2018年04月16日

7.2.6配置、初動レポート。まとめ

 3月初旬にAVアンプをAVR-X7200WAからAVC-X8500Hにチェンジしまして、既存の7.2.4配置にトップミドルを加え、7.2.6配置をテストしたレポートのまとめです。
(この前の記事、暫定配置決定に至る過程の能書きです)

まず、ドルビーアトモス ホームの天井(トップ)スピーカー4本配置の場合のおさらいですが、前後に45°の均等配置というのが基本となっていました。

皆さんの部屋でも「視聴位置」は、大抵は部屋の後ろ寄りではないでしょうか。
うちもそうなのですが、試聴位置を中心にトップスピーカーのフロントとリアを配置しますと、トップリアは後ろの壁に近くなって、ほぼ「リアハイト」と変わらないような位置になります。

一方のトップフロントの方は、前方の壁までのスペースが広いわけですから、設置位置の自由度があるように思えます。
しかしドルビーが、視聴位置を中心にまとめたような配置を推奨としている理由は、「上から音がする」ということを重視するためであり、天井スピーカーが4本ならば必然の配置なのだと捉えています。

 では、天井6本配置の場合は単に、前後45°に振った4本の間にトップミドルを追加すれば良いのでしょうか?

ドルビーアトモス ホームの天井スピーカーの「最大仕様はは5組10本」です。
具体的には、視聴位置まわりのトップスピーカー6本に、フロントハイトとリアハイトを追加した10本で、部屋の前から後ろまで全体のエリアをフォローする配置が完成形です。

これをうちの部屋に落とし込みますと、前述したようにリアハイトは設置できませんから、フロントハイトが入った4組8本の配置となります。
(トップスピーカー6本の位置詳細についてはその1を見てください)

 180416-2.jpg

仮に、この配置で例の「ヘリコプター・デモ」を、あのトリノフのAVセンターで再生するとしたら、どう聴こえるのでしょうか?

180416-4.jpg
これはたぶん、フロントハイトの位置まで回り込む「赤線」の軌跡、大外を旋回するように聴こえるのかなと想像します。

・・いや、しかし映画などでは、もう少し手前側の「青線」の軌跡を飛ぶようにマッピングされる場合も有るはずですから、どうでしょう。※


対して従来の天井4本の時の、実際の聴こえ方はこうです。

180416-3.jpg
つまり、フロントハイトの位置にスピーカーが有るか無いかで、当然ながら効果音などが定位する位置が変わってしまうということになります。

これはドルビーアトモスが、オブジェクトベースサラウンドであると言いながら実際には、

天井スピーカーの位置に左右される、チャンネルベースサラウンドのようでもあります。

そしてこれは、天井スピーカーの数が少ないほど当てはまると、そう言えると思います。

これが今までのドルビーアトモス ホームの限界だと僕は勝手に判断します。

でも、前後の「ハイト4本設置」ならば、部屋の前から後ろまでをフォローするという意味合いで「あり」なのでは?ですね。
しかし、それだと頭上が弱くなってしまうのは、ヤマハユーザーさんならご存知なはずです。

これがトップミドルの追加により「頭上の音」は明確になりました。

ならば、うちの配置図で言うところのトップフロントは、フロントハイトに移設でも良いのか?
あるいはトップフロントのまま、フロントハイトの位置近くまで移動させるか?


・・というような流れで、この前の記事につながったわけですが、その配置図を貼っておきます。
180416-1.jpg


※しかし赤線と青線の定位の違いなんか、実際にはわずかですね。
デモ音源ならまだしも、映画の場合には聴き取れ無いかも知れませんし。
実際のスピーカーの位置も、さほど変わりませんから、こんなところにこだわる人がいるかなあ。
だから、「前後のハイトに、トップミドルを前寄りで計6本」これでも全然OKではないかなと思いますね。




 

posted by shu at 22:40 | Comment(0) | ドルビーアトモス 7.2.6配置 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月10日

天井スピーカー6本の暫定配置を決めました。

 天井6本配置の場合は、単に前後45°に振った4本の間にトップミドルスピーカーを追加すれば良いのか・・?

