2012年05月20日

配置図更新2012.5

現在のシアタールームの配置図を2種類(平面図と側面図)更新しましたので説明しておきます。
(ブログ右の欄にある図もクリックで拡大できます)

まず、部屋は木造10畳のフローリング、2階の角部屋で2方向に窓があります。

それで1つの窓を塞ぐ形でスクリーンを取り付けています。
シアターハウスのシアターキューブ100インチワイド、電動スクリーンです。

視聴位置ですが、スクリーンから3メートルの位置にしています。
理想の画面視野角として言われているような45度を実践すると僕には前過ぎと感じます。

フルHDプロジェクターと言えどもこれ以上前に出ると画素が目立ってしまい、興ざめするからです。

逆に言えばこの部屋でこれ以上のスクリーンサイズは画素が目立って使えないと思います。

これからホームシアターを始められる方にはまず、モニター(スクリーン)サイズに合った視聴位置を決めてから、各スピーカーの配置を設定されることが重要と考えます。

120520-1.jpg

図中のスピーカーの距離はあくまで平面図上の距離です。

視聴位置から各スピーカーの開き角度は、センターラインを0°として左右にそれぞれ、
フロントメインが24.5°
フロントハイトが28.5°
フロントワイドが48°
サラウンドは110°
サラウンドバックは152°となっています。

オーディシーのフロントハイトの推奨は45°で、フロントワイドの推奨が60°なので現実はもうちょっと開かないといけませんが、効果はありますのでそう厳格に考えません。

サラウンドバックの間隔ですが、過去には「近づけた方がいい」とかの表現もありましたが、今はそうした表現は見ませんし、ステレオ化した現在では(プロロジックIIx)離した方が正解だと思います。

サブウーファーの位置については、僕のこの部屋ではこの位置がベストと考えています。


プロジェクターの置き場所は建築当時から想定していた、ウォークインクローゼットの中です。
アングル棚に天吊した形で、頭上から投射します。

フロント周りのスピーカーの配置ですが、フロントメインのiQ7とセンタースピーカーのiQ6cは壁からは極力離してあります。
そうしないと、音が前に出てきません。
結果スクリーンからもだいぶ離れますが、そんなに違和感を感じることはありません。

センタースピーカーは自作のスタンドに乗せて、画面の下端に近づけてあり、若干仰角もつけています。
これはいくらかでもセリフが自然に口元から聞こえるようにするためですが、ここはフロントメインスピーカーのツイーターとの高さを離しすぎないように気を付けたいところです。
120520-2.jpg

サラウンドスピーカーのiQ1は専用の壁掛金具で、視聴位置斜め後ろの位置に取り付けています。
理由はここに金具の取付けに適当な間柱があったからです。

サラウンドスピーカーの高さについては、自分が立った時に「スピーカーが頭に当たらない高さ」に取り付けて、あえて「低め」にしてあります。
これ以上低くすると物理的圧迫感を覚えますし、実際にぶつけるというリスクが発生します。
だから「頭に当たらない高さ」なんです。

低めにする理由ですが、天井近くまで高いと効果音によっては違和感を感じる場合が出てくるからです。
たとえば、自動車が前から後ろに走り去る時などは不自然です。
しかし、これでもサラウンドスピーカーの位置はまだ高い方だと思います。
現状は耳から94センチですが、AVアンプの取説では60から90センチを勧めているからです。

音楽ソフトや派手な演出の無いドラマ系の映像の場合、サラウンドスピーカーは「低い方」で良く、派手なアクション系映画を好まれる場合には「高め」の選択で良いと考えます。

しかし一方で、フロントスピーカーと同じものを(トールボーイなど)をサラウンドスピーカーに使用する場合もあり、フロントスピーカーと同等な高さまでは事実上の許容範囲とも言えるのです。

サラウンドバックについては天井近くに壁掛けしてあります。
これは耳からの距離を稼ぐためと、あえてサラウンドスピーカーよりも高い位置にするためです。
理由は映画館を思い出してみると解ると思います。
あれと同じイメージの配置です。

ちなみにスピーカーやプロジェクター、スクリーンの取付けはインストーラーなどは頼みません。
どれもDIYです。


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posted by shu at 16:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー配置図 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

