2019年06月09日

fire tv stick 4Kは「あり」か?

 ソフトが買えないなら、配信で補うか。

190609-1.jpgfire tv stick 4Kは、Dolby Atmosにも対応しているし。

考えた結果、4KとAtmosコンテンツ視聴のための最小投資と思って、先月購入したのです。

さて、これがどれだけ使えるのか?

 レコーダーのDMR-SCZ2060で、4K放送とUHDブルーレイの視聴環境に在りながらもう半年余り。実はもう一つその恩恵にあずかりきれずにいます。

理由としましては・・

1. NHKの4K放送で、これぞ4Kというインパクトのある番組に出会っていない。

東京の夜景ものや、先日のマチュピチュからの生放送は確かに綺麗でしたが・・風景もの、紀行ものはこんなものなのか?

2. UHDブルーレイの必要性に疑問。

これは最初に買った「クリード」の画質を見ての感想で、WOWOWの放送画質との差は、強調されたフィルムグレインまたはノイズ?の有り無し程度にしか感じられなかったから。

1については、『プロジェクターの画質設定を追い込めば?』とか『そもそもリアル4Kでないからでは?』
2については、『他のソフトも見てみたら?』

エンスージアストの方々から、このようなツッコミが来るのを予想します。
まあ単に経験不足というのは否めません。

UHDブルーレイに関しては、もっと買って見るべきでしょうが、「レコーダーでディスク再生なんぞできるかあ!」っていう変なこだわりが無いとも言えません。

しかし、これはお金がないというのが本音でどうしょうもない。(見た目ハイエンダーのようでも、中の人はワーキングプアマンです)

現状は2Kの放送画質であっても、DMR-SCZ2060からAVアンプAVC-X8500Hを通したアップスケーリング映像に満足しているっていうのが実情なんですね。

 そんな折、Amazonプライムの会費増額のお触れが出ました。
一時は退会も考えましたが、増額分の価値や損得を考えていましたら、以前から頭の片隅にあった「fire tv stick 4K」を、ちょうどタイムセールで見つけたわけです。

190609-2.jpg本来はTVの裏に手軽に接続っていうコンセプトの製品ですが、AVアンプに直挿しすると(延長ケーブルを介してます)このような体になります。
・・何か気にします?ま、僕は気にしません。

ともあれ、これで4Kの本当の実力を垣間見ましたねえ。

190526-3.jpg 190526-2.jpg
「CIA分析官 ジャック・ライアン」この画質がNHKの紀行ものとは全く違うテイストの高画質。でもって音声はDolby Atmos。(画面上にDolby Atmosの表示は無いけど)
その音は期待以上。第一話の冒頭で納得出来るはずです。この作品の画質と音、これに文句を付ける人は少ないのではなかろうか。

これは思わぬ拾い物。Amazonプライム・ビデオでこれだけのコンテンツが見られるのならば!

・・と思ったのもつかの間。

Dolby Atmosはこれ一本だけかいィィィィィィィ!

あと、クセがすごいんじゃ。Amazonプライム・ビデオは・・。

どこがかと言いますと・・

・本来の画質になるまでに少なくとも数十秒かかる。

190526-1.jpg本来UHD画質のはずが、スタート時はHD。それから1080P。そしてUHDへと変わって行くんです。ある意味初めての映像体験。

・シリーズ物で4Kの表示があっても、それはシーズン1の第1話のみ。「ハンナ」がそう。2話以降は1080Pです。

・4Kとあっても全編が4K画質とは限らない?

190609-5.jpg「プラネット・イン・ブルー」は冒頭サーフィンの部分はHD画質のまま。最初はWi-Fiが弱いのかと散々悩みまして、Wi-Fi環境の強化までやっても、何をしても変わらず・・。

なんの事はない。港のシーンに変わった途端に4K(UHD)画質に切り替わります。確かに波のシーンはデータ量が厳しいか。

こんな感じでクセがね。

何にしても4KのDolby Atmos収録作品を増やして欲しいです。
しかし「ジャック・ライアン」はAmazonオリジナルドラマなので、他の映画のDolby Atmos配信は期待できないのかなあ。

fire tv stick 4K、今後の期待値込みで、「あり」ですかね。


リモコンのレスポンスは良いです。暗室ではやや使いにくいかも。


Fire TV Stick 4K - Alexa対応音声認識リモコン付属

 

posted by shu at 16:32 | Comment(0) | fire tv stick 4K | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月01日

令和元年5月1日。

 年号が変わりました本日、誰も言いませんが、5.1サラウンドの日でもあります。(笑)

新時代のこの先、サラウンドはどうなって行くのでしょう?・・考察を少し。

190501-1.jpgサラウンドスピーカーの数については、『そもそも天井にとか言う時点で無理ゲー』という意見の一方で、『4K、8Kの22.2chには、いつ対応するつもりなのか』と、かなり前のめりな意見もあります。

ホームシアターのスピーカーを、これ以上に増やす事がこの先あるのでしょうか?