既に、フロントとリアの「ハイトスピーカー4本」のパターンで設置している人にとっては、頭上の音を明確に出来るトップミドルスピーカーの追加は、間違いなく福音となるはずです。

いずれAuro-3Dとの共存を見据えた場合にも、トップフロントスピーカーを「フロントハイト」の位置で試す必要はあると思います。

天井スピーカーの6本配置を考えた時、トップフロントスピーカーの位置をどうするか?これは個人的に無視できないところでした。

180410-4.jpgとりあえず、前後に移動が可能としてあるトップフロントスピーカーの位置を前方向に動かした場合の、雰囲気の違いを確かめてみました。

トップフロントスピーカーが視聴位置寄りの位置、仰角45°から前一杯に移動した位置の仰角38°まで移動ができます。

「ヘリコプター・デモ」では、トップフロントを45°、41°そして38°と移動させるにつれ、ヘリの音像がボヤケて大きくなりました。そのため、トップミドルからのつながりも不自然です。

どうやら天井スピーカーも45°以下の仰角になりますと、下向きのスピーカーのバッフル面は、視聴位置に向けた方が良いと思います。フロントハイトが視聴位置向きなのと同じ理屈でしょう。

視聴位置から見たユニットが、お皿の様に見えるのでは振り角が足りず、(左)楕円形に見えるくらいに振ってみました。(右)
180410-1.jpg 180410-2.jpg
この状態だとヘリの軌跡もシャープになって来ます。
例の「ヘリの軌跡がトップミドルスピーカーの位置で下がる」という現象の対策は、ディレイ(距離)の調整よりも、各天井スピーカーのバッフル面を視聴位置に向けるという方法が、むしろ有効でした。※注

 さて、このセッティングでトップフロントスピーカーを前後それぞれの位置で、アトモストレーラーの「Leaf」を聴いた感じは・・

仰角45°では、視聴位置を中心として音は無難に定位。頭上感良好。
まあ、これでも特に不足はないでしょう。

仰角38°では、後ろから前に流れる風の音や、ブヨの羽音の定位が明快。特に頭上定位が明確に分離する印象。
比べると、こちらが良いかなという感じ。


 結果として、天井スピーカー6本の暫定配置は以下の通りにしました。

180410-3.jpg・トップフロントスピーカーを仰角38°としてバッフル面を試聴位置に向ける。

・同時にトップリアスピーカーのバッフル面も、やや視聴位置向けに。

ざっくり言いますと、
トップミドルを頭の真上では無く、やや前に設置した分だけ、トップフロントも前に移動で良いだろうと。
そういうことにしました。

「仰角38°」というのは天吊金具の都合で、たまたまそうなったということで、38°という数値に特別の意味はありません。ちなみにドルビー推奨の仰角は30°までです。

また、ここに至る考察が、もちろんあるのですが、それを読むよりも結果だけをちゃちゃっと知りたい人には退屈だろうと思いまして、この記事を先に持って来ました。

ですから、次に用意する「まとめ記事」は、考え過ぎの能書きの羅列です。読む人がいるかな。

 なお、暫定と言うからには次があるわけですが、次はちょっと間が開くと思います。
トップミドルが非力ですから、これはいずれ変えますが現実というものがあります。
Auro-3Dのファームウェアを待ってからですね。もっとも本物は聴けず、アップミックスのみになりますが。
 


 ※注
ディレイの数値を変えると、ヘリコプター・デモのような、単純にスピーカーを1本づつ渡って行くような音の移動では良くても、ドルビーサラウンドのように天井スピーカー全体から発音された場合、ディレイ分のタイムラグが耳の違和感になってモヤーっとしますから、この方法は良くなかったです。




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posted by shu at 22:44 | Comment(0) | ドルビーアトモス 7.2.6配置 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月01日

7.2.6配置、初動レポート。その2

2018.4.10追記あり

 7.2.6配置を実行するにあたり、トップミドルスピーカーには当然、6本同じものに揃えたいところなのですが、HTS3001 SEは現行品ではなく、ここは後継モデルであるE301を使う手もありました。
しかし近々に用意出来る余裕も無く、また、ある考えもありましてKEFの薄型スピーカーT101をトップミドルに設置して、7.2.6配置を試しています。

