2018年08月19日

天井スピーカー6本の配置について。 2018-8

 ドルビーアトモスとAuro-3Dを共存させるための、天井スピーカーの配置はどうするべきか?

そもそもAuro-3Dでは、天井スピーカーは頭上の1本だけで、その他はハイトスピーカーという位置付けになっています。
そしてその角度も30°という、浅い角度がベストということです。

このAuro-3Dの基本配置を 現実の部屋に落とし込むと、こんな感じになります。
180811-4.jpg

前後に天吊りでハイトスピーカーを設置した場合、赤線で示した「トップスピーカーとの段差」がAuro-3Dの特徴と思います。
設置角度が30°という浅い角度の意味は、この段差を得るためと考えます。

フロントハイトの仰角は26°、リアハイトの方は44°。Auro-3Dの推奨値は25°から40°の範囲です。
仮にリアハイトの仰角を30°に近づけるには、天吊りを止めて壁掛けにすると可能ですが、赤線の段差が前後で歪みます。
ここは実際に聴いてどうか?というのは分かりません。しかしATMOSとの共用で不自然になりそうな予想ができなくもないです。

Auro-3Dでトップスピーカーを使用しない場合、ファントム再生となり、むしろ、その場合の前後ハイトスピーカーの仰角は30°でなくても40°に近くても良くないか?というのが現時点での個人的な考えです。

実はスクリーン周りの暗幕化工事の際、良い機会だったのでトップフロントスピーカーの位置を動かして単純にトップミドルからトップリアスピーカーの距離と同じにしてみました。

180813-1.jpg

これだとトップフロントスピーカー仰角は34°・・ATMOSの推奨は30°からなので範囲内であり、Auro-3Dの推奨角度とも重なる位置です。
トップリアスピーカーの方の位置はそのままですが、ドルビーアトモス用の天井6本配置の考え方について、こちらの記事「7.2.6配置、初動レポート。まとめ」でも書いています。


 ドルビーアトモスとAuro-3Dを共存させるためのスピーカー配置をざっくり言いますと、前後にハイトスピーカーを設置する。
その方法は、天井に高い位置の天吊りか壁掛けでOKということになるでしょう。

180818-1.jpgしかし、どうしてもアトモスの頭上定位が弱くなることに妥協せず、トップミドルスピーカーを追加出来るのが、AVC-X8500Hならではのアドバンテージであり、買い替え理由もこの一点にありました。



 余談ですが、これまでにサラウンド再生におけるスピーカーの本数、その配置形態のほとんどを経験してきました。

・ヤマハのシネマDSPの7.1ch(5.1プラス、フロントエフェクト)
・ドルビープロロジックIIzの9.1ch(7.1chプラス、フロントハイト)
・オーディシーDSXの11.1ch(7.1chプラス、フロントハイト、フロントワイド)
・DOLBY ATMOSの7.2.2、5.2.4、7.2.4、7.2.6。

そしてAuro-3Dは、センターハイトとトップサラウンドは未設置の11.2ch仕様となっています。
その未設置2本、これは現状では考えていません。Auro-3D自体の展開次第で考えも変わるのかも知れません。

現時点のソフトの球数、球種に慌てて対応する必要性はまだ低いですから。


本文は以上です。




・・ここからは業務連絡です。

ハイエンドAVアンプ、プロジェクター、スクリーン周りの改装・・ここ最近、少々やり過ぎてしまいました。
もう必要なものは無く、これでもう出来上がってしまった・・「上がりボタン」を押してしまったという感があります。

これでこの趣味を終わりにするわけではありませんが、このブログをこれで終了とするか、決めかねています。

ここは一旦、「更新を休止」しようと思います。

少なくとも、年内の更新を予定しませんが、再開時期も未定です。


これまで応援していただいた皆さん、ありがとうございます。



ゆるい更新ながら、バックヤードブログの方はそのままにします。





 

posted by shu at 00:02 | Comment(17) | スピーカー配置図 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月13日

スピーカー配置図更新。 2018-8

 右コラムのスピーカー配置図の更新が滞っていましたので、最新の7.2.6chのものに差し替えました。

7.2.6chとはつまり、7chチャンネルのフロアスピーカーに、サブウーファーが2個。それと天井のスピーカーが6本という構成になります。
現在、市販のサラウンドフォーマットには5.2や7.2chというのはありませんから、0.2という表記はAVアンプ側で2本のサブウーファー使えるという意味です。