DTS:XとAuro-3Dに関しては、現時点でもう増やす必要は無いです。
両者とも使用するスピーカーの本数は、現行のAVC-X8500H(13.2ch対応)で既にその規格を満たしているからです。

つまりAuro-3Dが設定するスピーカー配置は最大13.1ch。

DTS:Xに関しては、最大で11.1ch分をサポートするのみです。(配置としては7.1.4、5.1.6、9.1.2)
IMAX EnhancedについてもDTS:Xをベースとするので、スピーカーの追加は無いと見るべきでしょう。

Auro-3DとDTS:XそれとIMAX Enhancedも、家庭用は現時点で完成されているわけです。追加の仕様変更が無い限りは。

問題は次の2つです。

・ドルビーアトモスホームに設定されるスピーカー構成が最大24.1.10chであること。
・4K、8Kの音声が22.2chであること。

アトモスの方も非現実的なので、その内容をすっかり忘れていました。いずれも家庭用としてはとんでもない数です。

スピーカーの置き場所という物理的な制約はもちろん、再生機の物量をいろんな意味で確保できるのかという問題は誰が見てもわかります。

確かに実音源は多いほうが良いです。これは間違いありませんが、物事の限界というものがあります。

現状でも13.2chを実践するという、他の人が眉をひそめるような、ある意味犬の如く従順にAVアンプの仕様が変わるたび追従してきた僕が、さらなるスピーカー本数の追加を、まだ容認するのか?

いや、これはもう物理的、経済的にはもう、できません。ただ、ドルビーアトモスに関して言えばフロントワイドスピーカー、これくらいは、ここまでは追加されても良いのかなと、音響効果での要る要らないで考えると、そう思います。

では4K、8Kの22.2chの方は?

まだ何も世に出ていないわけですが、家庭用のAVアンプに22.2chをそのまま落とし込むのは、これは現実的とは思えません。
アトモスと同様にAVアンプの仕様に合わせたダウンミックスになるというのを予想します。


ともあれ、

令和の時代に、皆さんのオーディオ・ビジュアルライフのさらなる発展をお祈りします。



↓何でレーザー距離計が必要?
測定マイクの位置出しは、メジャー?それともテキトーですか?
水平器付きで完璧です。


 

posted by shu at 15:34 | Comment(0) | ホームシアターコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月29日

平成の30年を振り返る。後編

自身のホームシアター歴の黎明期は、平成元年の2年前からでした。その後本格的に始めた平成10年からの20年の記録です。

190428-89-10.jpg平成10年(1998)4:3の100インチでホームシアターを始めた当初。
ドルビーデジタル5.1ch初期の時代です。

当時のドルビーデジタルは、レーザーディスクからスタートしました。

AVアンプはヤマハ DSP-A3090。
フロントハイトスピーカーはヤマハ独自のエフェクトスピーカーとして既に存在していました。
メインスピーカーとサラウンドスピーカーは、ヤマハのNS-10MT。
プロジェクターはシャープ XV-Z4050。

190428-0606.jpg平成16年(2004)頃。5.1ch。

メインスピーカーはJBLのA850。サラウンドスピーカーはコントロール1Xを壁掛け。
プロジェクターに三菱 LVP-L2000V。

再生メディアはDVDに移っています。

190428-0608.jpg平成18年(2006)6.1ch。 

メインスピーカーはKEFのiQ7。
AVアンプは、DTS6.1chに対応したヤマハDSP-AX2。その後、自身初のオートセットアップ機、ヤマハDSP-AX2500。
プロジェクターはパナソニック TH-AE700。

平成21年(2009)7.1ch。

AVアンプにDENON AVC-3808A。
スクリーンを100インチワイドに。
プロジェクターはフルハイビジョンの三菱 LVP-HC7000。

この頃ついにLDプレーヤーは手放しています。

190428-1209.jpg平成24年(2012)9.1chのちフロントワイドを追加した11.1ch。

AVアンプにDENON AVR-4311。外部アンプにマランツ PM5004。

平成26年(2014)ドルビーアトモス登場。7.2.2ch その後5.2.4ch

AVアンプにパイオニア SC-LX78。
天井スピーカー、まずはトップミドルスピーカー2本から。
ここからサラウンド、サラウンドバックスピーカーを全て床置としています。