この環境でオートセットアップを掛けた結果、クロスオーバー周波数の設定はこのようになりました。

180323-5.jpgトップフロントのHTS3001 SEは80Hz、同じスピーカーを使用するトップリアは40Hz、トップミドルが120Hzという設定です。

トップフロントの80Hzは順当としまして、トップリアが40Hz?これは部屋の後方にあって、天井と壁の2面による低音の増幅の結果ですね。

HTS3001 SEとT101はユニット径こそほぼ同じなのですが、エンクロージャー大きさの違いから低音が出ず、これがそのままクロスオーバー周波数の差になって現れています。
クロスオーバー周波数値が100、120Hzといった小型スピーカーが混在すると、腰高な音になるのはサブウーファーが高い音まで鳴らすからなのです。

それと、この環境で「ヘリコプター・デモ」を再生すると、ある現象が気になりました。

180401-1.jpgヘリコプター・デモとはドルビーのデモディスクに入っている音声だけのデモです。

頭上を左回りにヘリコプターが旋回するのですが、鳴るのはトップスピーカーとトップスピーカーの低域を受け持つ、サブウーファーのみです。

180323-6.jpg気になった現象とは、こんなイメージなのですが・・

左旋回するヘリの軌跡が、トップミドルスピーカーの位置で下がってしまうのです。
画像は部屋の左側ですが、右側も同様です。

考えられる要因を順に探ってみました。

180323-7.jpg要因1. 横の壁に反射して音像が下がる。

対策:これは壁への反射を減らすべく、T101の吊り方を水平から、視聴位置に向けて角度を付けてみた。

結果:少しだけ改善したような・・。

要因2. T101のみサブウーファーが高い音も受け持つので、音が下方に引っ張られる。

対策:サブウーファーをOFFにして聴いてみた。

結果:あまり変化なし。

180401-2.jpg要因3. トップミドルスピーカーの設置位置そのものが視聴位置に近い。

対策:距離(ディレイ)の数値を、プラスにしてみる。

結果:5センチプラスで効果あり。軌跡の下がり幅が改善する。(しかしディレイをいじると頭がもやーっとするのです。)

追記:やはりこの方法は違和感が出て、良くありませんでした。
こちらの記事で説明しています。
   
180401-3.jpg対策2:ならばと、T101自体を外側に5センチ程移動してみてオートセットアップを掛ける。

結果:何と、改善せず?

対策3:距離の数値を2センチプラスしてみた。

結果:ここでようやく改善。完璧ではないものの、ヘリの軌跡が下がる現象は妥協できるものになりました。


・・あとは、やはりスピーカー自体の違いというのはいかんともし難く、「Audyssey MultEQ Editor」という有償アプリでイコライザーをいじってみるか?

ここまでが直近の進捗ですが、あらためて、これまでに感じたAVC-X8500Hによる、7.2.6配置の感想を書きますと・・

ドルビーアトモス音源は・・

・頭上定位が明瞭。
・音数が増える。
・前後に移動する音が濃い。

アップミックスの再生時にはどうか・・

・頭上への広がり、包囲感はやや上がる。が、聴こえ方、イメージが格段に良くなったというほどの印象でもないと僕は感じます。

対するDTSのNeural:Xでは11.1仕様となるために、トップミドルスピーカーは鳴りません。しかし、天井6本のDolby Surroundに対して、天井4本のNeural:Xが明確に水を開けられたという印象もありません。


さて、

ドルビーアトモス再生で、天井4本の場合には、前後45°均等に配置というのが、まあ一般的だと思われます。
その意味は頭上センター(トップミドル相当)のファントム音像を得るためでしょう。

ならばトップミドルスピーカーを加えた場合はどうか?
これも「ヘリコプター・デモ」を再生していて気付いたことがあります。

長くなるので次で詳細を・・




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posted by shu at 15:27 | Comment(5) | ドルビーアトモス 7.2.6配置 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月23日

7.2.6配置、初動レポート。その1

 AVC-X8500Hの登場によって、いよいよドルビーアトモス用の天井スピーカーを「6本」使用することが可能になったわけです。

そもそも、タダでさえ設置が面倒な天井に、そんなに本数がいるのか?
従来の5.1.4や7.1.4ではダメだったのか?