ホームシアターにおける最新のスピーカーの配置は、床置のフロアスピーカーに加えて、天井(トップ)またはハイトスピーカーの組み合わせという形となっています。

DOLBY ATMOSの登場以前のAVアンプの取説では、5.1chや7.1chのサラウンドスピーカーの扱いは今と違って、耳よりもやや高い位置への設置が指示されていました。それはサラウンド空間の広がりを表現するためと、比較的近い位置にあるサラウンドスピーカーまでの距離をいくらかでも稼ぐためという意味もありました。

しかし、高さ情報を生成する天井スピーカーを有した最新の3Dサラウンドでは、全てのフロアスピーカーの高さを揃えることがセオリーとなりました。
それに加え、出来ることなら5.1chや7.1chの基本配置、その推奨位置を守る事がこれまで以上に肝心になったと思います。

そうしないと天井(ハイト)スピーカーとの連携が合わず、SEの上下位置の定位のみならず、前後方向の定位もずれて、DOLBY ATMOSなどのイマーシブサウンドを正しく聴く事が出来ないと考えています。

拙宅のフロアスピーカー(7.2ch)の具体的な配置は次の通りです。

180813.jpg


・フロントスピーカー 
開き角度は60°で、交点は視聴位置のやや後ろを狙ってやや内振りにしてあります。
この60°が意外とDOLBY ATMOSなどの再現性を左右します。

・センタースピーカー
自作のスタンドに載せてスクリーンの下端ぎりぎりの高さです。やや上向きに角度を付けています。

・サラウンドスピーカー
7.1ch配置での推奨位置は真横の90°から110°までですが、拙宅の場合、真横では耳に近くなり過ぎて直接音が強く気になります。
そのため、やや後方の98°の位置に置いて、向きは視聴位置のやや前を狙って振ってあります。

ありがちな間違いが、これをリアスピーカーと呼ぶことです。それは5.1ch時代の名残です。
しかし7.1chの場合は、サラウンドバックスピーカーがありますから、紛らわしくなります。

・サラウンドバックスピーカー
推奨位置は135°から150°までですが、動線やラックの位置等の都合で149°の位置としています。
スピーカー自体はブックシェルフなので、自作のスタンドに載せて高さを稼いであります。

諸々の条件さえ合えば、これも他のフロアスピーカーと同じ口径のスピーカーを使ってみたいところです。設置性も含めて、トールタイプが合理的な選択となるでしょう。

・サブウーファー
近年のAVアンプは、単にサブウーファーが2個つなげるというだけでは無く、積極的に制御、最適化して1個の様に鳴らせる仕組みが備わっています。これを使わない手はありません。

うちでは前後に配置してありますが、包囲感の面で前方2個置きとは違うメリットを感じます。


天井スピーカーについては、次回で詳しく・・。



仮にサラウンドバックスピーカーを入れ替える場合、サラウンドスピーカーのiQ7をこちら↓に入れ替え、iQ7をサラウンドバックに廻すという方法を考えます。

Q750 [B:サテンブラック] KEF [ケーイーエフ] ペアスピーカー

 

posted by shu at 18:27 | Comment(0) | スピーカー配置図 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月09日

シアタールームの改装の件、カーテンの施工について。

 スクリーン周りのブラックアウト工事に関する、この前の記事の続きです。
横壁に貼ったハイミロンは前から125cmまででした。

180712-3.jpg 180712-4.jpg

スクリーンからの反射が最も強い部分はこれでカバー出来るはずですが、もうちょっと視聴位置サイドまで反射対策が欲しかったので、この露出した壁の部分にはカーテンを吊るすことにしました。

180807-13.jpgカーテンはニトリの、ジャズ2という銘柄のブラックです。

左上がハイミロン、右がジャズ2カーテン、左下がダイソーのフェルトです。(フラッシュ焚いてます)

店頭で一番黒く沈んで見えるタイプを選んだつもりが、表面に光沢があるので、やや光ってますね。


さて、ここからが非常にマニアックと言うか、細かいです。判る人にしか、解らないと思います。

カーテンレールにはこちらを使用しました。

180807-12.jpg曲げるとコーナーにも取付けが出来て、自由に長さをカット出来るタイプなのですが、こちら「石膏ボードには取付け出来ません」との注意書きが・・基本、木部直付け用だとの事。