平成28年(2016)7.2.4ch。
AVアンプはDENON AVR-X7200WA。
外部パワーアンプにDENON PMA-2000RE。

180707-7.jpg平成30年(2018)7.2.6ch

AVアンプ DENON AVC-X8500H。
プロジェクター JVC DLA-X770R。


平成31年(2019)
Auro-3D 13.2ch構成を追加。


前後編と平成を振り返りましたが、ホームシアターに平成の30年を費やせたこと。これに関しては、個人的に夢のような時代であったように思います。

平成の終わりと共に、なんだか、ここらでもう良いだろうという「区切り感」を無性に感じます。
もう十分。Bライフなんで。ちょうど良い頃合いです。

 

posted by shu at 10:58 | Comment(0) | ホームシアターコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月28日

平成の30年を振り返る。前編

平成が終わろうとしています。

現在の自室で本格的にホームシアターを始めてから20年になりますが、それよりもっと前、平成元年の頃の自分はどうしていたのかを振り返ってみました。

190428-1.jpg何せ、デジカメやPCを持たない時代で画像がありません。当時購入機器のカタログを探していましたら、昭和62年の見積もり書が残っていました。

昭和62年は平成の始まる2年前。これを見ると、ちょうどこの頃がホームシアターを始める取っ掛かりの時期にあったのです。

内訳を上から見てみます。
190428-2.jpgLDプレーヤー。レーザーディスクが全盛の時代でした。メインのプレーヤーはLDプレーヤーと、S-VHSビデオデッキという時代です。
LD-8200D・・詳細は忘れましたが黒い筐体で定価が10万超え。そこその価格ですが、当時はスタンダードモデルだったと思います。

モニターは4:3のブラウン管TVで29インチ。デンオンとありますが、ロゴ表示はDENON。今のデノンのことです。そう、DENONのTVがあったのです。

サラウンドアンプとありますが、NECのサラウンドプロセッサーという機器のスタンダードモデルでした。
リアスピーカーを2本接続して疑似サラウンドを生成しようというサラウンド黎明期の代物です。
SC-31Vなるスピーカーは、リア用の小型スピーカーです。鳴れば良いというチョイスでした。

フロント2chは当時所有のONKYOのIntegra A817RXというプリメインアンプで駆動。ドルビーサラウンド対応でもドルビープロロジックには未対応で、センタースピーカー接続は無し。

当時何を観ていたのか。
おそらく最初に買ったレーザーディスクが、S・スタローンの「コブラ」。バック・トゥ・ザ・フューチャー(レンタルビデオ)。
あとはTV番組。バレーボールの中継や夜のヒットスタジオで、観客の拍手が後ろに廻って聴こえて大喜び。そういったサラウンドでした。
その後、現在に至る自身のメインコンテンツ、WOWOWの加入は平成3年の6月。

レーザーディスク、S・スタローンの「コブラ」
190428-3.jpg収録音声はまだ「ドルビーサラウンド」ではなく「ウルトラ・ステレオ」の標記があり。

その中身は・・「このディスクにはウルトラ・ステレオ映画と同一のマトリックスサラウンド情報が記録されています。サラウンドプロセッサーを通して再生することにより、ご家庭でサラウンド立体音響が楽しめます。」とあります。

190428-5.jpg「ドルビーサラウンド」収録ソフトの「ランボー3 怒りのアフガン」・・スタローンが好きなんですね。
レーザーディスクプレーヤーはもうありませんが、ディスクだけは残っています。

190428-4.jpg「ドルビーサラウンド」のチェックディスク。これもレーザーディスク。
最初に手にしたサラウンドのチェックディスクは、これでした。

現在の「Dolby Surround」と中身は全く違って、リアのサラウンドスピーカーはモノラルです。

NECのサラウンドプロセッサーの守備範囲はこのあたりまで。

ちなみに当時フロントのスピーカーは「CORALのDX-3」を、ただブロックに乗せていましたが、家族と兼用で専用の部屋でも無く、音が良いとか悪いとか、セッティングがどうかと問える環境では無かったですね。
ここまでが平成9年頃までの話です。

いずれは専用室、どうせならスクリーンシアターという将来への希望を抱き、自宅建て替えの前年あたりに購入したのが、ヤマハのAVアンプ、DSP-A3090。
ショップでこれを。これが。と勧められたわけですが、勧める方も勧める方で、いきなりのフラッグシップ機で売価は21万円・・いくらなんでもと思いましたが、今考えるとこれが正解でした。このAVアンプとの遭遇と、平成10年の自宅建て替えが僕のホームシアターの大きな転換点でした。