これらの点について既に満足していたなら、買い替えなどはしませんよ。(笑)

実のところ、天井4本で消化不足に感じていた部分は主に2つです。

1. 頭上からの音が来ない。

頭の真上が鳴るという感じが薄くて、どうしても後ろ寄りに感じる。
雷鳴とかですね。後ろから聴こえて来る場合が多いです。

2. 視聴位置前の空間密度(音)が薄い感じがする。

こちらに関しては、この過去記事に書いたようにトップフロントスピーカーを前寄りに動かしたりしてみました。参考記事 トップフロントスピーカーの位置再考。 その3

これらが、天井プラス2本追加でどうなるのか・・

180323-2.jpgテスト用のトップミドルスピーカーを、どうしようかと考えていた矢先、知人から諸々ご配慮をいただきまして、KEFのT101という薄型スピーカーを入手出来ました。

まだ設置後間もないのですが、取り急ぎ7.2.6配置の初動レポートです。


 基本的には従来の7.2.4配置にトップミドルスピーカーとして、T101を追加するという方法を採りました。
180323-9.jpg

その位置は仰角74°。トップミドルスピーカーは真上では無く、やや前方に設置しないと音が後ろから聴こえてしまいます。
僕は過去に70°くらいをベストだと特定しています。
参考記事 トップミドルスピーカーの位置を特定しました。 

この位置でT101を単独で鳴らし、頭上から音が来ることを確認してありますが、角度的に、もう少し前寄りでも良いはずです。

結果として、トップミドルとトップフロントスピーカーが近くなって、見た目に変則配置なのですが、個々の位置が推奨の範囲から外れているわけでもありません。

180323-8.jpg実際の様子です。
赤丸は、視聴位置から前後均等配置とした場合の、スピーカーがあるべき位置のイメージですが、トップフロントスピーカーも前述の通り、やや前寄りの配置です。

このトップフロントスピーカーの位置については再考、再試行の対象と考えてます。

 
 さて、その音は・・7.2.6配置で聴くドルビーアトモスはどうなったのか。

頭上への定位、密度感・・
これは明確になります。当然、実音源が出来たわけですから、それは効果的です。
頭上ではなく後ろ寄りになる・・これが改善されるのは一番の収穫です。

前後の移動感・・
これも以前、試聴会のレポートでも触れた通りで、情報量が増えますから、それは効果として現れます。
例の「ヘリコプターデモ」のヘリが旋回する様子、前後の動きが追加されます。


180321-2.jpgそれにしても、スピーカーの天吊方法やら、見た目が、がちゃがちゃ・・。

どれも苦心の形態なんですけどね。(汗)

トップリアが第1世代。トップフロントは発展型で前後可動式。トップミドルは、まんまテスト用。

『そうまでして天井6本なんて、やりたくないな』
『みっともない』
『必死過ぎないか』

ご心配なく。あなたの家ではありません。(笑)

それに、これらはどれも「仮設」であるとも言えます。
いずれ、Auro-3Dとの併用となれば、その配置はまだまだ流動的なのです。

その辺りについて今後の計画やら、考え方やら、記事を改めて説明します。


 参考に、T101はこんな感じで取り付けしています。
180323-1.jpg 180323-3.jpg

このT101のウーファー径は11.5cm。音質自体はKEFクォリティなのですが、容量的に低音が出ません。なのでサブウーファーが高い音も受け持つために、サラウンドサウンド全体の聴こえ方に及んで、腰高な音になります。よって低域の迫力、重量感は後退します。これはテスト用と割り切っています。

しかし、こういう小容量スピーカー(小径スピーカー)の混合ケースは、実際の使用上どうなのか?
この辺りは参考になるかと思いますので、次回触れてみます。



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タグ:7.2.6 AVC-X8500H

 

posted by shu at 23:29 | Comment(4) | ドルビーアトモス 7.2.6配置 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月09日

AVC-X8500H導入、ファーストインプレッション。

 既にTwitterには書き込んでいますが、「天井スピーカー6本仕様」の誘惑に勝てず、無謀にもAVアンプをAVC-X8500Hに入れ替えてしまいました。

要するにサラウンドジャンキーの衝動ですね、これは。

180309-4.jpg7.2.6のスピーカー配置の実現、このことが無ければ買い替えはしなかったと思います。

お目当ての「天井6本」については、これからのお楽しみで追々、やって行くとしまして、まずは「モンスター」AVC-X8500Hを自宅で聴いた最初の感想を書きます。

 まずは外観から。

正面のイメージは一見して、前所有のAVR-X7200WAとの大きな違いは無し。高さはほぼ変わらずです。

X7200との大きさの違いはこの通り。
180309-1.jpg 180309-2.jpg
左がX7200で右がX8500。奥行きが伸びて横長から四角形になってます。