それと実は、説明書通りの取付けをしていません。なので、商品名を活字にするのは止めておきます(笑)


赤線の間が、このカーテンレールです。3mに切って使いました。

180807-5.jpg 180807-6.jpg

左壁はエアコンがあるので2分割です。

エアコンの下は、455mm間隔で入っている下地(間柱)を探してスプーンネジで止めてあります。

下地探しの必需品はこちら。「下地センサー」と、針で刺して物理的に確認する道具の「下地どこ太」です。
180807-3.jpg 180807-4.jpg

・・エアコンの下、ここは良いのです。

問題は、ほぼ天井の高さから吊るす100×240のカーテンの方です。
できるだけ上の方にカーテンレールを付けないと、カーテンが床について、たわんでしまいます。
(隅に吊るしたカーテンは無くても良かったものですが、それについては以前の記事で触れてあります。)

使用したカーテンレールが、石膏ボード不可というもの気になります。
要は接触面積の問題でしょう。狭い方で使うと石膏ボードに食い込んでヨレる、緩む、そうしたことで不可だと言うのだと思われます。

下地との関係、取付け強度の事、レールの位置を天井ぎりぎりに取付けるには・・と考えた末に、こうしました。

180809-1.jpgこれは本品を知らないと解らないでしょう。部品(ブラケット)の上下関係が逆です・・良い子は真似しちゃダメ〜。

天井と壁の隅にある、廻り縁という部材の下に取付けてあります。

ネジを打つ下地は、例の間柱でイケるかと思いきや、上部は構造上わずかに間柱が逃してあるようで、ネジが空振りしてしまいました。(青矢印)

180807-1.jpg仕方がないので、この画像では隠れている本来の穴(ピンク色)の上に穴を新たに開けて、斜め上方向にネジを打ちました。(上の画像の赤矢印)

本来は青い矢印の様に水平にねじを打ちます。これが出来ないので、赤い矢印方向の構造体(桁?または梁)にネジを効かせたわけです。

これでブラケットは廻り縁と壁の2方向が接触していますから保持の強さは大丈夫でしょう。
ダメならカーテンが落ちるだけです(笑)

ちなみに、カーテンを引いて壁を覆うと、こんな感じ。

180809-2.jpgこうするとフロントスピーカーの反射音が無くなって、ちょっと音が寂しい感じがします。
反射のチラチラも、まあ、目に入ります。

ここまで、ハイミロン貼りとカーテン取付けの作業期間は、主に帰宅してからと休日の作業で、約1ヶ月くらい掛けて少しずつという感じでした。


 さて、一連のスクリーン周りのブラックアウトの件、効果の程はどうか?やはり効果絶大なのか?

それがですね・・DLA-X770Rの設置後すぐに工事を始めてしまいましたので、ビフォーアフターの明確な違いを認識出来たわけでも無いのです。(汗)

クルマ好きな人なら分かると思いますが、後付けのパーツのレビューというのがあります。
「納車時にディーラーで付けてもらいました。ノーマルとの違いは判りませんが、良くなってると思います」みたいな。

・・それ、レビューじゃなくて報告じゃん。っていう残念なパターンですね。(笑)

それではあんまりだという声も出るかと思いまして、こんな実験をしてみました。

180807-7.jpg白いのは発泡スチロールの板で、冬に窓の断熱に使っているものです。

これを立て掛けた場合と、無い場合で投射画質に違いが出るかどうか・・・?

180807-10.jpg 180807-11.jpg

・・どうでしょう?
180807-9.jpg 180807-8.jpg

これらの画像では、違いが判らないでしょうけど・・・


実は、目視でもその差が判りませんでした。(!!) 