11.1ch化リポート。その5

AVR-4311の11.1ch化のため、外部パワーアンプにマランツのプリメインアンプPM5004を選んで試した、リポートのまとめになります。

まずフロントメインchに使用した場合では、どうも他のチャンネルとのマッチングが今ひとつ。
これはデノンとマランツというメーカーの違いから来るものと、単にPM5004がエントリー機であるからというパフォーマンスの差異から来るものでしょうか。
両者の音の傾向は油絵風に対して水彩風。と例えるのは言い過ぎだけれども、そういう感じがします。

なので、この傾向の違いを受けにくいと思われるフロントハイトch用で使用することに。
フロントハイトchからは直接的な音は出ず、環境や雰囲気の表現といった間接音になるので、影響は低いはずだからです。

120506-1.jpgまずPM5004のボリュウムの位置はこの辺り。2時位でしょうか。
これでもまだオートセットのチャンネルレベルはプラスになっています。
このプラスが大きいようだと、いわゆるボリュウムを2度通っている感が大きいので、この値がゼロに近くなるような位置が「この辺り」ということです。(根拠の説明は出来ません。自分でそう決めただけです)



120506-2.jpgチャンネルレベルはまだプラスですが(他chと比べて)この数値辺りで良しとしました。

これでサラウンドを聴いてみると、他のチャンネルと比べて音圧が低い(音質の違い)は多少感じるものの、フロントメインchに使用したときにあった全体のバランスに影響するようなことは無くなりました。



結果として、PM5004はフロントメインchでの使用にはマッチしないが、フロントハイトch用には使えます。

もっとも、上に書いた微妙な差異の部分を気にするのならば、メーカーは同一の方が良いと言うことになりそうです。
そうなると前に「その1」で書いた、外部パワーアンプの選択肢はほとんど無くなることになってしまいます(笑)

だから、現実的にフロントハイト用であればそう気にする必要はないと思うのですが・・。

それでもという場合はデノンのPMA-1500SEを使うというのが、自分ならば現実的な選択肢になるかと思います。
どなたか実践中の方がいらっしゃれば、感想をお聞かせ願いたいものです。

そもそも、何でPMA-390SEにしなかったのか?
あえて別のメーカーをという好奇心から、というのがあったんですね。
もしダメならヤフオク行でもなどと考えていましたが、廉価品しかも現行品の出品はおいしく無いんですね。
新品の出品がありますから。

と言うことでPM5004はこのまま使うことになりそうです。

補足ですが、PM5004追加でのオートセットアップ後は何故か低域が充実した感があります。重心が下がりました。
どうもサブウーファーの受け持ちがより低域になったようで、DTSの5.1サラウンドではLEFをマイナス10にしないとサブウーファーが強すぎになりました。(本来の推奨値で、以前はこの調整をせずに使用していました。と言うか不要だった)


次回以降では、11.1ch化した環境で見直したサラウンドスピーカーとサブウーファーの配置について書く予定です。

注:記事は管理人個人の主観によって書かれています。

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2012年05月01日

今日はサラウンドの日でした。

今日は5月1日で、5.1と言えばサラウンド!

ということで、今日は「サラウンドの日」なのでした。


日頃サラウンドについて書いている者が本日を無視する訳にもいかず・・。
な訳で、記事をひとつ挟ませてもらいます。

今の家のこの部屋でスクリーンシアターを始めたのは、1998年9月でした。

ちょうどその頃は5.1chサラウンド、当初はAC-3と呼ばれたドルビーデジタルが出始めて2、3年の頃と思います。

当時使用していたのは自身最初の本格的AVアンプにして、本邦初のドルビーデジタル5.1ch対応機のヤマハDSP-A3090でした。(当時のフラッグシップ機で実売価格21万円也。よく買ったものですが、今のフラッグシップと比べると安い)

これが当時の画像です。
120501-1.jpg

メインとサラウンドスピーカーはヤマハのNS‐10MTでセンタースピーカーにNS-C110、フロントエフェクト(フロントプレゼンスは最近の呼称です)にはボーズの100Jという構成でした。
スクリーンはキクチのホワイトマットで4:3の100インチ。
当時は輝度の低い液晶プロジェクターを意識して、ビーズスクリーンが全盛でしたけれど。