 

posted by shu at 16:11 | Comment(0) | ホームシアターコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月05日

リアはトップか?ハイトか?。 その2

 本文の前に・・前回からの記事で書いている「トップ」と「ハイト」それぞれのスピーカーの区別をご理解いただけていないといけませんので、あらためて説明しておきます。

いずれもDolby Atmosの登場以降に設定された、高い位置に取付けるスピーカーのことを指しています。

まずトップスピーカーとは、天井取付けでユニットは基本下向きのスピーカーのことです。
対するハイトスピーカーとは、天井に近い高い位置にあって、ユニットは基本視聴位置に向けたスピーカーのことです。
これを視聴位置に無理なく向けるためには、壁掛けという選択が現実的ではないでしょうか。

では本文です。

 視聴位置が部屋の真ん中より後ろにあって、後ろの壁の方が近いという環境は少なくないと想像します。
その環境でトップスピーカーを4本、天井取付け、もしくは埋め込みを考えた時に「前後に45°の振り分け設置」は、リア側に関しては45°以上になりがちであり、当てはめ難いと思います。
ならば最初から面倒な天井取付けでは無く、「ハイト設置」を選択することで、作業の難易度、スピーカーの選択肢、配線の問題など、諸々ハードルが下がることでしょう。

190331-8.jpg個人的な感覚では、リアのトップスピーカーの角度が45°より高くなるのなら「ハイト設置」として40°くらいで良いという結論となりました。

これはトップスピーカーが視聴位置に向けて振ってあったとしても。です。

しかしハイトスピーカーを壁掛けと言っても、天吊り同様にそう簡単なことではありません。「壁に直接取付け」を考えると、そこに下地が都合良く入っているとは限りません。

その場合の強い味方が、2×4(ツーバイフォー)材を突っ張り棒として利用するためのアイテムでした。

それこそ自由な位置への設置が可能で、DIYらしい作業と言えば、2×4材にスピーカーを引っ掛けるためのネジを2本打つだけです。
そのため、スピーカーの上下位置も自由に出来ます。今回決定したハイトスピーカーの高さは、そこから上下に100mmずつ高さを変えた位置でも試聴した結果によるものです。
ちなみに天井近くに高くするほど、前回書いた後頭部に近い感じが強くなってしまいました。

  Dolby AtmosとAuro-3Dは無理なく共存出来るのか?・・当初は懐疑的ではありました。
どちらかを優先した設置方法を選択する必要があるのではと。
しかしこれは壁掛け、もしくは天吊りの「ハイト」スピーカーを前後に設置する。これで無理なく共存が可能です。

以上、結果的にDolby AtmosとAuro-3Dが共存するスピーカー配置は、トップスピーカーは2種類のみで、 Dolby Atmos用のトップミドル2本とAuro-3D用のトップサラウンドスピーカー1本ということになりました。

190331-0.jpg

 

 せっかくなので、今回ラブリコの「2×4アジャスター」を使用した理由を説明しておきます。

・2×4材のカット寸法の違い

ホームセンターからどうやって、この長尺ものを持ち帰るのか。そして僕のように軽自動車にも入るのか?

双璧である一つのアイテム、「ディアウォール」の場合、カット寸法は、天井の高さマイナス45mm。一方「2×4アジャスター」の方は-95mm。
この50mmの差。これが少しでも短い方が軽自動車に載せた時には余裕が出来ます。

うちで実際に必要な長さは2335mmでしたが、問題無く載せて持ち帰ることが出来ました。


・作業の収まりが良い

190331-7.jpg「2×4アジャスター」は単純にジャッキ方式でネジで天井に突っ張るものです。なので、ネジをゆるくした状態で、設置位置の近くに立ててから横移動が容易に出来て、位置出しの自由が効きます。

190403-1.jpg下の方は滑り止め付きのキャップを被せる形です。

スピーカーの横振り角度が足りなかったので、2×4材ごとやや角度を付けてあります。

一方の「ディアウォール」はバネによる押し込み式です。狙った位置でワンショットで取付けます。

190331-6.jpgうちでは何より、こういう環境での設置にはディアウォールは適さなかったのです。ラックを動かさないと物理的に無理があります。

「2×4アジャスター」は上のジャッキ部分に手が届けばこのような場所への設置が可能なのです。

ちなみに2×4材カットまで含めた2セットの購入代金は3574円でした。


平安伸銅工業 LABRICO DIY収納パーツ 2×4アジャスター ブロンズ DXB-1


 壁掛けならスピーカーの選択肢は少なくないと思います。専門誌御用達のイクリプスはお高いので、KEFのこちらはどうでしょうか。


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