・・この程度の反射面積では影響が出ない(見えない)のでしょうか。

ある意味、意外でしょう?
一目瞭然なはずだろうと思ったあなた。・・一部の局地的情報で、洗脳されているのかも知れませんよ。


 スクリーン周りの暗幕化はイコール迷光対策で、スクリーンのコントラスト低下を防ぐためというのが一般的な認識かも知れません。
僕の場合は、壁がぼやっと光る、チラチラとスクリーン以外の部分が視界に目に入る・・これらを抑える為の視点で施工をしたというのが本音です。

それでも、作業が進むにつれ画面の色が濃くなったという感じを受けたことは、付け加えておきます。



ところで、一案を思いついたのですが・・
ハイミロンを貼る貼らないは別として、

まず、カーテンレールをダブルにします。
それで、表側に明るいカーテンを、裏側に黒いカーテンを吊るすのです。
シアター使用時は表側のカーテンを閉じて、黒いカーテンを出します。

普段は明るいカーテンを引いておくと、重苦しさが減りますよね。





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タグ:迷光対策

 

posted by shu at 23:20 | Comment(2) | 迷光対策工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月29日

使用機器更新。 スピーカー編 2018-7

現在の7.2.6chを構成するスピーカーの紹介です。

 フロント     KEF Q700   
 センター     KEF Q600c
 サラウンド    KEF iQ7
 サラウンドバック KEF iQ1
 サブウーファー 1 KEF XQ60b
 サブウーファー 2 KEF Q400b
 フロントハイト KEF HTS3001 SE
 トップミドル KEF T101
 リアハイト  KEF HTS3001 SE
  

 フロントの3本は、現行から2世代前のKEF、Qシリーズで揃えています。

180729-1.jpgセンタースピーカーは、メインのQ700と同じウーファーサイズのQ600cです。

Q600cは、箱の大きさによる十分な量感とQ700との音質のマッチングで、その効用は抜群です。

この組み合わせでサブウーファー無しでも・・というくらい低音が出ます。

Q700の内側サイドとQ600cの上面は、スクリーンからの反射が気になるので、端材の布ハイミロンを貼り付けました。

180729-2.jpg 180729-3.jpg

現行のQシリーズならつや消しの黒があるので、こういう対策は無しでも良いはずです。

しかし正直、ハイミロンを平面上に置くとホコリや毛羽が目立ちます。後の掃除は覚悟しないといけません。


 サラウンドスピーカーはフロア型のiQ7、サラウンドバックスピーカーはiQ1です。

180729-4.jpgKEFのiQ一桁のシリーズは、現行の四角いQシリーズの前のモデルで、エンクロージャーの背面が丸みのあるデザインの製品です。

この製品のユニQドライバーにはタンジェリン・ウェーブガイド(ツイーターに付いているフィン状の部品)がまだありません。

サラウンドスピーカーとしてのiQ7は、特徴である高域のシャリつきと、視聴位置に近い故に直接音が気になるところです。
そのため、スピーカー端子はロー側に配線し、サランネットを装着して定位を散らしています。

サラウンドバックのiQ1は、高さを稼ぐため、自作のスタンドに乗せてサラウンドスピーカーよりもわずかに高めの設置です。

180729-5.jpgこのスピーカーは、低音が出過ぎてやや被り気味なため、バイワイヤ端子のハイ側に接続しています。

視聴位置の後ろに1メートル程度の空間が有れば、サラウンドバックを設置する意味があります。
高さについては、もっと高い位置のままでもそれほど違和感は無く、大丈夫だと思います。後ろの壁が鳴るようなイメージになります。

低い位置の場合では、背面に定位する音がピンポイントなイメージになります。
ただし、天井スピーカーのリアを設置する場合はフロア置きに近い方が無難でしょう。

サラウンドバックスピーカーは、サラウンドスピーカーと大きさが同じか、近い大きさの物が良いと思います。
そうすると後方サラウンド音場に奥行が増すのです。(特に移動する音)


 天井スピーカーの前後4本はHTS3001 SEです。

180729-6.jpg天吊り仕様のスピーカーではありませんから、自己責任の所業です。

フロント側は前後に移動ができるようにしてあります。
振り角は出来るだけ視聴位置の方を向くようにした方が、移動する音のつながりが自然です。

・・その気になれば天井スピーカーくらいは取付け出来るのです。
しかし、これの見た目をどう感じるかというのは他人目線からの話であり、本人にとってはこれが実現していることが重要なのです。

自身では、天井にあることの異物感や違和感、圧迫感などは全く感じません。


 トップミドルスピーカーはT101です。

180517-2.jpg「天井6本」を実現させるため、暫定的に取付けたのがこちら。
KEFお得意の同軸では無く、25mmツイーターと115mmウーファーの2ウェイ。