センタースピーカーのスタンドに注目。これが今も使用中の原型で、階段の材料の端材で自作したものです。まだ着色もしていません。

こちらはリア側。
120501-2.jpg

サラウンドスピーカーは、天井の角に補強の下地入れてもらって天吊りしていました。
しかし、後にこの位置にスピーカーが無くなる事態(7.1chレイアウト)になることは想定外でした。

現在と同じようにウォークインクローゼットから覗いているプロジェクターはシャープのXV-Z4050です。

ちなみに、当時の5.1chのメインソースはまだレーザーディスクだっだんです。


さて、この頃からもう14年ですか・・。
サラウンドの周辺もずいぶんと変わりましたが、中でもAVアンプのオートセットアップ機能は革新的でした。

A3090の時代ですが、テストトーンを自分の聴感だけで、各スピーカーが同じ音量になるよう設定していたのです。

これがだいたい、おおよそ。ですよね。

今考えても無理なんです。今のオートセットアップ機で設定された各スピーカーの音量を、テストトーンで聞いたところで、全てが同じようには聞こえませんので。
つまり、スピーカーの設置場所が違うと同じようには聞こえないのです。

A3090には各スピーカーごとに音質も調整出来る、イコライザー機能がありましたけれども、これを同じく聴感のみで設定するなど、もっと無理なことです。

これから比べると今はいいですよ。
音量、音質、距離、クロスオーバー値や、さらに反射音や定在波までコントロールしてくれる機種もあるわけです。

それだけクオリティの高い音が聴ける、敷居が下がっていると言うことですね。

皆さんもこの体験をぜひ。



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posted by shu at 22:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | AVアンプの機能、操作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月30日

11.1ch化リポート。 その4

管理人が中学生だった頃、街の電器店にはセパレートオーディオなる物が置いてありました。

それはフルサイズオーディオ機器のセット売りで、チューナー、カセットデッキ、レコードプレーヤー、それとプリメインアンプに20cmクラスウーファーのスピーカーに、ガラス扉が付いたラックまでセットだったと記憶しています。

・・それが記事と何の関係があるかって?
まあもうちょっと聞いて(読んで)ください。

それを見に行った時の話です。
社長と思しき人が音を聴き比べろと言うわけです。パイオニアとコロムビアを。
(コロムビアとは今のDENON)

で、社長が操作しますが、なかなか音が出ない・・。
あちこちスイッチなんかをいじってると、いきなり大音量でバーーンと出るわけ。

まず、飛び上がりますね普通。

それを2回ほど繰り返されたんですが、そのたび近くにいた事務の女性が「ひゃーっ」と悲鳴を上げてました。(笑)

これが今回の話とどう?
後々解ります。

前置きが長くなりましたが、本題です。

PM5004が思ったより元気がいいので、試しにフロントメインスピーカーを駆動してみることにしました。

プリメインアンプをAVアンプのフロントメインスピーカー駆動用に使用すると、別の楽しみが増えます。
それはCDプレーヤーなどを接続して、ピュアの2chとの両立が出来るということです。

手順としてはまず、
AVR-4311の設定で、外部パワーアンプの割り当てをフロントメインにする。
AVR-4311のフロントメインのプリアウトをPM5004のAUXにRCAピンケーブルで接続する。
PM5004にフロントメインスピーカーのケーブルを接続する。
そしてPM5004のボリュウムを0時の位置に上げた状態でオートセットアップをかける。

120429.jpgオートセットアップ時のテストトーンを聞いていると、メインスピーカーのボリュームが少し低い感じ。
ここで設定された音量はこのように+2.5db程度となりました。

これでいくつかのソフトを試してみると、次のような感じに。

全体に低音がやけに効く。
サラウンドスピーカーの音量が以前より大きくなっている。
低音が出すぎの割にフロントメインスピーカーからの音圧は余り感じられない。

どうも全体のバランスがおかしい感じがしました。

以前、内蔵アンプ使用時のフロントメインスピーカーの音量設定は‐6.0db程度でした。

これと比べると現在PM5004の出力レベルが足りない模様なので、PM5004のボリュウムを13時30分位に上げて再測定し、音量が‐2.0程度になったのでOKとしました。

