと思いました。

立ち位置の把握のためにですね。

また、よろしくお願いいます。
Posted by shu at 2011年03月04日 22:36
訂正:また、よろしくお願いします。
Posted by shu at 2011年03月04日 22:42
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