音質はKEF品質。サブウーファーと組合せたらTV音声の強化用には良さそうな製品で、本来は壁掛けTVとのベストマッチを狙ったモデル。

トップミドルスピーカーが鳴るのは、ざっくり言うとドルビーアトモスとドルビーサラウンド再生時のみで、DTS:XとDTS Neural:Xの再生時にはDTSの仕様上で鳴りません。(フロアが5.1chなら鳴ります。5.1.6が可能です)従ってDTS系サラウンドモードで鳴らすと、ドルビー系よりも音の重心が下がります。 (低音不得意なT101が鳴らないためです)

トップミドルスピーカーは、いずれもう少し口径のあるものに入れ替えるつもりですが、埋め込みも考えています。
(Auro-3Dではトップミドル2本は鳴りませんが)


 スピーカーケーブル

フロント Zonotone 6NSP-2200S Meister( 2芯)2本でバイワイヤリング
センター Zonotone 6NSP-4400S Meister (4芯)1本でバイワイヤリング
サラウンド サラウンドバック FOSTEX SFC103
フロント、リアハイト Zonotone SP-330 Meister


180729-7.jpgフロント3本分のスピーカーケーブルは、このような体裁で床を這わせています・・。

もうこうなれば、ケーブルの隠蔽などは考えません。

専用室なら、いずれこうなると考えますと、新築時のプランで壁内配線など考慮しなくて良いかも知れませんよ。


 サラウンドのスピーカー構成について。

スピーカーの年式と型式の違いはありますが、サラウンドの全chにオールKEF化を果たしています。

やはりメーカーを揃えると、そうでないときとの「差」は何かしら有るものです。
それはスピーカー間のつながり、いわゆる空気感とか音場感とかの差として出ます。
「スピーカーの存在が消える」などの表現を見かけますが、そういう感じになるのが正解なようです。

ただ、これは実際に自室でやってみるまで解りませんし、逆に言えば自分が納得していれば何でも良いという事になりますかね。(僕もオールKEF化まで十数年費やしていますから)

特に5ch分のスピーカーについては、ユニットの口径を統一出来ています。
これによってサラウンド全体の量感が上がり、スケールアップしました。

また、サラウンドスピーカーの高さをフロントに揃えると、SE(効果音)の聴こえ方が(高低差がなくなり)自然になりました。

 注意が必要なのは、比較的大きなトールタイプのスピーカーと、極端に小さな口径のスピーカーを混在させますと、サブウーファーのクロスオーバー周波数が高く設定されますから、全体に腰高な軽い音調になることです。

180323-5.jpgうちで言うとT101がそうです。厚みが35mmしか無いため、いかんせん低音が出ず、クロスオーバー周波数の値はこの通り120Hz。

うちのサラウンド環境の中に混在させる小型スピーカーとしては、この辺りが限界値だと思います。

クロスオーバーが150、200Hzと上がって行くと、せっかくの大型スピーカーの低音が、食われる格好になってしまうのです。


 サブウーファーは2台です。

160515-4.jpgサブウーファー1台目のXQ60bはの密閉型の下向き30センチウーファーです。

その形状と重さで、持ち運びには閉口しますが、やはりウーファーの大きい方が有利に違いなく、十分な量感と表現力があります。位置は左フロントスピーカーの手前壁際です。
 
141228-3.jpgサブウーファーの2台目は、視聴位置の後ろに設置してあります。
旧バージョンのQ400bで、こちらは正面向きの25センチウーファーです。

正面向きウーファーの場合、その向きを変えると聴こえ方の雰囲気が変わります。

コンパクトサイズですが、非常にパワフルで映画向けのサブウーファーです。


 サブウーファーの2本使いについて。

 うちでは、そもそも形式自体が下向き、前向きと、違うわけです。しかも前後置きの変則使用です。

しかし最近のオートセットアップ、Audyssey Sub EQ HTでは問題ありません。
1個のサブウーファーになったように自然に鳴ります。


 サブウーファー2個使いのメリットは何か?