この状態で、低音が効きすぎの症状は収まりましたが、どうもフロントからの音圧は低い感じがします。
この辺りPM5004の自力の不足か、マランツとデノンという個性の違いから来るものかと思われます。

何日かこの状態で鳴らしてみましたが、ある懸念も有りまして、より無難なフロントハイトスピーカーの駆動に使用することにしました。

ここで言うある懸念とは・・。
ここで冒頭のエピソードですよ。

PM5004をAVアンプのフロント駆動とピュア2chを両立する場合、PM5004のボリュウムにはくれぐれも気を付けなくてはいけません。

もう、マニアの方ならお気づきでしょう。
やるんですよ。多分。可能性が高いですね。

つまりPM5004をAVアンプの外部アンプとして使用した時のボリュウム位置のまま、セレクターをCD等に切替えて2chステレオを再生するとします。

この時です。
この時、ボリュウムを戻し忘れたらどんなことになるか・・・。

・・・いきなり「ドン」と出て、「ひゃーっ」では済みますまい。
なんせ14時近くまで上げてあるわけですから。普段は9時まで上げれば十分な音量が出ます。

最悪、スピーカーが飛ぶか、自身が倒れるか?(笑)・・です。

僕はこれがコワいのもあって、いや実際に一度はやってしまう自信がありますから(笑)PM5004はフロントハイトに使うのが正解だと決めました。

記事は以降にまだ続きます。


追記
やはりボリュウムの件の心配が無いように、プリメインアンプには「パワーダイレクト入力」機能付きのものが安心ですね。

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2012年04月14日

11.1ch化リポート。 その3

デノンのAVアンプ、AVR-4311を11.1ch化するための外部パワーアンプにPM5004を選びました。

PM5004?エントリークラスのプリメインを?と思われるでしょうか。
120414.jpg
ここはとにかく試してみよう。というのが選択の決め手です。
(上位機のPM7004も考えましたが、今思うとメーカー違いは音色が微妙なんです。)

本体色はシルバーもありますが、AV用途なので黒を選びました。
なぜかスピーカー端子は黒赤ではなくクリアーです。


実際これをどのスピーカーに接続するか?
AVR-4311では「フロントメイン」か「フロントハイト」どちらかを選択するというのは前回までの記事で書きました。
順当に考えるとここはフロントハイトだろうと思いましたが、まずはPM5004を単体で鳴らして実力を聴いてみることに。

そこでAzur751BDをつないでCDを聴いてみると・・・。
これが専業ステレオプリメインアンプの実力なのか。良い方の意味でそう思いました。

さすがに音の純度は物足りませんが、弾力感を感じるベースの立ち上がりや、各楽器の定位感それと、左右スピーカー間の外にまで拡がるサウンドステージが予想以上でした。

ちなみにAVR-4311でピュアダイレクトモードでのCD再生は音の純度で勝りますが、何か全体に端正なシュッとした佇まいで、サウンドステージも意外に狭い感じ。
やはりAVアンプは、オートセットアップ込みのサラウンドで鳴らしてナンボというのが本来の用向きであると言うことでしょうか。

エントリークラスのPM5004でさえ、これだけの気づきがあるステレオプリメインアンプ。
これが上位機ならばさぞかし・・という耳からウロコ?な体験を通して2chピュアオーディオの可能性をあらためて認識させられるたと言うと大げさでしょうか(笑)

本題に戻って・・

これならばフロントメインにつないでみたらどうなるか?
興味が沸くところです。

なので試してみました。フロントメインで使用には押し出しが足りないかなー。
ここからはまた次回。


追記
自身、プリメインアンプの所有は2台目で1台目は社会人になったばかりのころ。
オンキョーのインテグラの型番は忘れましたけど、当時本体の色は黒色でした。

これにソニーのCDプレーヤーとコーラルのDX-3なんていうスピーカーをつないでいたのが、本格オーディオ趣味のスタートでありました。
ちなみに当時の「音」は今考えると、ふつーの音であんまり満足していたとは言えないものだったと思います。狭い部屋で、環境とセッティングが全然出来ていなかったのが原因でしょうけど。


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