180309-3.jpg横からの見た目。このような開放型のラックなら奥行きは問題ないです。下はPMA-2000RE。

重量は5kg増しの23kg。箱ごと階段を登らず、1階で本機を取り出し、腰に来ますが一気にラックまで。必死ゆえのなせる技です。

(ラックはTAOCの安い方のタイプです)


 次、使用感です。(以下「X7200との比較で」という感想になります)
 
オーディシーのオートセットアップやメニューの表示、使い勝手はほぼ変わっていません。
リモコンの仕様も変わらず。ただ、バックライトの振動関知は、やや感度を落としたようで、連続した操作時に消えると、再点灯にはリモコンを振るかブラインドタッチで、というケースもありました。

 肝心の音に関してです。

素性を見極めるために7.2.4をすべて内蔵アンプで鳴らし、ショップでの試聴時と同じソフトを再生してみました。


・ドルビーのデモディスクからトレーラー2種類

試聴で感じた音場の広さは、やはり部屋の大きさに比例するようでして、自宅ではX7200の時とそう変わりません。
「Amuse」 スコールの雨音の数が増えた印象。低音はパワフルで重厚
「Leaf」 前方から後をを廻って再び前に飛ぶリーフの旋回の軌跡が明瞭。


・映画「トランセンデンス」
チャプター9冒頭の突然の爆発シーン。

実はX7200ではこのシーン、瞬発力に限ってはパイオニアのSC-LX78に負けていました。
対するX8500では、音が来るとわかっていても、のけ反るほどの瞬発力、パワー感、重低音で押して来ます。


・映画「ネイチャー」
未だアトモスのチェックソフトが無いという中で、これは個人的にその代用となっているソフトです。
スピーカー配置等のセットアップが決まらないと、このソフトの良さが出せないからです。

チャプター14 海のシーン。覆いかぶさる波の音の移動感が明瞭
チャプター24 落雷の音の定位とキレがあり、リアルでハッとします。
総じて音の数が多く密度もあり、サウンドデザインのディティールが明確に浮かび上がります。
聴き慣れたソフトでも、今まで気づかなかった音に気付く瞬間があるのも嬉しいところです。

音質についてまとめますと・・
瞬発力、低域のパワー、音数、音場の密度、解像度、移動感、これらが
AVR-X7200WA+PMA-2000REの7.2.4を上回っている※と感じました。

特にアトモス収録のソフトに関して、上のような部分の伸びしろを明確に感じられました。

ただ、ん?と思ったのが、ドルビーのデモディスクにある「Audio sphere」これはエレクトリックサウンドのアトモスのデモ音源です。これの再生レベルが前述した2つのトレーラーに比べ、やや低くなっていて、低音の出方も減ったように感じたのですが、この現象を説明する裁量を持ち合わせません。

なお、AACの5.1ch、2ch(ドラマ)の順に音源の質が下がりますと、アトモスソフトで感じたような伸びしろは薄くなるところではあります。→3/15追記。音質自体の向上はどの音源で感じられます。

 その他。

映像に対して期せずしての発見がありました。
画面の様子が一変しています。特に暖色系の色乗りが良く、字幕もシャープに見えることから解像度も上がった様に感じます。

音質については正直、ショップでの試聴ではAVR-X7200WAからの音の違い、アドバンテージを聴き分けしきれず、そこは何も変わらないはずもないだろうという賭けのようものがありましたが、流石に音も映像も、開発時期3年の差は大きいと感じました。


 Auro-3Dに関して。
これは実装も先ですし、何より再生環境も肝心のソフトの展開も、映画に関しては、ほぼ見えませんから急ぎません。
とりあえず、今のスピーカー配置にトップミドルスピーカーを加えて、ドルビーアトモス用の7.2.6配置とすること・・そのスピーカーの選択、いずれは埋込みも含めて考え始めているところです。


※個人の、素人の感想です。

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posted by shu at 23:03 | Comment(6) | AVC-X8500H | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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