・量感が1個の場合とは全く違います。更に重い低音表現が聴けます。

・1個では、その置いた位置にどうしても引っ張られてしまうのですが、2個ではそれを感じません。

・前後2個置きでは、低音に包まれる感じが、前方2個置きと比べて明らかに違います。
出来るなら、試してみる価値はあります。


使用スピーカーの紹介は以上です。




ホームシアター御用達↓安心のKEF、Q750。



Q750 [B:サテンブラック] KEF [ケーイーエフ] ペアスピーカー


KEFのサブウーファーも、いつの間にか進化しているようです。


Kube8b [ブラック] KEF [ケーイーエフ] サブウーファー


 

posted by shu at 14:03 | Comment(0) | 使用機器紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月22日

使用機器更新。 2018-7

最新の所有機器をまとめておきます。

AVアンプ デノン AVC-X8500H
     +
 電源ケーブル ゾノトーン6NPS-3.5 Meister+オヤイデ029プラグ 自作品。

180722-3.jpgこれがAVアンプ通算で8台目、デノン製では4台目にして、モンスター級フラッグシップ・・当ブログの看板を掛け替える覚悟でステップアップしました。

前所有のAVR-X7200WAを購入から2年、本機の購入動機はイマーシブサウンドを極めるため。これに尽きます。

・「天井スピーカー6本」はドルビーアトモスと、ドルビーサラウンドのためにありますが、アトモスの6本を聴くと違いは明白です。

・天井6本の設置の利点は、前後のトップスピーカーを遠目に設置しても、ドルビーアトモスとAuro-3Dの併用に無理が無くなることです。

・天井6本配置でも、トップミドルスピーカーをやや前寄りに設置することは変わりません。

・新たに加わったサラウンドフォーマットAuro-3Dですが、これのアップミックスは映画でも使えます。
元のチャンネルベース音源に手を加え過ぎない感じが、好印象なのです。
Auro-3D再生時は11.2ch。前後のトップスピーカーは便宜上、ハイトスピーカーの扱いで設定します。

・元々、大音量派ではありませんが、無闇に音量を上げずとも、小音量時から十分に音が良いということを感じます。もっと大音量で。という気は、益々無くなりました。

・フロントスピーカーのプリアウトにPMA-2000REをつないで鳴らしてみたところ、AVR-X7200WAと組合せた時の美味しい感じ・・例えるなら、ぶ厚い低音の付加やパワー感と言った感じが現れず、ややソフトな鳴り方、あるいはスピード感が後退したという印象を受けたのでした。

こういう結果を受けて、今はPMA-2000REはつないでいません。2chピュアオーディオ用として使います。
つまり、AVC-X8500Hは内蔵の13chアンプのみで完結しています。その方が、その個性、性能をフルスイングできると考えています。

「モンスター級AVアンプ」の名は伊達じゃないです。


プロジェクター JVC DLA-X770R
      +
  電源ケーブル オヤイデ PA-23ZX
      +
  HDMIケーブル WIRE WORLD CHROMA 6
      +
 シアターハウス シアターキューブ ワイド100インチ


180722-1.jpg 本音では、30万円程度の中堅機の購入を想定するも、それがいつ現れるのか、先の見えない中で遭遇してしまったのがこれです。

初見は2月のAVC-X8500Hの試聴会で。そこで使用されていた本機の価格は展示品処分で49万円。
その時は、流石に凄い画質だなあと思っただけでした。

180722-2.jpgところが、5月のBenQのHT2550の視聴会に出向いた折に、各社最新のプロジェクターに刺激を受けました。

聞けばまだX770R現品が残っていた事と(これが売れるともう無くなる)更には初見時から10万円落ち。その価格は底値だろうということで、数日熟慮の末に「この機」を半ば強引に掴みに行きました。

180722-4.jpg結果、JVCのハイエンド機をエプソンTW8300の初期価格くらいで購入できたわけですが、費用の捻出のための相当な痛みを伴いました・・。

設置はクローゼット内のアングル棚を改造。
アングルを延長した部分に棚板を乗せてX770Rを置いてあります。

アングル棚本体と延長したアングル先端は木部にねじ止めで、本体の重量15.6kgに対応。ミドルクラス以上のAVアンプ並に重さがありますので。
これでレンズのセンターは床からおよそ1700mmとなっています。

 4K HDRソースへの対応はまだ先です。現行BDやWOWOWを見ても、これで十分と思っています。畏れ多くも定価90万の製品ですから。
画質調整項目も多岐に渡りますし、色々と触るのはこれから。今はほぼデフォルトで視聴中ですから先を急ぎません。

 スクリーンはコストパフォーマンス優先で「シアターハウス」の製品です。
スクリーン生地は2009年当時品なので、世代落ちになっていますが、4Kプロジェクターの使用にも問題無さそうです。

シアターキューブは電動リモコンタイプが標準です。
昇降音はかすかなモーターの作動音と、時折カタンカタンと鳴る音は気になるものではなく、まったくの静音と言って良いもの。(他社製品にはガラガラと音がするものがあるとのことで、本品からすれば信じがたいのです)


プリメインアンプ デノン PMA-2000RE
      +
 電源ケーブル ワイヤーワールド オーロラ5

160515-6.jpg以前所有の、デノンAVR-4311、AVR-X7200WAを11ch化するための外部パワーアンプとして、またピュアオーディオとの共存のために所有していました。

ピュアオーディオアンプとしての実力は、あえて書くまでも無いかと思います。
ボリュウムに対するリニアなパワー感。単純に音量を上げてもうるさくないと言うあれですね。
最初に印象的なのが、楽器の配置の奥行も表現されることでした。

現在はアンプセレクターで切り替えて、本来の役割であるピュア2ch再生用として使用しています。


ユニバーサル・BDプレーヤー Cambridge Audio Azur751BD
      +
  電源ケーブル フルテック Absoluto Power-18
      +
  HDMIケーブル WIRE WORLD STARLIGHT 6 

160515-7.jpgレコーダーで焼いたブルーレイディスクのタイトル表示は、文字化けして訳が解りません。
とうとうファームウェアのアップデートでの改善は無かったです。

メニュー表記は英文なので、専門用語を知らない初心者が理解するのはちょっと厳しいでしょう。

ところで、本機でマニア向けチェックディスクの「Super HiVi CAST」を再生すると、フリーズして使えません。これはもはや「仕様」のようです。

実は本機の隠し玉がCD再生です。

音調は、ややウォーム系ナチュラル。
同じユニバーサル機、パイオニアのBDP-LX88の派手な音調とは好対照ですが、他の単体CDプレーヤーとなんら聴き劣りがしませんから、隠れた名機と言えるでしょう。

HDMIケーブルは、当時の型落ち品のセールで入手したもので、普通は手を出さない(出せない)価格の製品です。
このクラスとなると流石に変わります。画質、音質共にですが、特に画質の精細感と色乗りは違って来ます。

 ※UHD BDプレーヤーですか・・現行のケンブリッジ・オーディオにもOPPOの穴埋め機種があるわけですが、プレーヤーの購入は個人的には時期尚早と考えます。まだまだソフトが現実的価格では無いです。


ブルーレイレコーダー パナソニック DMR-BZT815
      +
  電源ケーブル オーディオテクニカ AT-PC500/2.0
      +
  HDMIケーブル WIRE WORLD ULTRAVIOLET 6

160515-5.jpgBDレコーダーももはや普通の家電製品で、半年ごとにチェンジするような商品ですから何年もの?という感じですが、これはBZT-810にHDMIケーブルが付属しただけのモデルです。

画質や音質に物足りなくなったら、HDMIケーブルを変えてみることです。ウルトラバイオレット6も型落ちセール品でした。
家電量販店で買えるようなちょっと高めのクラス(1m3000円クラス)とは全く違って激変します。

 ※レコーダーは4Kチューナーが載ったら買い替えるとしましょう。
4K再生の対応はここからの予定です。年末以降ですかね。


電源タップ

160515-2.jpgAVR-X7200WA、PMA-2000RE、Azur751BD用(上)
フルテックe-TP60+フルテックFI-11シリーズ ロジウムメッキプラグの自作電源ケーブル。

LVP-HC7000用(下)
アメリカン電気非メッキタップ+フジクラダイア3.5sqケーブルの自作タップ。


オーディオラック

TAOC MSRシリーズ

棚板の構成が自由に選べるものです。
以前の木製の非開放型のラックから比較すると、音質は抜けが良くすっきりします。

このラックを配線等で向きを変えるには・・フットの裏に付属のフェルトを貼れば滑りますから、強引には可能です。

160515-10.jpgしかし、こういう道具を使えばもっと良いです。

家具を台車に乗せて移動させるための道具があります。
リフター(てこ)と台車には、かまぼこ板を噛ませます。



以上、使用機器の紹介でした。スピーカー編は別記事で。




CXUHD Cambridge Audio [ケンブリッジオーディオ] 4K UHD Blu-rayディスクプレーヤー





 

posted by shu at 18:44 | Comment(0) | 使用機器紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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